大日本印刷とTOA 音と空間デザインをパッケージにしたサービスを共同で開始

壁と一体化したスピーカーで、空間に合わせた最適なデザインと音環境を提供

大日本印刷株式会社
TOA株式会社

大日本印刷株式会社(以下:DNP)とTOA株式会社は、DNPが開発したスピーカー一体型壁装材にTOAの音響関連の周辺機器と専門技術スタッフによるチューニングとコンサルティング機能を組み合わせた、“音と空間デザインのパッケージサービス”を共同で開始します。

【サービス開発の背景】

店舗や商業施設などで音にこだわった空間づくりをする場合、大掛かりな音響システムでは、大きなスピーカーの存在自体が空間デザインの制約となることもありました。一方、空間の見た目を重視して、配置するモノを制限するなど、空間内の音に対する配慮が不足するようなケースもありました。

こうした空間デザインと音環境の両立という課題に対して、両社は今回、空間を構成する壁装材とスピーカーを一体化させ、すっきりとした美しい空間デザインを実現するとともに、空間の条件に合わせた最適な音のチューニングとコンサルティングを提供する新サービスを開始します。

【音と空間デザインのパッケージサービスの概要】

DNPが開発したスピーカー一体化型壁装材に、TOAのアンプなどの音響周辺機器を組み合わせた製品を使用し、空間の用途や特徴に応じた最適な音のチューニングをTOAの専門技術スタッフが行ないます。スピーカー一体型壁装材は、振動によって面の全体から音を発するパネル型の部材で、パネルを上下左右に組み合わせることができます。例えば、小鳥のさえずりを部屋の上部から、小川のせせらぎを下部から聞かせるといった、さまざまなカスタマイズも可能です。

表面デザインは木目調や金属調などDNPの内層用化粧シートの180種類から選択可能です。過度な反響音が空間に残らないように、同じ表面デザインの吸音パネルと組み合わせて、空間全体の音環境を整えることもできます。

スピーカー一体型壁装材で構成した室内空間の例

【今後の取り組み】

両社は、店舗やホテル、美術館、教育施設などの事業主や設計事務所などへ“音と空間デザインのパッケージサービス”を提供し、2021年度で年間8億円の売上を目指します。

また、リアルタイムのセンシングデータを掛け合わせて、AI(人工知能)で解析処理することにより、可変的に最適な音を提供することなども検討していきます。

なお、3月5日(火)~8日(金)に東京ビッグサイトで開催される「JAPAN SHOP 2019」のDNPブースで、本サービスを紹介します。


大日本印刷株式会社 本社:東京 社長:北島義斉 資本金:1,144億円
TOA株式会社 本社:兵庫 社長:竹内一弘 資本金:52億79百万円

※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。