2017年4月12日

大日本印刷とスカイコム 申請書・申込書のペーパーレス化で協業

手書き入力できるPDFフォームの活用で簡単に入力!開発コストも二分の一以下に

大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、社長:北島 義俊、以下:DNP)と株式会社スカイコム(本社:東京都台東区、代表取締役社長:川橋 郁夫、以下:スカイコム)は協業し、タブレット端末に表示したPDFの帳票データ上に必要な情報を手書き入力して各種の申請手続きを行えるサービスを、4月に開始します。

             

【サービス協業の背景】

既存ビジネスのデジタル化を推進させるデジタルトランスフォーメーションの一環で、企業は申請帳票や書類などの電子化によるペーパーレスを進めていますが、多種多様な手続きをシステム化する開発費、運用費が膨大になることが導入の課題となっています。このペーパーレスの市場規模は約1,000億円以上と言われ、今後も生命保険や銀行などの金融機関をはじめ、さまざまな業界で申請書や申込書等の電子化の進展が見込まれています。
今回、タブレット端末上でPDFデータに手書きで各種情報を入力できるスカイコムの電子サインソリューション「SkyPDF」と、DNPの帳票設計・開発ノウハウ、商品案内コンテンツ制作、セキュアなデータ運用サービスで連携を強化し、導入・運用コストを抑えながら高品質な電子データによる多種多様な申請手続きが行えるサービスを提供します。

【本サービスの特長】

・ タブレット端末に表示された帳票に生活者は手書きで必要事項を記入できます。記入された情報はテキストデータへの変換や、手書きをそのままPDFデータ化することも可能です。
・ 記入漏れを防ぐチェック機能をつけることができ、確認作業の業務負荷を軽減できます。
・ 記入情報は、ISOに準拠した仕様のPDFファイルで保管できるため、長期保管に優れています。
また、電子署名を付与することでセキュアにPDFファイルを保管することができます。
・ 利用する生活者は、紙の帳票と同様の画面から簡単な操作でストレス無く入力ができます。
・ 高い情報セキュリティの機能を有し、多くの金融機関が利用しているDNPのデータセンターにて、安全・確実に申請書類データの配信や管理を行います。
・ 本サービスを利用することで、従来のWebページによる申請・申し込みフォームの制作費に比べ、コストを約二分の一以下に抑えることができ、開発期間も大幅に短縮できます。                        

【今後の取り組み】

DNPとスカイコムは、本サービスを金融機関や流通業界などに提供し、2018年に約10億円の売上を目指します。


※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。


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