2021年5月26日

「ストアDX」を推進し、顧客の体験価値を高める“次世代店舗“支援パッケージを開始

来店客のインサイトを分析できる店舗や体験型店舗の開設・運用を簡単・迅速に

大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、ネットを利用したEC(電子商取引)が急速に広がるなかで、リアル店舗ならではの顧客の体験価値(CX:Customer Experience)や満足度を高める“次世代店舗”の構築・運営を支援するサービスをパッケージ化して、2021年5月26日に提供を開始します。

次世代店舗づくり支援パッケージの特長

【「次世代店舗づくり支援パッケージ」開発の背景】

コロナ禍をきっかけの一つとしてECでの買い物がさらに増加するなかで、生活者がリアルな店舗に求める役割も変化しています。それに伴い、流通・小売業や製造業では、商品販売を主体とする従来型の店舗から、顧客に体験価値(CX)を提供する次世代型の店舗に変革していく取り組みが広がっています。それにより、リアル店舗だからこそ可能となる買い物体験や企業ブランドの体験などに特化した店舗の拡大も見込まれます。

DNPは、独自の「P&I」(印刷と情報)の強みを生かし、ECとリアル店舗の双方に対して、マーケティングや売場づくり、販促施策・決済・BPO等に関するさまざまな製品・サービスを提供しています。現在は、生活者と流通・小売業、製造業等とのコミュニケーションをリアルとバーチャルでシームレスにつなぎ、デジタルトランスフォーメーション(DX)によって商品・サービスの価値を高めるとともに、新しい買い物のスタイルや体験を生活者に提供していく「ストアDX」を進めています。その一環として今回、センシング機器等で取得するデータ、非対面のリモート接客に必要な技術とノウハウ、顧客の体験価値を高める施策などを組み合わせて、次世代の店舗づくりに取り組む企業が簡単・迅速に導入できる各種サービスをパッケージ化して提供します。

【「次世代店舗づくり支援パッケージ」の特長】

本パッケージは、大・中・小という店舗の規模に応じた基本フォーマットを用意しており、下記の3つの要素で構成されています。

〇リアル店舗での対面接客と、オンライン接客ツールを利用したリモートで対応する「ハイブリッド接客」サービスの提供

店舗でのCX施策を担当するプロフェッショナルな接客人材を手配し、各企業の店員に対して必要な研修・教育を実施します。ニューノーマル(新常態)の構築が求められるなかで、生活者からのさまざまな要望に応えるオンライン接客にも対応しています。DNPは、「次世代店舗づくり支援パッケージ」に関する経験が豊富な推進チームを組織化して対応します。*1

〇生活者の「体験」に特化した空間設計・売り場づくり

生活者の購買行動(カスタマージャーニー)に基づいて、CX向上の売り場づくりを目指した店舗の空間設計から施工まで行います。

〇来店客の行動・接客会話データを取得・分析する仕組みの提供

「DNP店舗内CX解析サービス」*2を活用し、店内に設置したカメラやマイクで来店客の行動データや店員との対話の音声データを取得し、潜在的な購買意識(インサイト)を分析して、複数の情報を表示するダッシュボードで可視化して企業に提供します。

次世代店舗づくり支援パッケージ 導入規模別価格イメージ

【今後の取り組み】

DNPは、「次世代店舗づくり支援パッケージ」および関連する各種サービスを含めて、2023年度までに累計約20億円の売上を目指します。

*1 「DNPリモート接客販売支援サービス」を活用します。概要はこちら→ 2020年11月17日ニュースリリース    https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158822_1587.html
*2 「DNP店舗内CX解析サービス」の概要はこちら → 2021年5月18日ニュースリリース   https://www.dnp.co.jp/news/detail/10160872_1587.html
※「DNPの体験型店舗と次世代店舗づくり」の詳細はこちら→ https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/10160882_1567.html
※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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