2016年5月30日
プリント速度が最大20%アップした昇華型フォトプリンターをワールドワイドで発売 ― エントリーモデルの6インチ用「DS-RX1HS」で高速&高画質を実現 ―
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、ワールドワイドで販売している6インチ用昇華型プリンターのエントリーモデル「DS-RX1」のプリント速度を最大20%アップ*した海外モデルの新製品「DS-RX1HS」を2016年初夏にアメリカ・アジア地域から順次発売します。また、「DS-RX1HS」で使用するメディア(消耗品)「RX1HSMEDIA SET」も同時に発売します。
*プリントスピードは、プリントサイズ・プリントモードによって異なります。
【開発の背景】
近年、生活者の写真プリントの利用シーンは広がりを見せており、アジア地域では証明写真の需要が、北米ではスーパーマーケットやドラッグストアでのプリントの需要が拡大しています。DNPが2011年に発売した「DS-RX1」は、これらのニーズに合致し、手軽に導入できる昇華型フォトプリンターとして、アジア、北米、ヨーロッパを中心に多くの国々で広く利用されています。
今回DNPは、エントリーモデルながら高画質な写真プリントが可能な「DS-RX1」のプリント速度を向上させた、新製品「DS-RX1HS」をワールドワイドで販売開始します。
【製品の特長】
●「DS-RX1HS」プリンター
・従来品「DS-RX1」と比べて、写真プリントの速度を最大20%アップさせました。PCサイズ*2プリントで1時間あたり約290枚のプリントが可能となります。
・当社の高速・高画質・省エネタイプの昇華型フォトプリンター「DP-DS620」と比べ、エントリーモデルとしてプリンター、メディア(消耗品)とも、低価格に設定しました。
・1本のPCサイズメディアで700枚のプリントが可能です。
*2 PCサイズ:ポストカードサイズ、101×152mm、4×6インチ
●「RX1HS MEDIA SET」メディア(消耗品であるインクリボンと受像紙)
・「DS-RX1HS」に加え、従来品「DS-RX1」でも利用できます。
・プリント速度の向上に対応しながらも、従来のメディアと同様に高品質な画質を実現。
【製品の仕様】
製品名 | DS-RX1HS |
プリント方式 | 昇華型熱転写方式 |
プリント解像度 | 300×300dpi(高速モード) 300×600dpi(高画質モード) |
プリントサイズ | Lサイズ (89×127mm) 2Lサイズ (127×178mm) PCサイズ (101×152mm) 2PCサイズ (152×203mm) 2×6インチサイズ (51×152mm) |
プリントスピード(高速モード・光沢仕上げ) | PCサイズ 12.4秒 |
仕上げ | 光沢/マット |
バッファメモリ | 64MB |
電源 | AC100V~240V、50/60Hz |
インターフェース | USB2.0、タイプB |
外形寸法 | (幅)322×(奥行)351×(高さ)281mm |
重量 | 約14Kg |
その他 | iSerial対応 |
【価格】
価格はオープン価格です。
【販売地域】
アメリカ・アジア地域で、2016年初夏に発売。
※その他の地域は順次販売を開始します。
※「DS-RX1HS」プリンターは「DS-RX1」の上位後継機種となるため、「DS-RX1」は順次製造を中止し、「DS-RX1HS」に移行していく予定です。
【今後の展開予定】
初年度に20,000台の販売を目指します。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更する場合もありますので、あらかじめご了承下さい。
※DNPは、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「住まいとモビリティ」「環境とエネルギー」を成長領域と位置づけ、新しい価値の創出に取り組んでいます。そのなかで、1980年代に開発した写真プリント用の昇華型熱転写記録材の製造・販売などをグローバルに展開するほか、さまざまな画像コンテンツを活用したサービスを推進するなど、画像を通じたコミュニケーションの活性化を図る「イメージングコミュニケーション事業」に注力しています。
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