2015年3月27日

◆◇◆DNPからのお知らせ◆◇◆ 「ダイバーシティ経営企業100選」に選出

女性社員の生活者視点を活かした製品開発などの成果を生んだ施策が評価

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、経済産業省が主催する2014年度「ダイバーシティ経営企業100選」に選出されました。同賞は、「ダイバーシティ経営」に優れている企業を表彰する制度で、今回、DNPの女性活躍支援策や、時間資源を有効活用して仕事の付加価値を高める「働き方の変革」などの取り組みが評価されました。

3月18日、東京都内のイイノホールで表彰式が行われました。

【「ダイバーシティ経営企業100選」の概要】

「ダイバーシティ経営企業100選」は、多様な人材を活かし、その能力を最大限に発揮できる機会を提供することでイノベーションを生み出し、価値創造につなげている「ダイバーシティ経営」に優れている企業を表彰する制度です。2012年度に開始し、最終年度となる2014年度までに、累計で約100社が表彰されました。広く経営者層にダイバーシティ経営の意識を浸透させるために、表彰企業の取り組みは「ベストプラクティス」として公開されています。

【DNPグループの「ダイバーシティ経営」の取り組み】

DNPグループは、企業のニーズに応じて「早く」「正確に」生産する“受注型”から、企業や生活者の課題解決策を能動的に提案する“ソリューション型”へ、ビジネスモデルの転換を進めています。この“ソリューション型”ビジネスモデルを推進するためには、女性の生活者視点や豊かな感性が不可欠であり、女性社員の活躍支援がますます重要になっています。DNPは、2000年代初めから女性社員の離職を防ぐために、女性活躍支援の研修や制度の充実を図り、その結果、男性よりも高かった女性の離職率が、2008年には男性と同程度となりました。2010年以降は、女性がさらに活躍できる環境づくりを目指して、仕事と育児の両立支援セミナーを開催し、夫婦での参加を呼びかけているほか、短時間勤務制度利用者のキャリア構築を支援する研修や評価制度の充実に取り組んでいます。また2013年より、それまで実施していた労働時間削減の取り組みを一歩進めて、時間資源の有効活用により仕事の付加価値を高める「働き方の変革」活動を推進するなど、さまざまな取り組みを複合的に組み合わせて、「ダイバーシティ経営」に取り組んでいます。その成果として、女性技術者のアイデアを生かした調理・飲食しやすい食品パッケージの開発や、環境に配慮した素材を活用したパッケージの製品化などの事例が、「ダイバーシティ経営企業100選」の「ベストプラクティス」で紹介されています。

DNPは、例えば以下のような具体的施策を行っています。

1. 「働き方の変革」活動の推進

ワークライフバランスや業務効率を阻害する課題に対して、社員一人ひとりが自発的に改善に取り組み、創出した時間資源を活用して自らの感性を高め、仕事の付加価値を高めていく取り組みを行っています。

2. 女性社員活躍支援ミーティング

女性社員とその上司が参加するキックオフミーティングと、女性社員自身がこれからのキャリア形成を考えるネットワークミーティングの2部構成で実施しています。女性社員の能力が最大限に発揮される職場および風土を醸成することを目的としています。

3. メンター制度

若手女性社員が抱える仕事上の悩みや課題について、先輩女性社員がメンターとして、その経験や知識を活かして必要な情報提供やアドバイスを行い、若手女性社員が自ら問題解決できるようにサポートする活動です。この活動は、メンターを女性リーダーとして育成する狙いもあります。

4. 短時間勤務者セミナー

短時間勤務制度利用者とその上司に対して、それぞれセミナーを実施しています。制度利用者には、制度を利用しながらキャリアを継続するための考え方を提示し、上司には、部下への業務配分と育成の方向性についての考え方を提示しています。

5. 仕事と育児の両立支援セミナー「カンガルーの会」

妊娠中~育児中の社員とそのパートナーを対象に、仕事と育児の両立を支援するセミナーです。夫婦での参加を推奨しており、パートナーがDNP社員でなくても参加できます。

 

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