入間市博物館 ALIT様

入間市博物館 ALITの所蔵品を「みどころキューブ® SaaS型」で公開

入間市博物館ALITは、地域の身近な歴史を語る資料として、多種多様な「くらしの道具」を幅広く収集しています。収集した資料は、使用方法や関連状況などの情報とあわせて整理・保存を行い、適宜公開するなど、さまざまな形で活用しています。
同館は2023年1月に常設展示室「入間の歴史」のリニューアルオープンを予定しており、昭和初期の農家と昭和中期の住宅を再現した実物大の家屋模型が新設されました。
このリニューアルにともない、DNPは早稲田システム開発株式会社の協力のもと、DNPコンテンツインタラクティブシステム「みどころキューブ SaaS型」を活用して、同館の収蔵資料の中から、昔の暮らしや道具の移り変わりを表現した「ALITむかしの道具ばこ」を制作し、Webサイト上で公開しました。

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ALITむかしの道具ばこ イメージ

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特長

特長① 直感的な操作による収蔵品への理解促進

キューブ型のインタフェースを触りながらの直感的な操作で、さまざまな切り口を提示することによって、博物館収蔵品への興味・関心を喚起します。各道具類が使われた年代や、1日の中で主に使用される時間帯、時代による道具の移り変わりや、複数の道具同士の思いがけないつながりなどを立体的に表示します。

特長② 小学校における学習への活用

入間市博物館 ALITでは、入間市内の小学校3・4年生に対し、博物館見学の事前学習として、「ALITむかしの道具ばこ」の活用を推奨しています。事前に「みどころキューブ」を閲覧した上で常設展示を見学することで、鑑賞時により深い学びに繋がります。このように「みどころキューブ」を公開することで、博物館の情報発信のみならず、教育普及への展開も図ることができます。
なお、全体のデザインに当たっては、子ども等の利用者にも親しみやすい、明るい配色のデザインを採用しています。

特長③ 収蔵品データベースとの連携

入間市博物館 ALITは、早稲田システム開発が提供する博物館向けクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を導入しており、今回、このシステムで整理・管理している収蔵品情報をもとに「みどころキューブ」を制作しました。「みどころキューブ」上の各収蔵品の解説欄から「I.B.MUSEUM SaaS」のデータにリンクすることにより、収蔵品のことをさらに詳しく知ることができます。

(2023年1月時点の情報です。)

この事例で導入した製品・サービス

多種多様な文化財・芸術作品の画像や解説情報をキューブ状のインタフェースを用い、テーマ・関係性など多様な視点から紹介できるSaaS型の鑑賞システムです。

みどころキューブは、DNP大日本印刷の登録商標です。

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