人財開発部、ダイバーシティ&インクルージョン推進室担当
1986年4月入社。研究所で包装容器のCAD・画像合成のシステム開発に携わる。1999年に企画開発部門へ。CGシミュレーションシステムなどの企画開発の室長を経て、14年から人材の採用・育成を担う人材開発部の部長(現:人財開発部)。18年執行役員、21年取締役(人財開発部、ダイバーシティ&インクルージョン推進室担当)、24年より現職。
技術も、経験も、
キャリアもDNPなら、もっと拡がる。
技術系総合職として入社し、自ら開発した技術や製品・サービスを世に送り出してきた二人。現在は経営に携わる立場で事業拡大や人材育成などをリードしていますが、そのキャリアは、さまざまなポジションでその都度苦悩し、もがいてきた軌跡に支えられています。DNPにおける“技術者としてのキャリアの拡げ方”についての二人の対話をご覧ください。
1986年4月入社。研究所で包装容器のCAD・画像合成のシステム開発に携わる。1999年に企画開発部門へ。CGシミュレーションシステムなどの企画開発の室長を経て、14年から人材の採用・育成を担う人材開発部の部長(現:人財開発部)。18年執行役員、21年取締役(人財開発部、ダイバーシティ&インクルージョン推進室担当)、24年より現職。
1987年4月入社。研究所でディスプレイ関連の研究開発を担当。1997年ニューヨークR&D駐在、2002年ディスプレイ製品研究所所長、10年本社人事部、14年ABセンター第一本部ユニット長、15年高機能マテリアル本部本部長、18年執行役員、高機能マテリアル事業部長、20年より現職。
宮間
私は男女雇用機会均等法が施行された年にDNPに入社しました。技術系総合職として研究所に配属され、翌年結婚したことで会社が慮ったのか、開発からスタッフ部門に異動になってしまったのです。それに対して「開発担当に戻りたい」と所長に何度もレポートを提出し、自分の意思を伝えることで、再度異動して画像処理のシステムを開発することができました。次の転機は、「つくったシステムを自ら売りたい!」と、販売部門へ異動したことですね。製品を売ってお金を稼ぐことの難しさを身をもって体感しました。管理職になってからは、売上・利益の目標を背負うプレッシャーもありました。数字を報告する前の晩は眠りが浅かったですよ(笑)。
飯田
よくわかります。私は研究所に始まり、ニューヨークに駐在したり、工場や人事部に所属したり、さまざまな経験を積みました。中でも印象に残っているのは、ディスプレイ製品事業部*1で、技術・開発・営業が一体となった新設の製品開発部のマネジメントを任されたことです。“千に三つ”と言われるくらい新製品の成功確率が低い中で、組織の責任者になったのです。本当に価値ある製品を世の中に出せるのか?というプレッシャーと常に闘いながら、幸いにもいくつかの製品を市場に出すことができ、自信につながるとともに、相当メンタルも強くなったように思います。

飯田
DNPは「P&I*2」の技術を強みに事業を拡大させてきました。「P&I」の基盤技術を深化させて、さらに強いものに発展させる必要があります。そのため、印刷プロセスの真ん中にある加工技術に留まらず、上流の材料技術や下流のシステム化技術などに範囲を拡げ、さらに高い価値を生み出すことを目指しています。また、さまざまな事業分野に応用可能な機能の開発が重要ですね。例えば水蒸気や酸素を通しにくいハイバリア機能や、光の透過や反射を制御する機能など、どんな機能を発揮させると製品の価値が高まるかという構想力がポイントです。さらに、AIなどの最新技術やDXの推進などによって新しい事業を創造していきたいと考えています。
宮間
生産性を高める上でもAIの導入は必須ですね。新しい技術に明るい若手社員がベテラン社員をサポートする「リバースメンタリング」といった教育体制も構想中です。世代を超えて、お互いの強みを掛け合わせ、さまざまな“気づき”が生まれることを期待しています。

宮間
「なにか大きいことをやってみたい!」という“山っ気”と言いますか“チャレンジ精神のある人”と働きたいですね。DNPには「自己申告制度」「社内人材公募制度」「社内FA制度」など、自分のキャリアを自ら描いて挑戦できる制度(※)が整っています。特に「社内複業制度」では、就業時間の20%を他部門での業務にあてられるので、チャレンジの幅を広げることができます。
※制度については採用サイトの「キャリアデザイン」ページをご確認ください。
飯田
北島社長もよく「挑戦」というキーワードを発信しています。私は“好奇心旺盛な人”と働きたいですね。それに加えて“行動に移せる人”。他社よりも秀でた技術や製品・サービスを開発するには、熱意=パッションが欠かせません。これまでも、周りから変人だと言われようと、信念を持ってこだわり抜いた結果、花を開かせて、世界に認められる大きな事業に育てた人がたくさんいます。リチウムイオン電池用のバッテリーパウチもまさにそうです。変人! いいと思います。
宮間
組織の中でうまく立ち回ることを優先するよりも、やりたいことを純粋にやり遂げようとする面白い人が増えてきましたよね。皆さんにも、好奇心を持って行動を起こし、実践してきた経験があればいい。専門知識は入社してからも学べますから。
飯田
機械・電気・電子・情報・化学など、これまで学んだ知識はもちろん役に立ちます。ただ、それにとらわれ過ぎず、新しい専門性を自分のものにしていくことが重要です。DNPの価値創出は、一つの専門領域だけで完結できないことが多いからです。一本の筋は通っているけれどそれだけに固執せず、柔軟性がある人に惹かれますね。

宮間
起きてから寝るまで、DNPが提供する製品・サービスに触れずに一日過ごすことはできないとよく言われます。そんな「あたりまえに存在するもの」を自分たちでつくり出すことができる。一人では難しくても、社内外のいろんな人との「対話と協働」で「より良い未来」を実現できるというのは、他社ではできない経験だと思います。
それに、「P&I」って本当に面白いんです! 紙からフィルムなどへ、インクから多様な機能性材料へと技術を広げることで、新しい事業を生み出してきました。これも他にはない魅力です。
飯田
エレクトロニクス、自動車や建築、食品・飲料などのさまざまな業界で、シェアがトップレベルの製品・サービスを世の中に提供しています。また、DNPだけで完結することは少ないので、さまざまな企業とのコラボレーションが欠かせません。多様な人と関わることで自分を成長させられることもDNPの特長だと思います。
宮間
数万社規模の顧客企業の拡がりも強みの一つですよね。
飯田
私の経験で言うと、自ら希望してキャリアを築くことも大切ですが、予期せぬ異動によって、自分では気づかなかった才能を見出して、成長できた感覚があります。
宮間
私もそう思います。実を言うと、最も成長したのは、技術開発から人材開発の部署への予期せぬ異動の経験なんです。「DNPとして人材をどう捉えるか?」「求職者にどうDNPの魅力を伝えるか?」など、これまでにない視座で考える機会となりました。

飯田
誰が反対しても進め…とまでは言いませんが、こだわりを持ってやり抜く人や、好奇心を持って挑戦する人を応援する風土がDNPにはあります。「P&I」の強みを発展させ、一緒に新たな挑戦をしていきましょう!
宮間
私は皆さんと一緒に「未来のあたりまえ」をつくり上げていきたいです。今のあたりまえを超えて、これからの「未来のあたりまえ」をつくりましょう! そして、ともに成長していきましょう。
*1 現:オプトエレクトロニクス事業部
*2 印刷(Printing)&情報(Information)