2014年6月20日

大日本印刷とマイクロアドデジタルサイネージがデジタルサイネージ技術を駆使した広告配信ネットワーク「アドネットワークサービス」において業務提携

大日本印刷株式会社
株式会社マイクロアドデジタルサイネージ

大日本印刷株式会社(以下:DNP)と株式会社マイクロアドデジタルサイネージ(以下:MADS)は、デジタルサイネージソリューション事業において業務提携し、デジタルサイネージの設置場所や時間帯に応じた広告配信サービスを行うアドネットワーク事業を開始します。提携の第一弾として、DNPと株式会社TBSテレビ(以下:TBS)が共同運用し、全国63大学110面のデジタルサイネージで展開する大学生向け情報提供サービス「キャンパスTV」において、両社のシステムを連携させた広告配信サービスを6月に開始します。

【業務提携による今回のサービスの概要】

現在DNPは、DNPが開発したデジタルサイネージ配信システム「SmartSignage®(スマートサイネージ)」を利用して、ニュースや天気予報などの情報をキャンパスTVに配信しています。今回、SmartSignageとMADSの広告配信一元管理サービス「MONOLITHS(モノリス)」を連携させ、デジタルサイネージの設置場所や時間帯に応じた広告出稿や、広告をパッケージにした情報配信サービスを可能としました。本サービスにより、デジタルサイネージのロケーションオーナー(設置場所提供者)は、新たな広告収益源の確保が見込めます。また広告主は、ターゲットやニーズに合わせた広告配信を効率的に行うことができます。

○「SmartSignage」について

DNPが開発したデジタルサイネージコンテンツ作製・配信・表示システムで、顧客企業の状況に合わせたスムーズな配信運用が可能なASPサービスです。タイムリーで効果的な情報発信を支援します。

○「MONOLITHS」について

MONOLITHSは、広告枠の購入から配信までの一連の作業を統合的に管理するサービスです。広告主は要望条件(ロケーション、時間帯、予算など)を設定すると、対象となるデジタルサイネージの広告枠が瞬時にリストアップされ、ネットワーク経由での広告枠の買付けと配信ができます。

○「キャンパスTV」について

TBSとDNPが共同で実施する、デジタルサイネージを活用した大学生向け情報提供サービスです。TBSがデジタルサイネージ用のコンテンツを制作し、DNPが大学内に設置されたデジタルサイネージ端末のシステム運用や配信管理、設置機器管理を行っています。

【今後の取り組み】

今後両社は、キャンパスTV以外のデジタルサイネージに、SmartSignageとMONOLITHSを連携させたサービスを拡販していくとともに、さまざまな企業との連携を強化し、流通や交通系のほか、バスなどの移動体へのデジタルサイネージの普及に努め、ロケーションオーナーと協力してデジタルサイネージの媒体開発を支援していきます。さらに、海外も視野に入れたデジタルサイネージでの広告事業を積極的に展開し、2016年度までに1,000面のデジタルサイネージと4億円の売上を目指します。

 
※  SmartSignageは大日本印刷株式会社の登録商標です。
※ 記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
 

大日本印刷株式会社

本社:東京

社長:北島義俊

資本金:1,144億円

株式会社マイクロアドデジタルサイネージ

本社:東京

社長:穴原誠一郎

資本金:67百万円

株式会社TBSテレビ

本社:東京

社長:石原俊爾

資本金:3億円

 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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