高精細な撮影・デジタル化技術
様々な文化財・芸術作品をデジタル化
歴史的建造物や芸術作品などを高精細に測定・撮影し、デジタルデータとして保存することで、バーチャル空間でのXRコンテンツや忠実な複製品の製作など、デジタルとアナログの両面で利活用することができます。
3Dデータの作成にはフォトグラメトリ技法を活用。対象物に対して、高解像度写真を複数の角度から撮影し、3Dの形状情報を取得し、3Dデータの作成を行う技術です。

こんなところにDNP
©DNP Dai Nippon Printing Co., Ltd. 2021, with the courtesy of the Bibliotheque nationale de France.
博物館や美術館は、歴史的にも価値がある文化財や芸術作品等を多くの人に鑑賞してもらいたいと考える一方で、劣化の進行を防ぎたいという課題も抱えています。DNPは、デジタルデータを用いたXR(Extended Reality)コンテンツや、原作品に忠実な複製技術により、「保存」と「公開」の両立を実現し、人々に新しい鑑賞体験を提供します。
高精細な撮影・デジタル化技術
様々な文化財・芸術作品をデジタル化
歴史的建造物や芸術作品などを高精細に測定・撮影し、デジタルデータとして保存することで、バーチャル空間でのXRコンテンツや忠実な複製品の製作など、デジタルとアナログの両面で利活用することができます。
3Dデータの作成にはフォトグラメトリ技法を活用。対象物に対して、高解像度写真を複数の角度から撮影し、3Dの形状情報を取得し、3Dデータの作成を行う技術です。
みどころウォーク®
VRによる新しい文化・芸術体験
ヘッドマウントディスプレイを装着し、手すりをたどりながら実際に移動することでVR空間内を動き回ることができる鑑賞システムです。現実と少し異なる映像で錯覚を起こすことで仮想的に物理空間を拡張し、限られた展示空間内でも、広大な仮想空間を移動する体験が行えます。
リダイレクテッド・ウォーキング※という技術を活用。現実での移動量とVRでの移動量に気付かれない範囲でズレを作り出すことで、無意識に歩行に影響を与え、狭い実空間でも広いVR空間を歩行している感覚を提示可能にする技術です。
みどころキューブ®
多様な文化・芸術理解の促進
博物館や美術館が所蔵する作品や資料をキューブ型のインターフェースを利用して多様な視点から鑑賞できるようにします。
DNPが独自に開発したユーザーインターフェースを用い、3次元空間内で作品同士の関係や解説などを視覚的に分かりやすく表現しています。
高精細複製「伝匠美®」
文化財等の「保存」と「公開」の両立
精緻な再現性と耐久性を両立させた文化財の複製技術です。貴重な文化財等を広く公開したいというニーズと、劣化の進行を抑制したいという相反する課題を解決します。
デジタルアーカイブ・画像処理・印刷などのノウハウを結集して原作品を忠実に再現します。金箔上に直接印刷するDNPの特許技術により、金地作品も忠実に再現します。
プリモアート
作品の質感まで忠実に再現
絵画やイラストなどの原画を限りなくオリジナルに近い色調で複製。色調に加えて、作者の筆致や作品の質感などの表現にも力を入れています。
高解像度で構築したデジタルデータに対して、複製画専用のDNPカラーテーブルを使用して画像処理を行います。
印刷プロセスから発展したDNPのコア技術
印刷プロセスから生まれたDNP独自の技術に最新の技術を加え、それぞれを高度化して掛け合わせることでDNPの基盤技術を発展させています。