2026年8月6日
東南アジアを代表する医療・ヘルスケア展示会「Medical Fair Asia 2026」に出展
医療機器業界向けのパッケージを紹介
大日本印刷株式会社(DNP)は、2026年9月9日(水)~11日(金)にシンガポールで開催される「Medical Fair Asia 2026」に出展します。東南アジアでの出展は昨年の「MEDICAL FAIR THAILAND 2025」に引き続き2度目となります。
DNPは医薬品・医療機器業界に向けて、高度な製造技術と品質管理を活かした製品・サービスを提供しています。今回の展示会では、滅菌袋や、リサイクル工程での選別性と再資源化適性を高めた設計であるモノマテリアル(単一素材)包材など、医薬・医療関連のパッケージを展示し、各製品を通じて医薬品・医療機器などの品質保持に貢献します。
* DNPが出展する製品について → https://www.dnp.co.jp/biz/theme2/20175603_4987.html

DNP医療用滅菌包材
【「Medical Fair Asia 2026」出展情報】
○会期 : 2026年9月9日(水)~11日(金) 10時~18時(最終日のみ17時まで)
○会場 : Marina Bay Sands, Singapore (Sands Expo and Convention Centre)
○DNPブース番号 : 2M24
○展示会のWebサイト(英語) : https://www.medicalfair-asia.com/
【出展の狙い】
本展示会では、医薬品・医療機器関連の企業に向けて、医療機器向けに展開している「DNP医療用滅菌包材」やモノマテリアル包材などを中心に出展します。
【主な出展内容(製品・サービス)】
1.DNP医療用滅菌包材*1
熱を用いて材料同士を密着させるヒートシール剤を不織布にコーティングすることで、通気性を保ちながら、ノンコート品と比較して開封性を向上させる仕様が可能です。さらに、DNPのコンバーティング(材料加工)技術により、自社従来製品と同等のシール強度と開封性を実現したモノマテリアルタイプの滅菌袋もラインアップしています。
2.DNP吸湿包材
吸湿剤をフィルム樹脂(ポリオレフィンベース)に練り込むことで、パッケージ内および内容物に含まれる水分を吸着して、内部の湿度を一定に管理できる包装材です。例えば、吸湿性がある医薬品には、空気中の水分を吸収して変質し、薬効が低下するという課題があります。「DNP吸湿包材」はこうした課題の低減に貢献するとともに、内容物に合わせた柔軟なパッケージの設計が可能です。
3.DNPモノマテリアル包材(ポリプロピレン(PP)/ポリエチレン(PE)仕様)
本パッケージは、欧州のコンソーシアム「CEFLEX(Circular Economy for Flexible Packaging)」のガイドラインに準拠*2し、モノマテリアル(単一素材)で設計されています。これにより、複合素材に比べてリサイクル工程での選別性と再資源化適性を高めています。DNPが培った独自の製膜技術や蒸着技術、コンバーティング(材料加工)技術を活かして、パッケージに求められる酸素や水蒸気のバリア性能および充填適性を付与しています。
4.PTP*3(Press Through Package)用プラスチックフィルム
DNPは、PTPのアルミ箔の置き換えとして、PTPのプラスチックシートと同じ材質であるポリプロピレン(PP)にバリア性能を付与したPTP用PPフィルム*4を開発しました。これまではPTPをリサイクルする際に、プラスチックシートとアルミ箔を分離する工程が必要でしたが、今回開発したPTP用PPフィルムに置き換えることで、モノマテリアル包材を実現できます。
*1 DNP医療用滅菌包材 → 医療機器を袋に入れた状態で滅菌処理が可能です。エチレンオキサイドガス(EOG)やガンマ(γ)線等による各種滅菌方式に対応しています。
*2 CEFLEXガイドライン : フィルム包装(軟包装)のリサイクル適性を高めるための国際的な設計指針(Designing for a Circular Economy:D4ACE)。選別性や再生品質の向上を目的とした素材構成の基準を定めています。
*3 PTP → 薬を包装する方法の一つで、錠剤やカプセルをプラスチックとアルミ箔で挟んだシート状のものです。プラスチック部分を強く押すことでアルミ箔が破け、中の薬が1錠ずつ取り出せます。
*4 PTP用PPフィルム → https://www.dnp.co.jp/news/detail/20176966_1587.html
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