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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
3/11-3/15
BankARTスクール説明会+模擬授業
3/11 1929ホール[神奈川]
BankARTスクール説明会+模擬授業
4月5日にバンカートスクールが開校するので、その説明会をかねて、講師をお願いしている島袋道浩とぼくのレクチャーと対談。スクールは、週1回2カ月間(計8回)で1講座とし、日曜を除いて毎日開講する。4〜5月は平岡正明、岩渕潤子、山田うんら、6〜7月は五十嵐太郎、安斎重男、國吉和子ら、8〜9月は森山大道、福住治夫、巻上公一らによる多彩な講座。また、全期を通して企業のメセナ担当者による連続講座もある。受講料は1講座15,000円(+入学金3,000円)。森山大道を除いてまだ空きがあるので、ぜひご参加ください。以上、バンカートスクールの宣伝でした。
[3月11日(木) 村田真]
北川フラム「地域の力・芸術の力」
3/12 1929ホール[神奈川]
北川フラム「地域の力・芸術の力」
またバンカート。今日は越後妻有アートトリエンナーレのディレクター、北川フラムさんの講演会。「横浜は都市づくりでも先進的だが、どこかパッとしないのは、きっと民主的なやり方がアートにそぐわないから」「いま日本の美術がダメなのは明治期に国策の殖産興業にのったから。逆に建築やマンガが元気なのは国家に保護されてこなかったから」「美術はマスがすくえないものをすくいとる、唯一の身体感覚を残した表現」「10年前なら50人の社員のクビを切ったら社長のクビも飛んだけど、いまは2万人のクビを切った社長がエライといわれる」「日本が捨てたもの──裏日本、雪国、高齢者、農業など。それが凝縮しているのが越後妻有」。以上、名語録でした。
[3月12日(金) 村田真]
大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA04」
3/13〜31 大阪府立現代美術センター海岸通 ギャラリー・CASO[大阪]
大阪における美術展は数あるが、まとまったかたちで行なわれるイベントは意外と少ない。今回は6本のシンポジウム(トークセッション)に、維新派、エメスズキのパフォーマンスなど盛り沢山の企画となっている。生命、花などをテーマにして選ばれた12作家の作品はいずれも華やかだ。私もカタログ編集にかかわらせてもらった。周囲の期待を裏切らないかたちで思いっきり大阪っぽくしたつもりである。「カッコええのとちごて、ベタベタに大阪らしくさしてもらいました。」
大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA 04」 大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA 04」
大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA 04」 大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA 04」
大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA 04」 大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA 04」
大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA 04」 大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA 04」
[3月12日(金) 原久子]
Out of space──続いてゆく線 鯨津朝子によるワーク・イン・プログレス
3/10〜4/4 横浜赤レンガ倉庫1号館[神奈川]
Out of space──続いてゆく線 鯨津朝子によるワーク・イン・プログレス
赤レンガ倉庫で続けられている「ゲンダイビジュツ ?から!へ」シリーズの2 回目。鯨津の、ある地点に立つと線がぴったりつながるドローイングが、壁や天井に描かれている。会期中ドローイングは増殖していくらしく、この日はまだ中学生なみに毛が生え始めた程度。これから剛毛が生い茂っていくのだろうか。
[3月14日(日) 村田真]
六本木クロッシング 関連企画・早咲きお花見の会
3/14 港区立本村福祉会館[東京]
出品作家の渡部睦子によるこの企画は、六本木ヒルズに近い福祉会館に集まるおじいちゃん、おばあちゃん、そして階下にある保育園の卒園生たちが出演して行なわれた。地元の人たちの間でいつの頃からか継承されている「銭太鼓」(小銭を中にいれたマラカス風の棒)による演技や、詩吟etc...、素人芸とは思えぬほどに皆さん芸達者がそろっている。なぜこれが美術展の関連企画なのか、と疑問に思われる方も多いと思う。渡部の作品《chikahome/Roppongi/JP/2004》には、これまで彼女が触れてきたさまざまな土地の記憶や文化がとりこまれていて、六本木についてもリサーチしたり、近隣の方たちと交流を深めてきた。美術館に展示された作品が仮想のサイトなら、本村福祉会館はリアルサイトなのだ。作品に設置されている望遠鏡をのぞくとこの会館が見える。そして、作品に吊り下げられたピンクの布と同じ布が、会館の屋上にもある。。
[3月14日(日) 原久子]
西山美なコ ライブ・ドローイング
3/2〜28 資生堂ギャラリー[東京]
リニューアルオープン3周年記念展ということで、壁一面に花が咲いたような西山美なコの世界が描かれた。壁のまえに額縁をぶらさげて、描いている本人の姿がフレームのなかに入って作品になってしまうかたちで、公開制作が進められという。残念ながらその現場には立ち会えなかった。そういえば、97年は西山は「ピンクピんクぴんク」という個展を西宮市大谷記念美術館(兵庫)で開いたことがあった。あの頃の密やかなアグレッシヴさがなくなってしまった。でもやっぱりピンクは永遠の西山カラーなのだ。
[3月15日(月) 原久子]

西山美なコ ライブ・ドローイング
桜がはらほろ咲き始めました。ギャラリーの壁もピンクの花でいっぱい。いずれ消される壁面に描く気分て、どうなんだろ。でも今回はその断片がカタログにはさまれるっていうし。
[3月25日(木) 村田真]
 
Index
2/26-2/29
特別展 円山応挙
コマール&メラミッド
エレファントアート展
山部泰司展
六本木クロッシング クロストーク
若冲と琳派
今日の作家展2004
ある知日家アメリカ人と昭和の日本
アーカスナイト
幻のロシア絵本1920〜30年代展
3/2-3/5
クリスト&ジャンヌ=クロード
ニューヨーク/台場“プロジェクト”
リサ・ラーソンとスウェーデンの暮らし展
「Human Notation」
ヤマガミユキヒロ、山本麻紀子、吉田周平
物見遊山
岡村桂三郎展
黒田悠子展
永原トミヒロ展
渡辺紅月展
千崎千恵夫展
川島清展
綿引展子展
3/6-3/9
BankART1929とクリエイティブ・コア
CAP版画展──CAP Modern Print Exhibition
上村亮太+杉山知子による壁画リレー
Mariano Ching個展 "Between the stars and the sea"
幽霊たち/ジョン・ケスラー+ポール・オースター展
第5回「占領に反対する芸術」展 STOP THE WALL
John. B. Boyle "Earth Work "
3/11-3/15
BankARTスクール説明会+模擬授業
北川フラム「地域の力・芸術の力」
大阪・アート・カレイドスコープ「OSAKA 04」
Out of space──続いてゆく線 鯨津朝子によるワーク・イン・プログレス
六本木クロッシング 関連企画・早咲きお花見の会
西山美なコ ライブ・ドローイング
3/16
藤井フミヤ展
Living Together is Easy
高校生ウィーク2004
戸谷成雄「射影体」展
村瀬恭子展
村井美々展 空耳リズム
3/18-3/20
佐藤万絵子展
関根直子展「線、海からの帰還」
高田麻衣子展
杏名さや、児嶋サコ、中村哲也、花代、山口智子
graf open meeting──モノづくりとその環境
アーティスト・ネットワークを越えて
ヴォイス・パフォーマンス「ヴォイス プラントロン 2004 ライブ」
築港赤レンガ倉庫オープンアトリエ
3/21-3/22
大阪現代芸術祭プログラム Breaker Project03
野点──焼立器飲茶美味窯付移動車
新開地楽座(2/21〜3/28) 子どもワークショップ「しんかいち動物園を作ろう!」
国吉康雄展
広根良子・朝生ゆりこ 水彩画展
「FAITH」展
山口啓介展 「被子植物の空気柱と蕊柱」
兒島まさ子展 うき寝
3/23-3/25
FLAT PLAT
岩渕潤子の「Food for Art」
小林久晃写真展「dead end」
赤坂直生展
大橋勝 VIDEO WORKS
佐藤有紀展
岡田謙三展 生誕100年記念・没後20年
パリ/マルモッタン美術館展
VOCA展2004
樋口朋之展
寺島ブラディオ展




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