2014年6月23日

台湾国内で、デジタルサイネージを活用した広告事業を開始

台湾のインストアメディア最大手のC2と業務提携し、日本企業の店頭プロモーションを支援

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、インストアメディア(POPやポスターなどの店舗内広告宣伝物)を利用した広告事業で台湾最大手のC2(偉嘉數位媒體股●有限公司 本社:台湾)と業務提携し、6月23日に台湾に進出している日本企業などを対象に広告配信事業を開始します。C2は、台湾の36箇所の百貨店や映画館などのロケーションに設置した280面のデジタルサイネージ向けに情報配信サービス「it’snot just TV」を展開しており、今回このデジタルサイネージのネットワークを活用して、広告を展開します。(●は、人べんに分)

【サービス開始の背景】

近年、日本を訪れる台湾からの旅行者が大幅に増加しており、同時に台湾へ進出する日本企業も増えるなど、両国の交流はさらに活発になると予想されています。親日派の多い台湾では日本の企業や製品ブランドに対する人気も高く、今後ますます台湾への日本企業の進出が期待され、また日本企業による台湾での広告活動の活発化が予想されています。

そのなかでDNPは、台湾のインストアメディア事業最大手のC2と業務提携し、C2が運営する「it’snot just TV」を広告メディアとして、日本企業の広告配信を中心とする台湾でのプロモーション支援サービスを開始します。

【「it’s not just TV」について】

「it’s not just TV」は、新光三越や統一阪急百貨店、台北101など、台湾国内の主要な百貨店に設置したデジタルサイネージに多様なコンテンツを配信しています。現在は36箇所の百貨店と映画館などに47~65インチの縦型ディスプレーを280面設置しており、多数のデジタルサイネージを使い、来店者が高揚感を抱くような楽しさを演出するハイレベルなコンテンツや広告を配信して、企業や商品のブランド価値を高めています。

【広告配信費用について】

放映期間1ヶ月、放映秒数30秒、1時間の放映回数4回の場合、3,650,000円(税別)。

放映秒数15秒の場合は1,830,000円(税別)。

※価格は平成23年6月23日現在のもので、為替によって変更することがあります。

【今後の展開】

DNPは、台湾へ進出する日本企業へ向けて当サービスを販売し、2016年度までに2億円の売上を目指します。また、台湾と日本の地方都市への直行便が増加する中、台湾の百貨店で開催される日本の物産展などのイベントと連動することで、製菓や酒造メーカー、観光客を招致する自治体や台湾進出企業などのプロモーションを支援します。

DNPは、今回の台湾でのビジネスモデルを応用、発展させ、海外企業との連携を推進して、グローバルなデジタルサイネージ事業の展開を図っていきます。

 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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