2024年4月25日

TNFD開示提言に賛同し「TNFD Adopter」に登録

ネイチャーポジティブの実現に向け、事業活動が自然環境に与える影響を分析・開示

大日本印刷株式会社(DNP)は、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD)*1が2023年9月に公表した情報開示提言への賛同を表明し、「TNFD Adopter*2」に登録しました。TNFD Adopterは、TNFDの提言に沿った情報開示を行う意思をTNFDのWebサイト上で登録・宣言した企業・組織のことです。

TNFDは、企業・組織が自身の経済活動による自然環境や生物多様性への影響を評価し、情報開示する枠組みの構築を目指す国際イニシアチブです。自然環境・生物多様性に負の影響を与えるような活動や資本の流れ等を「見える化」し、「ネイチャーポジティブ(自然再興)」に貢献する転換につなげていきます。

DNPは今回、「TNFD Adopter」に登録し、TNFDの提言に基づいた情報開示の充実に努めていくとともに、バリューチェーン全体での生物多様性への影響を最小化し、地域等の生態系との調和に取り組むことでネイチャーポジティブを実現していきます。

■自然共生と持続可能な社会の実現に向けたDNPの活動について

DNPグループは、事業活動と地球環境の共生を絶えず考え、行動規範のひとつに「環境保全と持続可能な社会の実現」*3を掲げています。その一環として、事業活動が生物多様性に影響を与えることを常に認識し、自然との共生を維持することが企業としての持続的成長にも不可欠であると考えています。また、「DNPグループ環境ビジョン2050」を掲げ、社員一人ひとりがあらゆる事業で環境との関わりを強く意識し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に向けた活動を加速させています。


*1 TNFDについて → https://tnfd.global/

*2 TNFD Adopterについて → https://tnfd.global/engage/tnfd-adopters-list/

*3 DNPのサステナビリティの取り組みはこちら→ https://www.dnp.co.jp/sustainability/


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