2017年11月28日

DNPミュージアムラボ「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」で公開された2番組がルミエール・ジャパン・アワード(UHD部門、VR部門)の特別賞を受賞

大日本印刷株式会社(DNP)は、先進映像協会が優れた先進映像コンテンツを表彰する「ルミエール・ジャパン・アワード※1」の2017年度のUHD部門とVR部門の2部門で、特別賞を受賞しました。
両部門の受賞作品は、DNPミュージアムラボ「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」※2において、展覧会を構成するコンテンツとして公開されたものです。 

授賞式の様子

【受賞作品について】

DNPは、デジタルアーカイブの取り組みとしてフランス国立図書館(以下:BnF)が保有する55個の貴重な地球儀・天球儀の3Dデジタル化および、その普及を共同で推進しています。DNPミュージアムラボ「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」(http://museumlab.jp/bnf/)は、その取り組みの一環として開催した展覧会です。今回、受賞した2つの作品は、3Dデジタル化した地球儀・天球儀の高精細画像を使用し、その展示会向けに制作した映像コンテンツです。
この度、高精細なデータ品質とメディアの特性を活かし、内容と調和した番組に仕立てた点が評価され、受賞に至りました。


●UHD部門
「地球儀に見る日本 : 西洋の地図に描かれた伝説の島 ~体感する地球儀・天球儀展~」
デジタル化された地球儀や地図の情報を編集し、日本が世界にどのように認識されていたか、その変遷をBnF所蔵の地球儀や西洋の地図から構成して辿っていく4Kの映像番組です。展覧会では180インチスクリーンのシアターで上映しました。
●VR部門 「天球儀の中へ~体感する地球儀・天球儀展~」
天球儀の表面だけでなく、その球体の内部までも360度のVRで見ることができる映像番組です。古代の天体への認識から生まれた天体模型の一種である天球儀を仮想体験できます。展覧会では、来場者がヘッドマウントディスプレーを装着して鑑賞しました。

 
Dデジタル化の様子©David-Paul Carr / BnF

 

「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」より展示室(写真左)、VRを使用した鑑賞システム(写真右)

※1 先進映像協会(http://advancedimagingsociety.jp/)による良質なコンテンツの拡大と品質向上を目的とした表彰活動。2011年より、年に一回、国内で制作・公開された優れた先進映像コンテンツが対象。
※2 DNPのデジタルアーカイブの取り組みとして、フランス国立図書館が所蔵する貴重な地球儀、天球儀コレクションを高精細3Dデジタル化。その成果に触れていただく機会のひとつとして開催した展覧会。(http://museumlab.jp/bnf/

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