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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
6/12-6/16
ヴィルヘルム・レームブルック展
4/17〜6/13 神奈川県立近代美術館葉山[神奈川]
ヴィルヘルム・レームブルック展
レームブルックってよく知らなかったけど、彼が38歳で早逝した2年後に生まれたヨーゼフ・ボイスが敬愛した彫刻家らしい。第2室に乳首がピンと立った《ひざまずく女》が1点だけあって、けっこう大胆な展示。会場で朝日新聞の大西記者に会ったので、タクシーに便乗させてもらって田中幸人のお別れ会へ。
[6月12日(土) 村田真]
Clare Stephenson
6/8〜7/3 TRANSMISSION GALLERY[グラスゴー/英国]
運営にかかわっているアーティストのLotteの話をきいているうちに、あんまり作品をじっくり観ないまま、出てきてしまった。グラスゴーのなかでも早い時期から活動しているオルタナティブ・スペースで市がスペースを貸し出している。建物を現在修理中だが、こうしたTRANSMISSIONのように市が使っていない建物をアーティストが運営するスペースに貸し出したり、スタジオとして貸し出すケースに取材しているとたくさん出くわした。
[6月12日(土)原久子]
Beck's Futures 2004
6/12〜7/25 CCA[グラスゴー/英国]
5回目を迎えた「Beck's Futures」は英国の若手アーティスト有望株をプロモーティングするような展覧会だ。ロンドン展を経て、グラスゴーにも巡回してきた。敷き詰められたウールのカーペットの、表面に出てくるモロモロがそのまま動物のカタチになっているインスタレーション作品や、絵画、ビデオ、サウンド作品などを全館使って展示。
[6月13日(日)原久子]
カトウチカ個展「作庭」
6/14〜19 Space Kobo&Tomo[東京]
カトウチカ個展「作庭」
さりげない日常風景を撮っているが、「だからどうなんだ」感はぬぐえない。「だからどうなんだ」と思いつつ次も見てしまうのが、この作者の戦略かもしれないが。
[6月14日(月) 村田真]
Glasgow's Arts
Gallery of Modern Art[グラスゴー/英国]
街で出会って人たちは面白かったのにグラスゴー市がコレクションしているのはこんなものなの?、と1階のコレクション展を観てややゲンナリしたが。上部階に行くと、だんだん面白くなっていった。市がきちんと将来的に期待される若い作家の作品までフォローしている心意気が羨ましかった。
[6月14日(月)原久子]
菊池敏直展
6/14〜26 文房堂ギャラリー[東京]
菊菊池敏直展
ぶっとい刷毛で一気に描いたかのような気持ちのいいペインティング。に、なぜか波打ち際を描いた鉛筆画を上下または左右に組み合わせている。たしかに工芸的な仕上がりを見せるペインティングだけではものたりないし、そのペインティングの青白系の色彩や水平に伸びる方向性が海を連想させないでもないが、それにしても唐突な組み合わせだなあ。
[6月15日(火) 村田真]
ROYAL ACADEMY SCHOOL SHOW 2004
6/10〜22 ロイヤル・アカデミー[ロンドン/英国]
ロンドンの中心地、高級ブティックや商業画廊が軒を列ねる地域に古いどっしりとした建物がある。ロイヤル・アカデミーのメインギャラリーの奥に美術学校があるなんて、表からは少しもわからない。どこの卒展もそのようだが、英国ではきちんとプライスリストが配布される。そして結構いい値段がついているのに驚く。でも、半分近くは学校の運営にまわされるのだというから寄附とも考えるのか。さて、作品はといえば、少数気鋭かと思ったが、若さに欠ける作品がやや多めでした。
[6月15日(火)原久子]
日本画二人展
6/8〜26 西村画廊[東京]
日本画二人展
簡潔な線で気味悪い顔を描く町田久美と、漫画のフキダシやシルエットで構成した中村ケンゴ。日本画材を使ってるというだけで、図版で見てもだれも日本画だとは思わないだろうなあ。つーか漫画だと思うよなあ。ちなみにふたりとも多摩美の日本画科出身。
[6月16日(水) 村田真]
小河朋司展
6/14〜26 ギャラリーなつか[東京]
小河朋司展
白い板を重ねて、表から見えない裏側に蛍光色を塗り、その淡い反射光を見せる作品。これまでは垂直方向の組み合わせが多かったけど、今回はコーナーを使い、目線より上に円形の組み合わせを水平に重ねている。よくも悪くも意味のない美的オブジェが、そろそろ意味をもち始めそうな予感も。
[6月16日(水) 村田真]
中村宏展
6/14〜19 村松画廊[東京]
中村宏展
70〜80年代の、つまり20〜30年前の作品。機関車の窓から見たシリーズが中心で、レオナルド、セザンヌ、デュシャンなどが引用され、なつかしいというか「冷戦絵画」という言葉が思い浮かんだ。
[6月16日(水) 村田真]
 
Index
5/25-5/28
かながわの絵
アートがあれば
イリヤ&エミリア・カバコフ展
岸本康「OUR MUSEUM」
木村望美展
タイ・テツヤ展
アートコートフロンティア
5/29-5/31
ライブペインティング2004
ヨシムラエリ
つぎはぎのおと展
第5回花のドット・コム 脳
art in transit #6
家 スカート展
三宅砂織展
6/2-6/4
YES オノ・ヨーコ展
やきものとしつらい
村上隆展
高橋友展
喜多順子展
児嶋サコ展
小山田徹:
しあわせのしわよせ展
田名網敬一×宇川直宏
DISCO UNIVERSITY
昇天する家具 田名網敬一
6/5-6/7
小林孝亘展
棚田康司展
ク・ナウカ「アンティゴネ」
AIWA TO ZEN
キャンディス・ブレイツ展
中川トラヲ個展
ジュン・グエン・ハツシバ展
本田健展
6/9
蒐集家・出光佐三のこころ
松浦寿夫展
黒田寛展
高柳恵里展
福士朋子展
大久保亜夜子展
動物園のデザイン展
国立国際美術館新館記者発表
6/12-6/16
ヴィルヘルム・レームブルック展
Clare Stephenson
Beck's Futures 2004
カトウチカ個展「作庭」
Glasgow's Arts
菊池敏直展
ROYAL ACADEMY SCHOOL SHOW 2004
日本画二人展
小河朋司展
中村宏展
6/18-6/23
アキラ・ザ・ハスラー展
桑島秀樹個展
アレッサンドロ・ラホ展
クラウディオ・コルッチ展
BA Fine Art 2004
トム・フリードマン
ヌーヴォー・シルクの現在
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