DNPの業界最高水準の無菌技術の応用
DNP・SIG Combibloc無菌カートン包材
大日本印刷(DNP)とスイスの食品・飲料の充填機製造メーカーのSIG Combibloc(SIG)の合併会社であるDNP・SIG Combibloc 社は、日本市場においてSIGの液体紙容器及び無菌充填システムの販売、販売した本システムの修繕部品の販売及び保守サービスの提供をしております。
SIGの液体紙容器は、優れたデザイン性やユーザビリティが特長の「SIG Small」や「SIG Dome」等の多数の形状の液体紙容器を販売しています。また、固形物や高粘度の液体等の充填が可能なため、プレミアム飲料の製造を実現できます。SIGの液体紙容器は、他のプラスチック製の飲料容器と比較して、プラスチック使用料削減に貢献可能な環境に配慮した包装材料です。
目次
DNP・SIG Combibloc社とは?
DNPは、2016年から世界大手の紙容器メーカーであるSIG Combibloc Group AG社と協業を開始、2018年4月に合弁会社である株式会社DNP・SIG Combiblocを設立し、日本市場において無菌充填機と新しい形状の飲料・食品用紙容器を提供しています。DNPの業界最高水準の無菌技術とSIGの差別化された無菌カートン充填システムにより、国内飲料業界の成長をサポートします。
SIGの無菌カートンの強み
容器のバリエーション(容量と形状の可変性)
SIGの充填機は、容器の容量の可変性とキャップ付きとストローの形状の変更が可能です。充填する製品の特性や、最終消費者の飲用シーンに合わせて、容量や形状(ストロー・キャップ)の変更が可能です。
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固形入り飲料や高粘度品への対応
SIGの充填機は、乳飲料やソフトドリンク以外に、穀物、ナタデココ、フルーツ、野菜、ゼリーなどの小さい固形物を液体と一緒に充填することが可能です。また、粘度が高い飲料の充填も可能です。
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高意匠性
SIGは、一般的なブロック形状のみでなく、丸みを帯びたデザインのSIG SmallやPETボトルと同等の形状のSIG Dome等のユニークな形状な無菌カートンを展開しています。SIGの包装材料は、グラビア印刷を使用しているため、リテーラーの陳列棚においても、消費者への製品アピール性に優れております。
高生産性と低廃棄率
SIGの充填機は、スリーブ供給方式を採用した世界最高水準の高速カートン包装充填機のため、高生産性と低廃棄率を実現しております。
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サステナビリティ
アルミニウム(AL)を使用していない高バリアの包装材料や、森林由来のポリマーを使用した包装材料も提供可能です。お客様のニーズに合わせて環境対応品をご利用可能です。
SIGの無菌カートンの製品ラインアップ
SIGの無菌カートンは、充填製品や消費者ニーズに合わせて、持ち運びしやすい小型サイズのカートンから、家庭内や業務用でも使用可能な大型サイズのカートンまで、幅広いサイズで多様なデザインのフォーマットを提供しております。日本国内で展開しているSIGの充填機やフォーマットの詳細に関しては、下記の問合わせフォームからご連絡をお願いいたします。
SIG充填機の国内導入実績
SIGの充填機は、国内の飲料製造メーカーが採用しております。現在、神奈川県、埼玉県、三重県にSIG機が導入されていて、2025年秋には、茨城県でも稼働を開始する予定です。委託充填をご検討される場合は、下記のフォームから問合わせをお願いいたします。
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SIG Combibloc社(SIG)とは?
SIG Combibloc社(SIG)は、顧客、消費者、そして世界のためにより良いパッケージングソリューションを提供するリーディングプロバイダーです。無菌カートン、バッグインボックス、スパウト付きパウチなど、独自の製品ポートフォリオを活かし、顧客と協力して、安全で持続可能かつ手頃な価格で、世界中の消費者へ食品・飲料製品をお届けしています。
SIGの技術と卓越したイノベーション能力により、差別化された製品、スマートな工場、接続されたパッケージングなど、消費者の変化するニーズに対応するエンドツーエンドのソリューションを提供しています。持続可能性はSIGの事業に不可欠であり、再生可能な食品包装システムの創造に努めています。
1853年に設立されたSIGは、スイス・ノイハウゼンに本社を置き、SIXスイス証券取引所に上場しています。世界中に約9,600人の従業員が持つスキルと経験により、100カ国以上の顧客のニーズに迅速かつ効果的に対応しています。2024年、SIGは570億個のパッケージを生産し、€33億の売上高を計上しました。SIGはMSCIからAAAのESG評価、EcoVadisからプラチナCSR評価を取得しており、FTSE4Goodインデックスにも組み込まれています。
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