2015年7月13日

産婦人科医療施設向けの電子コンテンツ配信サービスを8月にスタート

ホスピタルネットのタブレット端末で電子雑誌や電子書籍が閲覧可能に

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、産婦人科医療施設で、妊産婦向けに選別した電子雑誌や電子書籍などを閲覧することができる「DNPエリア限定電子コンテンツ配信サービスチェックインマガジン®」を2015年8月から開始します。当サービスは、株式会社ホスピタルネット(本社:東京 社長:武田利信 資本金:5億円)が、産婦人科向けに提供しているタブレット端末レンタルサービス「HosPad®マタニティ」と連携しています。

【産婦人科医療施設向けの電子コンテンツ配信サービス開始の背景】

チェックインマガジンは、特定のエリアにマッチした電子雑誌や電子書籍を、専用アプリをダウンロード(無料)したスマートフォンやタブレット端末で閲覧できるもので、待ち時間の有効活用施策や顧客満足度向上のために銀行のロビーなどに導入されています。

DNPとホスピタルネットは、2014年12月~2015年5月まで、HosPadマタニティを導入している5カ所の産婦人科医療施設にて、入院中の妊産婦に対して当サービスを提供する実証実験を行いました(アンケートも実施)。その結果、妊産婦向けに選別した出産・育児系雑誌の特集記事のダウンロード率が高く、記事単位(マイクロコンテンツ)で読みたいというニーズがあることや、当サービスそのものの利用率が高いことが確認できたため、本格的にHosPadマタニティと連携したサービス提供を開始することにしました。

【概要と特長】

今回、ホスピタルネットのHosPadマタニティのタブレット端末に、当サービスのアプリをインストールして産婦人科医療施設に提供します。閲覧できる電子コンテンツとして、主婦向けに豊富なコンテンツを保有する株式会社主婦の友社の人気育児雑誌やムック、漫画、実用書籍、子ども向け絵本など24タイトルをラインアップしており、産婦人科医療施設を利用する生活者は無料で読むことができます。ページ数が多い雑誌やムックについては、興味がある記事(マイクロコンテンツ)だけを選んで読めるため、ダウンロード時間が短く、ストレスなく電子雑誌や電子書籍を楽しめます。なお当サービスの利用料は、オープン価格となります。

   

(左)HosPadマタニティにチェックインマガジンアプリを搭載
(中央)アプリのアイコン
(右)産婦人科医療施設での利用シーン

 

(左)チェックインマガジンのトップページ
(右)記事単位(マイクロコンテンツ)で閲覧可能

【今後の展開】

ホスピタルネットが、当サービスのアプリを搭載したタブレット端末を全国の産婦人科医療施設に販売するとともに、すでにHosPadマタニティを導入している施設にはオプションメニューとして提供します。2018年度中に、300施設への導入を目指します。

そのほかにも、人間ドック健診施設・歯科・皮膚科などの産婦人科以外の待合室向けには、年齢、性別を問わず人気の電子雑誌がラインアップされたチェックインマガジンを、ホスピタルネットの医療施設向けタブレット端末レンタルサービス「HosPad®」に搭載していく計画です。

DNPはいま、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「環境とエネルギー」「暮らしとモビリティ」を成長領域と位置づけ、「未来のあたりまえ」となる製品やサービス、仕組みを創り出す取り組みを推進しており、チェックインマガジンもこの一環と位置づけています。特定の属性をもった生活者や施設などに合わせて、当サービスのコンテンツパッケージのラインアップを拡充するほか、広告配信も含めたビジネスモデルも検討していきます。

 

なお、7月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2015」のホスピタルネットブースで、当サービスを紹介します。

 

 

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