生活者の真の姿を捉える「カスタマーフォーカスマーケティング」で生活者の価値観と企業のビッグデータを組み合わせたマーケティング支援サービスを開始

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、生活者の真の姿を捉えて企業のマーケティング活動を支援する「カスタマーフォーカスマーケティング」に取り組んでいます。今回、DNPが構築した価値観データベースと、企業の顧客情報などのビッグデータを組み合わせて、生活者個々の価値観である「生活者DNA」と、自社の商品がどんな価値観を持つ生活者に購入されているかを把握し、商品の持つ価値観とした「商品DNA」を判別する機能を追加しました。この機能を活用した新しいマーケティングサービスを2月12日に開始します。

これにより、生活者一人ひとりの感性にあった企業のマーケティング活動を支援するとともに、生活者目線での商品戦略が可能となります。

【新サービス開始の背景】

DNPは、ターゲットとなる典型的な顧客像を明確にし、その行動パターンを理解する「ペルソナマーケティング」や脳波の動きから潜在心理や嗜好を分析する「ニューロマーケティング」などの手法開発を進めています。また「ペルソナマーケティング」や「ニューロマーケティング」と、企業が保有する属性情報や購買履歴などの膨大な顧客情報(ビッグデータ)を組み合わせ、生活者の実像を捉える「カスタマーフォーカスマーケティング」を展開しています。

一方、近年、生活者の価値観やライフスタイルなどは多様化しており、製品やサービスを利用する生活者の消費行動だけでなく、生活者の購買行動から得られる多くのビッグデータを有効活用して、生活者の価値観や嗜好を把握した製品サービスの開発に取り組む企業も増えています。

今回DNPは、15,000人の生活者に実施した購買行動やメディアとの接触、ライフスタイルなど約1,200の質問に対する回答結果から、生活者の価値観を独自に分類した「価値観データベース」と、企業の顧客情報を連動させ、迅速に生活者の価値観と自社の商品が持つ価値を分析するサービスを開始します。

【新サービスの概要】

http://www.dnp.co.jp/cio/solution/detail/10095604_5309.html

このサービスは、購買行動時の生活者の価値観を分析し、生活者のニーズに適応した商品・サービスの開発を支援し、個々の感性に合った施策などに活用して、効果的なプロモーションを行います。DNPが独自に構築した「価値観クラスター」を利用して、企業の顧客(生活者)の価値観を判別する「生活者DNA」と、自社の商品がどんな価値観を持つ生活者に購入されるかを把握し、商品の持つ価値を判別する「商品DNA」の情報を企業へ提供することによって、マーケティングのスピードと精度を高めます。

価値観クラスター

DNPが独自構築した「価値観クラスター」を、生活者一人ひとりが持つ「普遍的な消費価値観」と、商品の比較検討時に重視する「購買比較時の意識」という、2つの視点に絞り込んで、生活者の価値観を判別します。独自のロジックと過去の購買行動などから生活者の価値観を判別し、30種類(6×5)のクラスターに分類しています。

○「普遍的な消費価値観」の6クラスター

「他者評価依存」「ハイクラス志向」「出世貧欲」「真面目実直」「人生謳歌」「充足感希薄」

○「購買比較時の意識」の5クラスター

「お墨付重視」「自己決定型」「口コミ重視」「流行追随」「低価格志向」

生活者DNA

「生活者DNA」は、DNPの価値観データベースと企業の持つ購買履歴などの顧客情報とを掛け合わせることで、生活者を30の価値観クラスターに分類して、個々の価値観を推測するものです。企業は生活者の価値観に合わせた効果的なマーケティングを実施します。例えば、生活者DNAを把握することで、ターゲットとなる生活者の価値観に合わせた新商品開発が可能となります。また、生活者の価値観を判別し、企業が提供しているサイトで価値観タイプ別にマイページの提供やメールマガジンの配信を行うなどメディアの最適化や、エリアマーケティングへの活用を促します。

商品DNA

「商品DNA」は、自社の商品がどんな価値観の生活者に購入されているかを知ることで、商品が持つ価値を把握するもので、これによって生活者目線での販売戦略が可能となり、商品の持つ強みを生かした販促施策への活用、商品の売上予測も可能となります。

【参考価格(税抜き)】

<会員10万人の場合>

初年度導入費用

150万円~(初回+年間3回のデータ更新を含む)

次年度更新費用

年契約75万円~(データ更新3回)、単発でのデータ更新は1回50万円~

※会員数やデータの内容に応じて初年度導入費用と次年度更新費用は変動しますので別途お見積りします。

【今後の展開】

今後DNPは、社会状況やトレンドによって変化する生活者の価値観や嗜好に合わせ、「生活者DNA」「商品DNA」を更新すると共に、生活者の多様な情報や商品の販売データを蓄積して、高精度なマーケティングサービスを提供していきます。また個人情報を含まない「生活者DNA」「商品DNA」データの蓄積や、システムのプラットフォーム化などを行い、DNPが保有するデータとさまざまな企業が持つデータとの連携を可能にしていきます。

DNPは本サービスを、自社で保有する生活者情報をマーケティング活動や商品開発などに活用する企業に提供し、3年間で50億円の売上を目指します。

 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。