2014年4月17日

第2・3回 DNP市民セミナー 「市谷の森」を開催

DNPは、1月18日(土)と4月5日(土)に、東京・市谷にある「コミュニケーションプラザ ドットDNP」で、第2・3回DNP市民セミナー「市谷の森」を開催しました。

このセミナーは、本社所在地である市谷地区の再開発における大規模緑化としてDNPが進める「市谷の森」計画*1について、地域や社員とのコミュニケーションを深める場として企画したものです。

1月18日に開催した第2回セミナーには、地域の方、社員を含め80名が参加しました。DNPと法政大学が協働で活動している「外濠市民塾」*2から神谷博先生を講師にお招きし、江戸の水循環と外濠再生、外濠と市谷の森の関係についてお話をいただきました。参加者からは、外濠の水源として「市谷の森」が機能することに、期待が寄せられました。

4月5日に開催した第3回セミナーは、「市谷周辺の緑と生きものたち」をテーマに、2人の講師をお招きし、1月セミナーと同様に83名が参加しました。

一人目の講師である新宿区みどり公園課の三橋淳一氏からは、区の緑被率の現状と目標、新宿の生きものについてのお話をしていただきました。
また、二人目の講師である株式会社地域環境計画の宮畑貴之氏からは、昨年DNPと共同で実施した市谷地区周辺の植生・生き物調査結果*3についての報告があり、再開発地域周辺で確認された植物、鳥類、昆虫について、詳細な説明をしていただきました。
参加者からは、「市谷の森」ができることで新宿区の緑被率が大きく向上し、周辺緑地から多くの鳥類や昆虫が移りすむことに期待が集まりました。

今後も、DNP市民セミナー「市谷の森」では、「みどり」をテーマに、様々な講師の先生をお招きし、「楽しく」・「役に立つ」・「つながる」セミナーを定期的に開催していきます。

■次回は、夏に自然観察会、秋に市民セミナーを開催する予定です。皆様のご参加をお待ちしています。


*1 本社所在地である市谷地区において、かつてこの地域に広がっていた武蔵野の雑木林を再生する計画
*2 外濠市民塾:法政大学との協働をベースに、外濠周辺の市民や企業関係者の輪を広げていく活動。外濠の歴史的価値や生態系を学ぶとともに、地域課題の抽出や解決を目指しています。
*3 DNPでは生物多様性に配慮した事業所内の緑地づくりを進めており、事業所と周辺の植生・生き物調査を行っています。

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