2014年3月31日

DNPアートコミュニケーションズ
国立美術館4館の所蔵作品画像データ貸出サービスを開始

大日本印刷株式会社(DNP)の100%子会社で、美術関連のコンテンツビジネスを行う株式会社DNPアートコミュニケーションズは、独立行政法人国立美術館(所在地:東京)が運営する美術館の所蔵作品画像データ貸出サービスを4月1日に開始します。

独立行政法人国立美術館は、我が国における芸術文化の創造と発展、国民の美的感性の育成を使命とする、美術振興の中心拠点です。東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館の5つの美術館を設置し、それぞれの館の特色にあわせた、個性豊かで多彩な活動を展開しています。

今回の画像貸出サービスの対象となるのは、下記4館の所蔵作品です。

東京国立近代美術館(東京都千代田区)
 
※本館、工芸館、フィルムセンターの3つの施設のうち、本サービスでは、本館と工芸館の作品画像を扱います。
京都国立近代美術館(京都府京都市)
国立西洋美術館(東京都台東区)
国立国際美術館(大阪府大阪市)
 

【サービス開始の背景】

DNPアートコミュニケーションズは、国内外の美術館が所蔵する作品の画像データの貸出や権利処理、コンサルティングなどの業務を行っています。これまでに、イギリスの大英博物館やテート美術館、フランスのルーヴル美術館やオルセー美術館、アメリカのボストン美術館やフィラデルフィア美術館、ドイツのベルリン美術館、オーストリアのウィーン美術史美術館、日本の東京国立博物館、東京都江戸東京博物館、徳川美術館、静嘉堂文庫美術館など、国内外の有力な美術館の所蔵する数多くの作品の画像データを取り扱ってきました。

今回、独立行政法人国立美術館との契約締結により、同法人が運営する4つの美術館の所蔵品画像を加えることで、データ貸出サービスの一層の充実を図ります。

【サービスの内容】

  • 国立美術館が所蔵する代表的な作品、約1,000点の高精細なデジタル画像データを貸し出します。貸し出し画像数は、利用者の要望に基づいて随時増やしていきます。
  • 利用者は、DNPアートコミュニケーションズのウェブサイト「Image Archives(イメージアーカイブ)」で、使用したい作品の画像貸し出しの申し込みができます。受け取りは、サイトからのダウンロードか、CD-Rでの送付を選択できます。
  • 作品は、作品名・作者・年代・キーワード(人物、季節等)の項目で検索できます。
  • 画像データは、出版物(書籍、雑誌、教科書、教材等)、TV番組・ビデオ・DVDなどの映像、デジタル商品(電子書籍等)のほか、広告や商品などに利用できます。
  • 画像利用料は、利用する用途および数量やサイズによって異なります。ウェブサイト「ImageArchives」の「DNPイメージアーカイブ画像貸出利用料金表」をご覧ください。
*Image ArchivesのURL : http://search.dnparchives.com/

【今後の展開】

DNPアートコミュニケーションズは、利用者の要望に応じて取り扱い作品数を増やしていくとともに、国内外の美術館や博物館の提携先を拡げ、美術と歴史の専門フォトライブラリーとしてコンテンツを充実させていきます。また、利用者の利便性を向上するため、美術作品に関わる権利処理業務やコンサルティング業務を拡充していきます。

 
株式会社DNPアートコミュニケーションズ   : 本社:東京 社長:伊藤豊 資本金:3億円
大日本印刷株式会社  : 本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円
 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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