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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
7/27-7/31
村上タカシ「村上いろは研究所in東京」
7/27〜8/7 ギャラリーTEZZ[東京]
村上いろは研究所in東京
仙台でおこなわれる「再生」展の東京支店。この「再生」というのは、仙台のサンモール一番町周辺の活性化をめざすアートプロジェクトで、このあと見に行きます。ギャラリーではその一画にある「いろは横町」の街並を縮小再現したり、昨年のイベントのドキュメンテーションを並べたり。ちなみに「村上いろは研究所」というのは、宮城教育大の村上研究室がいろは横町の空き店鋪に開いた研究所。
[7月27日(火) 村田真]
鈴木崇展
7/19〜8/12 The Third Gallery Aya[大阪]
背中のほくろを撮った前作の印象が強かったが、新作は組み写真になっていて、トリッキーでもなんでもないのに、対象の空間をきちんととらえていい作品になっていた。
[7月28日(水) 原久子]
きょうの はやまに みみをすます
6/26〜8/29 神奈川県立近代美術館葉山[神奈川]
きょうの はやまに みみをすます
昨日より三浦海岸に来ていて、今日は兄貴の車で城が島をドライブして葉山へ。でも美術館内には入らず、ロビーと屋外に展示されている松本秋則の音の出る作品を見るというか聞くというか。松本の作品は竹を組み合わせて電池やモーター、屋外の場合は風で動かし、音が鳴るように仕掛けてある。台風のときは屋外作品はさぞかしパニクったであろうな。
[7月29日(木) 村田真]
高谷史郎展
6/26〜7/24 Kodama Gallery[大阪]
習作としてつくられた作品が並ぶ個展だったが、とくに《習作#6》は、これがどう変化してゆくのかがとても楽しみな作品。碁盤の目に道が整備された京都の町を、角に出会うごとに直角に曲がる。クルマの窓から魚眼レンズを真上に向けて、撮影しているのだが、京都の街中の道はせいぜい車1台通るのがやっとの狭い道なので、広い空をレンズがとらえるのではなく、真ん中に空があって周囲の建物が覆いかぶさるようなビジュアルが録画されている。うまく説明できないが、これを観ているだけでも、こんなに説明ができないほど興奮するのだから、スゴイものに発展してゆくはずである。
[7月29日(木) 原久子]]
Breaker Project
Urban concern − Osaka

7/31 阪堺電車恵美須町駅[大阪]、remo[大阪]
フランス人アーティスト、フランク・ブラギガンドは、ヨーロッパを中心に活動している。家の外壁であったり、家具や内装だったり、それらをペイントするだけで、その構造に手を加えていないはずが、彼はマジックのようにソフトの構造にメスをいれてしまう。大阪に残る最後の路面電車である阪堺電車の車両と、通天閣近くの恵美須町駅内の壁面や柱の一部をペイントした。猛暑のなか、日本のボランティアの働きぶりにフランクは脱帽。苦労の甲斐あって、すばらしい電車が街を走ることになった。全作業終了後の31日は、彼のこれまでの活動と今回のプロジェクトの報告会が行なわれた。
Breaker Project Breaker Project
[7月30日(金)、31日(土) 原久子]
アートサポートのしくみを知ろう!
──メセナをめぐる寄付税制と助成制度あれこれ

7/30 グランキューブ大阪(大阪国際会議場)[大阪]
任意の組織やNPOで劇団やオーケストラなどを運営したり、イベントを運営するとなると、民間企業のメセナから少しでも助成を受けられると嬉しい。どんな工夫をして実際に現場の人たちが運営しているのか、どんな仕組みがあるのか、など興味深い、そして生々しい話が聴けた。税制のことなどは、分かりにくい事が多いが、東京学芸大学田中敬文助教授の税制の話しはとてもわかりやすかった。帰りに田中先生の書かれたブックレットを買ってしまったはいいが、ページをいまだめくっていない。
[7月30日(金) 原久子]
speedometer. + 伊瀬聖子ライブ
7/31 Ricordi[京都]
台風がきていたせいか、やや少なめのオーディエンス。でも、参加するほうにすれば、ちょうどいい空気感のなかで映像上映と演奏がはじまった。正面を向いてじっとパソコンに向かっている演奏者がいて、さらに彼の頭越しの映像を観るのは、ややつらい。リラックスした雰囲気があっていいはずのレストランでのライブだったのだが、どうしてあんなに空気が張りつめてしまったのだろう。パフォーマーも緊張していたうえに、お客がそれ以上に緊張していたせいかしら。
[7月31日(土) 原久子]
8月のタイ soi sabai
8/1〜31 graf media gm[大阪]
8月のタイ soi sabai
スティ・クナビチャヤソンは白象をモチーフに作品をつくることが多い。白象はタイでは、仏教の信仰を象徴する動物。出品作《エレファント》は、シリコン製の象に、鑑賞者が思いやりをもって息を吹き込んで立ち上がらせる作品。彼の絵画には、伝統的な格闘技ムエタイの選手が白人男性の頸部を足で押すようなポーズを描いた作品(写真)など、東洋の文化とグローバリゼーションの問題に触れた作品などもある。プロジェクトごとにメンバーが変わる匿名集団ナッツ・ソサエティは看板風に仕立てた作品や、タイ文化をエアロビクスに合わせて紹介するビデオ作品を出品。タイ料理も隣接するカフェで食べることができて、夏休みに遠くに行けないあなたもここに来ればタイが待って
ます!!
[7月31日(土) 原久子]
 
Index
7/22-7/25
佐賀県立九州陶磁文化館常設展
有田陶磁美術館常設展
ニューヨーク・グッゲンハイム美術館展
夢みるタカラヅカ展
高橋将貴展
チャイナ・ドリーム展
石原友明展 i(ai)
やなぎみわ 少女地獄極楽老女
7/27-7/31
村上タカシ「村上いろは研究所in東京」
鈴木崇展
きょうの はやまに みみをすます
高谷史郎展
Breaker Project
Urban concern − Osaka
アートサポートのしくみを知ろう!
speedometer. + 伊瀬聖子ライブ
8月のタイ soi sabai
8/1-8/4
THE LIBRARY 2004
パラモデル個展
端聡
時計じかけの夏みかん展
ART CAMP in CASO 第1期
TANABATA.org「再生」展
8/5
楽しむ空間・一歩前へ!
日本に向けられたヨーロッパ人の眼
smtコンストラクション・ワンダーランド
釘男ギュンター・ユッカー
虐待されし人間
ピクチャー・イン・モーション
8/6-8/7
吉田重信
光のアート・虹がいっぱい
Hi-energy field
ハイ・エナジー・フィールド展
二十歳の哲学
ノンセクト・ラディカル 現代の写真III
ナデジダ・オレック・リャホヴァ展
藤本由紀夫「哲学的玩具II」
8/8-8/15
カフェ・イン・水戸2004
ART@AGNES
奈良美智展
生人形と松本喜三郎
私あるいは私
──静かなる燃焼系
京都市美術館コレクション展
第2期 前衛の意識・表現の前進
珠玉の日本美術 細見コレクションリクエスト展04
8/16-8/20
チェコ・アニメの巨匠 イジー・トゥルンカ展
金沢21世紀美術館
オープン準備中
琳派 RIMPA展
真鍋博展
CABAROTICA
オレンヂ羊の夏休み
東大寺アートプロジェクト
「実忠の三つの不思議な花」
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