5 Styles 2020

新たな試みとして草木染にトライしました。植物由来の天然染料を用いることで、グレイッシュな中にも木のもともと持っている繊細な色変化が生きています。岡山事業所周辺の豊かな自然環境で、実際に植物を採取して染色しました。

ふわっとした柔らかい調子の中にシャープなパールがキラッと光るような、「ギャップ」をイメージして制作しています。
柔らかいホワイトトーンの中に感じる、優しい色変化に仕上げました。

Designer N.

イタリアンウォールナットがもつ、ゆったりした抑揚を大事に、パールの柔らかい表現にこだわったデザインです。
綺麗なノーチェを白く塗りながらなんて贅沢なことをしているのだろうと感じながら塗装作業を進めました。

Designer R.

オーク材のもつ様々な表情に注目し、導管の強弱、目幅の変化、木の肌のグラデーション、虎斑と呼ばれるアクセントなど、オークのチャームポイントをふんだんに盛り込みました。
ボーダー模様のグラデーションを活かしたダイナミックな構成が空間を引き立ててくれると思います。

Designer N.

数あるオーク原稿の中から柾目がゆったりと美しいものを厳選。そのままの表情を活かそうと意識しました。
オークならではの柔らかい質感、硬い質感の変化が、質の高さを感じさせるデザインです。

Designer N.

ホワイトでは単調に感じてしまう垂直面にお使い頂ける、ライトグレーの単色梨地調柄です。上品なニュートラル色を追及し、都会的なインテリアと相性抜群です。

2019年のミラノサローネではアクセントとしてナチュラルカラーの木質が使われていて、そのトレンドを意識して開発しました。テーマは「さっとりウォームウッド（さらっと・しっとり・ウォーム色）」。パール表現にもこだわり、本木らしさを追及しています。

Designer R.

ご好評頂いているレザー柄の新色です。自然と空間に溶け込む、温かみのあるブラウンカラーはファッションでトレンドになっているカラーの一つです。
ミックスマテリアルの要素として、インテリアを彩るのに欠かせないレザー柄の新色となっています。

欧州建材市場で最近目にする機会が増えているのが、チェスナット、エルム、そしてヒッコリーです。ナチュラルではっきりした模様が強いヒッコリーですが、もう一押し表情が欲しいと思い、うっすらとした白塗装を施しました。塗装と樹種がマッチしたときの嬉しさはひとしおです。

艶を高めに設定し、オイルフィニッシュのもつ色彩・深みを表現したウォールナット柄です。照り・節などのキャラクターは極力抑えながら、ウォールナット独特の縞模様の対比が魅力です。オイルを塗った瞬間、表面が一気に透き通る感動を伝えるべく、最後までこだわり抜きました。

EBFW-1236はヨモギ染色をイメージしていましたが、EBFW-1238は柿渋のタンニンを使用して染めた印象で製作しました。
染める前に色々と実験をしてみてみたのですが、柿渋は合成染料にくらべ、複雑で味わい深い褐色に染まる印象を受けました。

Designer G.

原木は、はっきりした縞模様が特徴的な、アフリカ材の「ベリー」を使用しています。独特の木肌感がありながら、使いやすく、スタイリッシュなデザインに仕上げています。
ベリーの表情が最も美しく見えるように、塗装のテストを10パターンほど行いました。納得のいく塗装が完成したときは嬉しかったです。

Designer N.

トレンドであるウォームグレーの単色梨地調柄です。
ご好評だったWS-5197Eのアッシュ柄と合わせてお使い頂けます。