村田真/原久子 |
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6/18-6/23 |
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アキラ・ザ・ハスラー展
5/21〜6/19 オオタファインアーツ[東京] |
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白い軍服(海上自衛隊?)を身にまとった作者が海岸で旗を振る写真が2点と、その旗(なぜか「RAIN」と刺繍され、柄には鍬みたいな爪がついている)も展示。街角の植栽をバックに君が代を異なるメロディで歌うビデオも。
[6月18日(金) 村田真] |
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桑島秀樹個展「ザ・ワールド」
6/5〜7/3 レントゲンヴェルケ[東京] |
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クリスタルグラスの画像を幾重にも重ねて左右対称に構成したモノクロームプリント。菩薩像か曼荼羅図か、はたまたギュスターヴ・モローの神話画の背景を思わせる緻密で絢爛豪華な作品。これはすごい。
[6月18日(金) 村田真] |
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アレッサンドロ・ラホ展
5/25〜6/26 タロウナスギャラリー[東京] |
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家の絵に花の絵、その花の絵のもとになった花の写真のリトグラフ。ラホさんは写真を見て描くそうだ。奥の部屋にはホイッスラー風の風景画も。そういえば家の絵はホッパー風だ。
[6月18日(金) 村田真] |
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クラウディオ・コルッチ展
6/18〜7/10 ギャラリーMINMIN[東京] |
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中央が女性のウエストのようにすぼんだ円柱が5本。それぞれに内蔵された照明がゆっくりと点滅し、縦縞模様を浮き上がらせる。インテリアでしょうかね。
[6月18日(金) 村田真] |
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BA Fine Art 2004
6/20〜24 Chelsea College of Art and Design[ロンドン/英国] |
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学生の名前をみてゆくと日本人、韓国人がとても多い。作品傾向としては絵画が多いのが、ゴールドスミス校とは違う。写真や映像は意外と少なかった。日本から留学している志賀理江子は日本での個展も観ていたせいか印象に強く残っている。写真を用いていたインスタレーションは、百数十枚におよぶプリントが、私たちの生活の一瞬を切り取り、その一瞬からさらにそのさきの時空に想像をめぐらせることを許してくれた。
[6月19日(土)原久子] |
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トム・フリードマン
SOUTH LONDON GALLERY[ロンドン/英国] |
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日本でも小山富美夫ギャラリーですでに観ていた作品も半分くらいあった。だが、帰りがけにほかの人が観ている視線の先、何もないかのような宙をよく観ると、作品があったのだ。一番よかったのはその作品。天から降りてきた1本の蜘蛛の糸といったふうに、広い会場の高い天井から作家が自分の髪を1本ずつつないで最後に子供にも見えるくらいの位置にはじけたような球状にしていた。
[6月20日(日)原久子] |
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フランス ヌーヴォー・シルクの現在
6/23 国際交流基金会議室[東京] |
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ヌーヴォー・シルクとは「新しいサーカス」のこと。昔のサーカスみたいに曲芸を見せるだけではいまや人が集まらないので、そこにダンスや音楽やアートの要素を組み込み、アクロバティックなエンターテインメントとして楽しませるようになった。フランスでその魅力にとりつかれ、日本に紹介しようとしているル・クプル・ノワール(吉川守+小栗山麻子)のふたりが国際交流基金で公開プレゼンをおこなった。前半は、近代サーカスの起源はロンドンで乗馬から始まったとか、サーカスは動物をあつかうので当初フランスでは農水省の管轄だったとか、興味深い話を聞けた。後半はビデオで10件ほどのカンパニーの公演を紹介。すべては見られなかったけど、影やトランポリンを使ったパフォーマンスやストーリー性のある展開など、なるほど吉川氏らがハマるのもよくわかる。7月24日には横浜Bank ART1929でプレゼン、8月28、29日には札幌芸術の森でカンパニーのひとつ「ボヤージュ」の初公演もある。
[6月23日(水) 村田真] |
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