電気自動車(EV)を軽量化

ワイヤレス給電用シート型コイル

薄型・軽量、かつ低漏洩磁界での電力電送を実現する、電気自動車(EV)向けワイヤレス給電用シート型コイルです。

動画:ワイヤレス給電用シート型コイル(3分2秒)


ワイヤレス給電装置の薄型・軽量化に貢献しEVの利便性を向上

ワイヤレス給電コイルメインイメージ

EVの利便性を高める技術として、ワイヤレス給電が注目されています。ワイヤレス給電はガソリンスタンドに出向いての給油を要するガソリン車に比べ、自宅で給電が可能なEVの手軽さに加えて、ワイヤレスのためプラグの抜き差しが不要という大きな利点があり、また自動駐車技術の進展によりその利便性は更に大きく向上する事が見込まれています。
一般的に、ワイヤレス給電装置のコア部分であるコイルは、リッツ線といわれる、絶縁した細い銅線を多本数より合わせたものが主流で、厚みや重量の大幅な低減は困難とされています。
DNPは、長年培ってきたフォトリソグラフィ技術の応用と、コイルパターンの最適化により、ワイヤレス給電装置用の薄型・軽量なシート型コイルを開発しました。

ワイヤレス給電が解決する課題

DNPのワイヤレス給電用シート型コイルは薄く軽量であるため、車両側装置の厚みやスペース、重量、コストの低減や、地面側装置の設置作業における負荷軽減など、ワイヤレス給電装置の普及促進や充電インフラ整備の拡充に貢献することが可能となります。これらDNPの薄型・軽量シート型コイルの特徴によりワイヤレス給電がより手軽になることによって、EVの利便性向上がユーザーに訴求され、脱炭素社会の実現に資するEVの普及促進に貢献することを目指しています。

従来サイズとの比較



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