2015年10月26日

DNPファインオプトロニクス黒崎工場で周辺地域といきものが行き来する生態系ネットワークづくりを推進

DNPは、生物多様性保全活動として、周辺地域といきものが行き来する事業所内の緑地づくりを進めています。DNPファインオプトロニクス黒崎工場(北九州市)では、東芝グループの西日本家電リサイクル株式会社と連携し、敷地内の緑地に蝶の食草を植えることで、蝶の生態系ネットワーク構築を目指しています。

2015年4月、DNPファインオプトロニクス黒崎第1・第2工場の敷地に、ツマグロヒョウモン(蝶)の食草であるスミレ科植物「アリアケスミレ」を100株ずつ植え付けました。植え付け直後から、ツマグロヒョウモンの成虫と幼虫が多数確認でき、サナギから羽化する様子も観察できました。現在スミレは、蟻により種子が運ばれたことなどにより、敷地内に広く繁殖しています。

スミレは宿年草ですが、多くは2~4年で株の寿命を迎えます。株を更新するために、10月に種子の採取を行いました。今後、播種と苗作りを行い、来春新たに植え付けを行う予定です。

DNPは、これまで各企業の事業所が単独で行ってきた活動を、近隣企業が連携する取組みへと広げることで、さらに豊かな生態系が構築できると考えています。

今後も、こうした企業間連携などの広い視野に立った取組みを各地で展開し、生物多様性の保全に努めていきます。

⇒【関連情報】東芝グループと大日本印刷グループによる生物多様性保全活動の連携について

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