JA全農青果センターとDNPメディアクリエイト 青果物パッケージを媒体とする広告サービス『フレッシュアド』を開始

JA全農の子会社で青果物およびその加工品の仕入、販売、それに付帯する事業を行うJA全農青果センター株式会社と、大日本印刷株式会社（以下:DNP）の100％子会社で商業印刷物などの企画・制作を行う株式会社DNPメディアクリエイト（以下:DMC）は共同で、スーパーなどで販売される青果物のパッケージを媒体として、他の商品の広告や商品を使ったレシピの掲載、試供品の添付などを行う新しい広告サービス『フレッシュアド®』の本格運用を開始します。

【サービス開始の背景】

スーパーの青果売場の多くは、店舗の入口近くに設けられ、来店者のほとんどが立ち寄ります。旬の野菜を目にした来店者が献立を考えはじめる場所でもあり、青果物を使ったレシピを提示することで、麺や調味料などの関連商品の販売にもつなげるクロスマーチャンダイジング（クロスMD）の役割が期待されます。こうしたことから、JA全農青果センターとDMCは、JA全農青果センターの青果物供給のネットワークと、DMCのプロモーションノウハウを組み合わせ、青果物のパッケージを媒体とする広告サービス『フレッシュアド®』について、2013年7月から、一部の商品・店舗でトライアル運用を行ってきました。今回、当サービスの高い効果が認められたことから、2015年3月に本格運用を開始することとしました。

*　クロスMD：　異なる商品を組み合わせて同じ売り場で販売を促進する手法

【『フレッシュアド®』の概要】

青果物のパッケージに、その食材を用いたレシピとともに、調味料や調理用品などの広告を掲載します。試供品の提供も可能です。またDMCは、その広告と連動した店頭プロモーション企画や、POP（店頭広告）の制作・設置、試食・実演販売、効果分析、雑誌のレシピや記事との連動企画などを提供し、青果物を軸とするクロスMDをトータルに支援します。

【『フレッシュアド®』の特長】

1. 青果物と関連商品のクロスMDを実現

生活者の献立づくりをサポートし、青果物と関連商品の組み合わせ販売を促進します。メーカーにとっては自社商品と生活者との接点拡大や認知度向上が、店舗にとっては青果売場の活性化が期待できます。

2. JA全農青果センターの青果物供給力を活用

JA全農青果センターが扱う多くの種類の国産青果物を広告媒体として選択できます。納入先は、全国主要なスーパーや量販店です。メーカーがこれまで取引のなかった地域の店舗についても、JA全農青果センターが扱う地産品とのタイアップなどを行うことによって、地域に密着した企画提案ができます。

3. DMCのトータルなプロモーション支援

DMCが各種商業印刷物の企画・制作を通じて培ったノウハウを活かし、青果物パッケージの広告と連動した店頭の販売台やPOPの設置、試食・実演販売、スマートフォンやタブレット端末を活用したクロスメディア展開など、複合的なプロモ－ション支援を行います。雑誌とのタイアップ企画も可能です。また、JA全農青果センターの出荷データやスーパーの販売データをもとに広告効果の検証・分析を行い、広告主に報告することで、より効果的な次の企画につなげていきます。

【応用例】

【価格】

価格は個別に見積もります。

広告料（シール印刷・貼り付け作業を含む）および試供品の添付作業の概算価格は、それぞれ単価数十円です。販売台やPOPの設置、試食・実演販売、スマートフォンやタブレット端末を活用したクロスメディア展開、雑誌とのタイアップ企画、効果分析などについては別途費用がかかります。

【今後の取り組み】

今後DMCは、JAグループが持つ青果物以外の食材（米、畜産、乳製品など）へ『フレッシュアド®』を展開し、DNPとともに、多様な食材を組み合わせたクロスMDの広告サービスを広く展開していきます。

DMCは、『フレッシュアド®』に関連して、2015年度までの累計で3億円の売上を目指します。

JA全農（全国農業組合連合会）    本所:東京   代表理事理事長:成清一臣 出資金:1,152億9,130万円

JA全農青果センター株式会社  本社:埼玉   社長:古越三千男     資本金:29億円4,000万円

大日本印刷株式会社      本社:東京   社長:北島義俊       資本金:1,144億円

株式会社DNPメディアクリエイト   本社:東京   社長:浅羽信行       資本金:1億円（DNP100%）

※ フレッシュアドはDMCの商標です

※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。