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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
6/26
山本直彰展
6/21〜7/3 コバヤシ画廊[東京]
家にいても仕事にならんので、にこ姫を連れ出して画廊まわり。山本直彰は抽象表現主義的な日本画で知られているが、最近は網の目のような明確なイメージが出てきた。まだまだ変わりそうな気配も。にこ姫は画廊のおねーさんたちにチヤホヤされて、お菓子をもらって喜んで帰った。
[6月26日(土) 村田真]
浜田涼展
6/21〜26 藍画廊[東京]
ピンボケ写真のうえにスリガラスを置いたボケボケの落ち着かない作品。そのうちの1点は見覚えがあると思ったら、BankARTに立ってる当間裕子の写真だった。にこ姫はここでもお菓子をゲット。
[6月26日(土) 村田真]
大竹伸朗展──UK77
6/21〜7/31 ベイスギャラリー[東京]
魅力的なコラージュやドローイング。「UK77」というからイギリス滞在時につくった初期の作品だろうか。入ったとたん「おしっこ」と言い出すやつがいて、ちゃんと見られなかったよお。
[6月26日(土) 村田真]

70年代のU.K.で青春時代を一時期過ごした大竹。写真、コラージュなどを出品しているが、30年近くまえの当時の彼なら、どう展示しただろう、とか考えながら。どんな環境に生きていたのかを想像しながら観ていた。例えば、いまロンドンで生活を送ることとは、どういう違いがあるのだろう。
[7月8日(木) 原久子]
さかぎしよしおう展
6/21〜30 ASK?[東京]
さかぎしよしおう展
マッチ棒かエノキタケみたいな乳白色の小さなオブジェは、磁器土をスポイトで一滴ずつたらして積み上げたもの。かたちは立方体、円筒形、ドーム型とさまざまあるが、バベルの塔みたいにある意志をもって上に伸びてくるかたちのものがいい。にこ姫、さわるでないぞ。さわるなって! あ、こら!
[6月26日(土) 村田真]
警察博物館[東京]
いつも前を通りすぎるだけだったが、「入ってみたい」というやつがいたので初訪問。1階は旧式のヘリコプターや白バイの展示。2、3階は警察の歴史やグッズの紹介。4階にはゲームやクイズのコーナーがあって、にこ姫は犯人をとり逃がしてばかり。このおっちょこちょいは幸か不幸か婦人警官にはなれそうもない。
[6月26日(土) 村田真]
Wrapture   Melbourne Scarf Festival
6/24〜26 Craft Victoria[メルボルン]
Melbourne Scarf Festival
Melbourne Scarf Festival
ショーウインドウに、毛糸で編んだ包帯を巻いた人間が横たわっていて驚いた。口元には赤十字のついたマスクをしている。もうひとつのウインドウでは女性がナースの白衣を着て、赤い毛糸で包帯を編んでいる。いったいこのパフォーマンスはなんぞや、と思ったら「スカーフフェスティバル」の関連企画だったらしい。会場には色別にスカーフがつり下げられ、全体の展示構成がすてきな展覧会になっていた。
[6月26日(土) 原久子]
Rod Moss   Big Country: Small Histories
6/22〜7/17 Seve Frangos Art[メルボルン]
アボリジニの人々を描いたRod Mossの作品は「2004: Australian Culture Now」展にも出品。Mossはオーストラリアを代表する現代作家として位置づけられていると考えていいのだろう。彼の絵画は、オーストラリアでその土着の先住民とそうではない人との間の翻訳をするインターフェイスとなっている、といった記述が本にあった。その通りだろう。一方的に先住民の立場を押し付けるというのではなく、両者の間の文化的な差異について考える場を与えてくれる内容だ。そしてオーストラリアの大自然との共生についても示唆した作品を制作している。
[6月26日(土) 原久子]
 
Index
6/24-6/25
TV Moore SMOKE N’MIRRORS
David Griggs DESTINATION DISASTER
大野一雄フェスティバル2004
THREE COLOURS Gordon Bennett and Peter Robinson
JOHN NIXON EPW 2004
swoon
West Space Project : Resistance Through Rituals
6/26
山本直彰展
浜田涼展
大竹伸朗展──UK77
さかぎしよしおう展
警察博物館
Wrapture  Melbourne Scarf Festival
Rod Moss  Big Country: Small Histories
6/27-6/29
高松次郎
鷲見和紀郎展
ピエール・ボナール
2004: Australian Culture Now
シュー・ピン展
HOSSEIN VALAMANESH展
Sarah Ryan  it's a complex world
6/30-7/2
Nell -Who Made Who-
Hany Armanious -The Cult-
Biennale of Sydney
中原佑介撰[高松次郎]
Asian Traffic (Phase 2)
Biennale of Sydney
INTERLACE Shaun Gladwell, Emil Goh, Kate Murphy
大岩オスカール幸男“雲と煙と花”新作展
「テラージョーズパーティ」
7/4-7/7
ニパフ新宿街頭パフォーマンス
C.A.P.「ザ・10年目」 公開パネルディスカッション
地中美術館プレスプレビュー
ジェームズ・タレル《オープン・スカイ》
世界の美術館
コピーの時代
原田要展
火星の生活
7/8-7/9
松村泰三展
田中秀和展
ロバート・ライマン
from/to #1 政田武史・横谷奈歩
鬼頭健吾展
「アートがあれば──Why not live for Art?」展
オールナイトMoMA
7/10-7/15
multiples
山崎つる子展
北尾博史展
名古屋章 追悼展
西野康造展
めからとく
高村光太郎展
2004光州ビエンナーレ記者発表
7/16-7/20
花と緑の物語展
日本漫画映画の全貌
世界は歪んでいる。
ノンセクト・ラディカル 現代の写真III
ナデジダ・オレック・リャホヴァ展 ヴァニタス
コラプシング・ヒストリーズ
ブラジル:ボディ・ノスタルジア
万国博覧会の美術
るさんちまん 《第12回「る会 〜生きション〜」》
母袋俊也《TSUMAALI》
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