2020年12月21日

コロナ禍に対応したテイクアウトのモバイルオーダーサービスの提供を開始

セイコーソリューションズの「Linktoモバイルオーダー」とDNPマルチペイメントサービスが連動,事前注文から決済までをワンストップで実現

大日本印刷株式会社(以下DNP)は、クレジットカード等の決済に対応したクラウドサービス「DNPマルチペイメントサービス」*1と、セイコーソリューションズ株式会社(以下 セイコーソリューションズ)が運用する「Linkto(リンクト)モバイルオーダー」*2を連動させ、2021年1月に新たなモバイルオーダーサービスを開始します。

注文と決済を事前に行うことで、スムーズなテイクアウトやフードコートでの商品提供を実現し、店頭等での接触を極力控えて、感染症のリスクの低減などにつなげることができます。

【多様な決済手段に対応したモバイルオーダーサービスの背景と概要】

新型コロナウイルスの感染防止を契機に、新しい生活様式であるニューノーマルの構築が加速するなか、生活者が自分の情報端末から事前に商品を注文し、店舗でスムーズに商品を受け取ることができるモバイルオーダーサービスの需要が高まっています。

セイコーソリューションズの「Linktoモバイルオーダー」は、生活者が商品をWebサイトで注文して店舗で受け取る「BOPIS(Buy Online Pickup In Store)方式」サービスで、2017年の開始以来、テイクアウトに対応する飲食業界やフードコードを運営する商業施設で数多くの導入実績があります。リアルな飲食店や商業施設だけでなく、流通・小売やテーマパーク、イベントスペースやスタジアム等にも最適なサービスです。一方、「DNPマルチペイメントサービス」は、国際ブランドのクレジットやプリペイド、デビットなどの多様な決済手段を安全に運用でき、導入企業は契約先の決済会社と個別のシステム接続等の手間なくサービスを開始することができる決済サービスです。

今回、DNPマルチペイメントサービスとLinktoモバイルオーダーの連動によって、事前決済時の国際ブランド対応のクレジット・プリペイド・デビット決済利用を可能とし、生活者の利便性を向上させます。導入店舗は、生活者と店員双方の感染リスクを低減することが可能です。

両システムの連動イメージ

【当サービスの主な特長】

〇DNPが運用する高度な情報セキュリティ基盤を活用し、店舗以外の場所での事前注文から決済までの一連のサービスを安全にワンストップで実現して、店舗と生活者に大きな利便性を提供します。

〇Webブラウザで利用可能なサービスで、専用アプリ等のダウンロードが不要のため、生活者は手軽に事前注文から決済をすることが可能です。

〇オプションとして、プリンターやタブレット端末等の周辺機器の提供、各種プロモーション支援、BPO(Business Process Outsourcing)などの業務支援サービスを提供し、より店舗の実情に沿った形でサービス運営をサポートします。

注文情報の連携の流れ

【今後の展開】

DNPは、チェーン店をはじめとする飲食業界のほか、流通・小売業界やテーマパーク、イベントスペース、スタジアム等の幅広い業種・業態の事業者向けに当サービスを展開し、2024年度までに35億円の売上を目指します。継続的に、ニューノーマル時代に生活者が便利に、安心してお買いものができる環境を提供していきます。

*1 DNPマルチペイメントサービス : 多様化する各種決済手段に対応するクラウド型サービスで、加盟店(リアル・ネット)の決済インフラの共通化機能、各決済事業者に決済情報を中継するゲートウェイ機能を提供します。このゲートウェイを通過する決済情報は、カード会員情報の保護を目的としたクレジット業界のグローバルセキュリティ基準であるPCI DSSに準拠したDNPのデータセンターで管理され、安心・安全な環境下で運用されています。得られた決済データに基づく販促施策立案の支援も可能です。
DNPマルチペイメントサービスの詳細はこちら → https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1189652_1567.html
*2 Linktoモバイルオーダー : テイクアウトを行う店舗向けの「Linktoモバイルオーダー for テイクアウト」、フードコート向けの「Linktoモバイルオーダー for フードコート」、指定の座席から生活者自身が注文を行うセルフオーダーサービスの「ORDERbeEAT」の3つのサービスがあります.

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