東京国立博物館さま
東京国立博物館の文化財と記念撮影。「写Goo!®」で広がる新たな来館体験
東京国立博物館では、来館の思い出を写真として持ち帰ることができるセルフ撮影フォトブース「写Goo!」を導入いただいています。来館者は、さまざまな時代や分野の文化財をモチーフにした写真デザインから、好みの一枚を選んで撮影できます。導入にあたっては、設置場所や館内動線の検証、モチーフとなる文化財の選定、作品担当研究員による監修など、約2年にわたって検討と調整が重ねられました。文化財への敬意を持ちながら、幅広い来館者が「これなら撮りたい」と思える体験をどのように形にしたのか。導入の背景やデザインの工夫、導入後の反応など、ご担当者の方々にお話を伺いました。
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写Goo!(常設モデル)の資料ダウンロード(別ウィンドウで開く)
製品に関する詳細な機能やオプション、価格などを掲載しております。
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お打合わせ・デモの実施・お見積りのご希望など、お気軽にご相談ください。
2026年10月30日更新
お客さま情報
- ■施設名:東京国立博物館
- ■住所:東京都台東区上野公園13-9
- ■電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
- ■開館時間:9:30〜17:00(金・土曜日、翌月曜日が祝・休日の日曜日は~20:00)※入館は閉館の30分前まで
- ■閉館日:月曜(祝日の場合は開館し、翌平日)
- ■料金:東博コレクション展観覧一般1000円、大学生500円、高校生以下無料
- ■施設URL: https://www.tnm.jp/
成果
(1)文化財とともに来館の思い出を持ち帰る、新たな撮影体験を提供
収蔵する文化財をモチーフにした多様なデザインを用意し、来館者が自分の好みに合わせて選べる撮影体験を提供しています。文化財そのものと一緒に撮影することが難しい場合や、展示替えによって見られる作品が変わる場合でも、写真を通じて来館の思い出を残すことができます。
(2)撮影から購入までのセルフ対応と保守体制により、館内スタッフの負担を抑えた常設運用を実現
来館者自身で撮影から購入まで完結できるため、撮影機器のそばにスタッフを常駐させる必要がなく、博物館側の負担を最小限に抑えて運用されています。
(3)プリントと画像データを通じ、来館後にも撮影体験が広がる
撮影した写真は、プリントだけでなく画像データとしても持ち帰ることができます。来館者によるSNSへの投稿や拡散も確認されており、館内で生まれた撮影体験が来館後にも広がっています。
導入したサービス
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来館者自身で撮影からプリントまでを楽しめるセルフ式の撮影サービスです。撮影した画像データのダウンロードやキャッシュレス決済にも対応。さらに、施設や企画に合わせて、写真デザインや機器の外装をカスタマイズできます。 |
導入の背景
文化財とともに、東京国立博物館を訪れた思い出を残してほしい
文化財と来館者が一緒に写真を撮影することは、展示室の環境や他の来館者の鑑賞体験への配慮といった関係で、難しい場合もあります。そこで検討されたのが、文化財をモチーフにした写真デザインを使い、来館の記念を持ち帰ることができる常設の撮影サービスでした。
「館内には数多くの文化財がありますが、必ずしも展示室内で作品と一緒に写真撮影ができるわけではありません。そこで、写真を通じて、来館者の皆さまに東京国立博物館を訪れた思い出を残していただきたいと考えました。」
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導入のポイント
約2年にわたり、設置場所と館内動線を繰り返し検証
写Goo!の設置にあたっては、館内の業務を妨げず、来館者の利用にもつながる場所を選定する必要がありました。よりよい設置場所の選定のため、複数の候補地で担当者による通行量の実測が行われ、利用につながる場所であるかが検証されました。必要に応じて施設整備担当者や来館者サービス担当者など、関係者の意見も取り入れながら、約2年にわたる検証と館内調整が行われています。
「館内は広いものの、機器を置ける場所であればどこでも良いわけではありません。来館者の動線や展示替えのための通路の確保などといった点を確認しながら、何度も設置場所を検討しました。」
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「自分たちがお金を払って撮りたいか」を基準に、文化財とデザインを選定
サービス全体と写真デザインの検討では、企画する側の視点だけでなく、「自分たちがお客様として来館した場合でも、お金を払って撮りたいと思えるか」が判断基準となりました。写真デザインに加え、機器の外装、操作画面まで、利用者の立場から確認されています。
「機器を置くこと自体を目的にするのではなく、自分たち自身が見て『これなら撮りたい』と思えるかを大切にしました。写真のデザインや外装、操作画面まで含めて確認しています。」
写真デザインに使用する文化財は、知名度や人気、親しみやすさに加え、「一緒に撮ったときに楽しめるか」という写真ならではの観点から選定されました。来館者アンケートや館内で販売されているグッズへの反応も参考にしながら、「推し活」を楽しむ人や親子連れ、日本文化に関心を持つ訪日外国人など、幅広い層の来館者が好みに合った一枚を選べるよう、様々な時代や分野の作品を含んだラインナップとなっています。
「従来のグッズでは、国宝であることや歴史的な重要性、教科書に掲載されていることなどが選定の基準になる場合があります。今回はそれに加えて、写真として一緒に撮ったときに面白いか、という視点を大切にしました。」
企画には、若手職員が持つトレンドへの理解や感覚も反映されました。従来とは異なる視点を取り入れ、来館者が利用したいと思えるサービスとして形にできたことも、今回の取り組みの成果の一つになっています。
研究員の監修と手描きのラフにより、文化財への敬意と撮影の楽しさを両立
文化財を写真デザインに取り入れる際には、作品の一部が意図せず切れないようにすることや、人物と文化財の重なり方など、通常の写真フレームとは異なる細かな配慮が求められました。また、宗教に関係する文化財の扱いや、寄贈品・寄託品の権利関係をふまえ、デザインとして使用できる範囲を慎重に判断する必要がありました。
そこで、それぞれの文化財を担当する研究員が監修に加わり、写真デザインにおける作品の見せ方や使用範囲が一つひとつ確認されました。さらに、東京国立博物館側で作成された手描きのデザインのラフをもとに、文化財の見せ方やデザインの方向性について議論し、調整が重ねられました。
こうした工程を通じて、文化財への敬意と適切な扱いを保ちながら、来館者が文化財と一緒に撮影する楽しさを感じられる写真デザインになりました。
「文化財を単なる撮影素材として扱わないことを前提に、作品の見え方と、来館者が撮影したときの楽しさの両方が成り立つデザインをめざしました。こちらの意図をくみ取った案をスピーディーに作成していただいたため、館内での確認や調整も進めやすかったです。」
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撮影から購入までのセルフ運用と保守体制により、館内スタッフの負担を抑えた常設運用を実現
東京国立博物館の職員は日々さまざまな業務に対応しており、撮影機器のそばに常駐することは難しい状況でした。「写Goo!」は、来館者自身で撮影からプリント、購入まで完結できることや、定期的なメンテナンス、トラブル時の対応体制が整っていることも、選定ポイントの一つとなりました。
また、写真デザインや機器ラッピングの変更が容易な点も、評価されました。
導入後の効果
撮影データをきっかけに、来館者から自然な情報発信が発生
導入後は、来館者が撮影を楽しむ様子が館内で見られ、職員からも好意的な反応が寄せられています。
また、撮影画像をデータとしてダウンロードできることから、SNSでの投稿や拡散も確認。ぬいぐるみと一緒に撮影するなど、来館者独自の楽しみ方も生まれています。
「来館者の方が実際に利用している姿や、どのデザインにするか悩んでいる場面を目にするようになり、楽しんでいただけていることを実感しています。」
こうした利用の広がりにより、館内での撮影体験が、プリントや画像データを通じて来館後にも続いています。
キャッシュレス決済と利用状況の可視化が運用面でも利点に
利用者による決済では、クレジットカードを含むキャッシュレス決済の利用が多く見られました。
また、東京国立博物館側で利用状況を数値として確認できることも、運用状況を把握する上での利点となっています。
今後の展望
利用状況をふまえ、季節や展示に合わせた新たなデザインを検討
東京国立博物館では、月ごとの利用状況を館内で共有しています。今後は、デザインごとの利用傾向をとらえ、写真デザインの追加や入れ替えに生かすことを検討されています。
「どの文化財やデザインが支持されているかを把握できれば、期間限定デザインへの入れ替えなどにも生かせると考えています。展示と同じように、撮影体験にもトレンド感を取り入れていきたいです。」
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写Goo!(常設モデル)の資料ダウンロード(別ウィンドウで開く)
製品に関する詳細な機能やオプション、価格などを掲載しております。
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お打合わせ・デモの実施・お見積りのご希望など、お気軽にご相談ください。
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- ※写Goo!は、DNP大日本印刷の登録商標です。
