2016年6月30日

店舗や宅配のお買い物を自動で家計簿に記録する機能を開発

「DNP家計簿アプリ レシーピ!(R)」にコープ東北の購買情報を連携

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、コープ東北サンネット事業連合(本部:仙台、理事長:宮本弘、会員生協:9生協、資本金:255億円 以下:コープ東北)と連携し、生活者がコープ東北の店舗や共同購入で買い物をすると、スマートフォン向けの「DNP家計簿アプリレシーピ!®」へ自動的に買い物情報が反映される機能を提供します。

【取り組みの背景】

昨今、生活者の買い物情報を電子データとして蓄積できる電子レシートを標準化するための研究が経済産業省などの主導で行われています*1。それによって、生活者は複数の店舗での買い物情報を1つにまとめて管理でき、家計管理が楽になったり、購買情報を元にした生活のアドバイスを受けたりすることができるようになります。一方、企業側でも生活者の消費動向を捉え、嗜好に合わせた商品の開発や販売促進、店舗づくりへの活用が期待できます。

DNPは、2014年1月に電子レシートと家計簿を連携する取り組みを開始しており、2015年6月には、コープ東北が展開する「かんたんタブレット」向けに、生活者がコープ東北の店舗や共同購入での買い物情報を自動的に記録する機能を搭載した家計簿アプリを導入した実績があります*2

今回、この機能をDNP家計簿アプリ レシーピ!に標準搭載することにより、コープ東北を利用する生活者がレシーピ!をダウンロードすれば、どなたでも自分のスマートフォンに自動的に買い物情報を登録でき、各種サービスを受けられるようになりました。

*1 出典:経済産業省ウェブサイト http://www.meti.go.jp/press/2016/05/20160502004/20160502004.html
*2 詳細はニュースリリース→  https://www.dnp.co.jp/news/detail/1188071_1587.html

【今回提供する機能について】

“自動的に”家計簿をつけて、手間なくもれなく

利用者は、家計簿アプリ「レシーピ!」上のコープ東北eフレンズ*3認証画面からレシーピ!とコープ東北の共同購入や店舗での買い物情報を連携させることができます。

連携の設定が行われたレシーピ!は、起動時にサーバーへアクセスして買い物情報を取得します。買い物情報として登録された商品は、自動的に食材や生活用品、外食・カフェなどのカテゴリーに分類され、家計簿データとしてレシーピ!に登録されます。

利用者は、共同購入の明細の入力や店舗のレシートの撮影などをすることなく家計簿に記録することができ、家計管理の手間を格段に削減することができるようになります。

*3  eフレンズ:コープ東北が運営するインターネット会員サービス。会員になるとインターネットでの注文や購買履歴の確認ができるサービスです。

【今後の展開】

この連携機能の対象は、共同購入についてはコープ東北の全生協、店舗購入については4生協(みやぎ生活協同組合、生活協同組合共立社、いわて生活協同組合、コープふくしま)からスタートし、順次広げていく予定です。

また、DNPは、コープ東北が実施しているビッグデータを活用したマーケティングオートメーションの実証実験*4に参画しており、この連携機能により生協利用者の利便性を向上させるとともに購買動向の分析から組合員のニーズに沿った情報の配信へと役立てていきます。

今後、DNPは、買い物情報の連携対象を広げることによって、生活者が手間なく支出を管理できる利便性を提供し、購買の傾向に合わせた“お買い物レコメンド情報”を届けることで、企業と生活者との継続的なコミュニケーションの強化を支援していきます。

*4 詳細はコープ東北のニュースリリース→ http://www.tohoku.coop/news/detail.php?p=76
※DNPは、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「住まいとモビリティ」「環境とエネルギー」を事業の成長領域と位置づけ、新しい価値の創出に取り組んでいます。生活者の価値観が多様化するなかで、生活者の利便性向上とともに、暮らしのさまざまなシーンでの快適なコミュニケーションを実現するサービスや企業の業績拡大に貢献するソリューションを提供していきます。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

 

 

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