2018年3月16日

「DNPカード即時発行サービス(KIOSK端末型)」が「FinTech実証実験ハブ」の支援案件として採用

【「FinTech実証実験ハブ」支援案件として採用】

大日本印刷株式会社(DNP)は、西日本シティ銀行と共同で、「DNPカード即時発行サービス(KIOSK端末型)」を用いて、生活者自らが口座開設からICキャッシュカードの発行まで行うサービスを実現するため、実証実験を行います。本案件は今回、金融庁が昨年9月に設置した「FinTech実証実験ハブ」の支援案件として採用されました。
今後、「FinTech実証実験ハブ」より支援を受けながら、西日本シティ銀行の店舗に「DNPカード即時発行サービス(KIOSK端末型)」を設置し、実証実験を行い、関連する法律等の準拠への検証を進めていきます。

DNPカード即時発行サービス(KIOSK端末型)
https://www.dnp.co.jp/news/detail/1187736_1587.html

【実証実験の概要】

○実験内容

店舗に設置した本KIOSK端末で、マイナンバーカードまたは運転免許証から読み取った顔写真データと、端末に内蔵されたカメラで撮影した顔写真データを照合して、本人確認を行う実証実験を行います。
実験にて得られた結果を元に、顔認証エンジンの性能に対する検証・評価や不正利用対策としての有効性の検証・評価、法令準拠への適合等の確認などを行います。

○実験店舗

西日本シティ銀行 本店営業部、北九州営業部、福岡支店(予定)

○実験期間

2018 年4 月~6 月(銀行窓口営業時間)

「DNPカード即時発行サービス(KIOSK端末型)について」

本サービスは、生活者がKIOSK端末を操作するだけで、口座開設とICキャッシュカードの発行が行えるものです。導入する金融機関は、本端末を利用することで、口座開設や住所変更、カード再発行などの各種諸手続き金融機関の事務効率化が行えます。さらに各種の金融サービスやスマートフォン向けアプリとも連携することで、利用者の利便性向上を図ることができます。

【今後について】

DNPは、本実証実験の実施で得たノウハウや知見を活かし、金融機関と共に「DNPカード即時発行サービス(KIOSK端末型)」の早期サービス開始に向けた準備を進めていきます。

【FinTech実証実験ハブについて】

フィンテックを活用したイノベーションに向けたチャレンジを加速させる観点から、金融庁では、フィンテック企業や金融機関等が前例のない実証実験を行おうとする際に抱きがちな躊躇・懸念を払拭するため、昨年9月、「FinTech実証実験ハブ」を設置しました。FinTech実証実験ハブでは、フィンテック企業や金融機関等が、実験を通じて整理したいと考えている論点(コンプライアンスや監督対応上のリスク、一般利用者に向けてサービスを提供する際に生じうる法令解釈に係る実務上の課題等)について、継続的な支援を行うこととしています。

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