コロナ禍で活躍する顔認証システム。そのメリットや導入のポイントは?

新型コロナウィルスの影響によりニューノーマル時代となった昨今、非接触の観点から顔画像認証による入退館や勤怠管理などが多く採用されています。貴社では、従業員の「顔写真」を活用するこのような仕組みの導入をご検討ではありませんか? 導入後に効率的で高精度な運用を行うには事前に顔認証システムの特徴やどのようなシーンで活用できるのかなどを良く理解しておくことが大切です。そこで今回は、顔認証システム導入における活用メリットやポイントをいくつかご紹介します!

2022年2月8日 公開

オフィスで顔認証をしている男の人のイメージ画像です

顔認証とは?

顔認証は生体認証システムのひとつで、目、鼻、口や輪郭などの特徴から本人を識別します。顔を認識するだけではなく、個人を識別して本人認証を行えるのが顔認証の大きな特徴です。近年ではマスクをしたままでも本人確認ができる精度の高い顔認証システムも登場しています。

顔認証の仕組み

カメラで撮影した映像から顔を検出して、データベースに登録済みの顔データと照合を行うという手法が一般的です。顔は人それぞれで異なるため、なりすまし被害に遭う可能性が非常に低い点が特徴です。

顔認証システムのメリット

1.より高度なセキュリティ

ID・パスワードやカード、鍵などを利用して本人確認を行うことがまだ主流ですが、それらは他人であっても本人になりすますことが可能であり、セキュリティ面で不安な点がどうしても残ってしまいます。顔認証では他人になりすますことはかなり困難であるうえ、万が一問題が発生した場合には照合時の顔を「顔画像ログ」として残せるため、管理者が目視確認・共有することも可能です。これらの機能を活用することは不正や犯罪の抑止につながります。

2. カードや鍵・IDの紛失・失念の心配がない

顔認証は身体的特徴がキーになります。「社員証を失くしてしまった」「パスワードを忘れてしまった」などのトラブルを防止することができ安心です。カードや鍵の紛失に伴う再発行などの手間もかかりません。

3.非接触でスピーディーな認証が可能

カードや鍵の提示は不要で、指をかざす等の特別な動作も不要です。両手がふさがっていても認証でき、認証までの時間も非常に短いため、ソーシャルディスタンスが重視されるコロナ禍では密にならずに認証できることから注目を集めています。

4.検温機能付きの機器もあるため、withコロナ時代に対応しやすい

withコロナ時代、マスク着用の義務化や、アルコール消毒液の設置をするなど、感染症対策を講じることが急務となっています。しかしながら、これらの対策は感染症予防はできても、そもそも「コロナに感染している疑いがある人」の入室を防ぐことはできません。顔認証と同時に検温を行うことで、体温が高い人の入室を制限し、オフィスや施設内に感染症が持ち込まれるのを未然に防ぐことができます。

顔認証システムの活用シーン

オフィスのイメージ画像です

・ID証の所持は必要なく、ハンズフリーでスムーズな入退室が可能
・勤怠管理システムとの連携で正確な勤怠管理が可能
・特定の居室への入室制限が可能

大型商業施設のイメージ画像です

・従業員の流動性が高い施設における従業員証発行の手間削減
・従業員個人スマートフォンへの入退館管理アプリインストールが不要
・守衛所の受付無人化が可能

その他の活用シーン

会員制フィットネスジムのイメージ画像です

マンションのエントランスのイメージ画像です

イベント施設のイメージ画像です

顔認証システム導入のポイント

1.顔認証と同時に検温できるものを選ぶ

コロナ対策も兼ねたシステム導入をお考えの場合は、【検温】ができる顔認証システムを選ぶことも重要です。
顔認証と同時に検温を行うことで、高熱がありコロナ感染の疑いがある人の入室を制限することができます。
また、通常の入退室管理に加え、検温結果を保存できるシステムもあるため、コロナ対策の強化に繋がります。

2.高画質な顔写真を準備する

顔認証を導入しても低品質な写真データで登録してしまうと認証精度に問題が発生してしまう可能性があります。
正確な顔認証を行うには高画質な顔写真データを準備することも重要です。
DNPでは認証精度の高い高品質な顔写真データを手間をかけずに素早く収集することができるサービスを提供しています。

DNP顔写真収集サービス with Ki-Re-iのイメージ画像です

・日本全国にある証明写真機Ki-Re-iで撮影
・高品質な撮影データをご提供
・画像のトリミングや背景の統一などの編集作業は不要
・撮影データのファイルリネームも不要
・顔写真は専用の管理サイトで一元管理

DNP顔写真収集サービスを利用した顔認証システムのご紹介

顔写真を顔認証にも活用しませんか?検温もできる顔認証システムです!

特長

ハンズフリーでスムーズな入退室

顔認証をしているイメージです

事前に顔写真を登録しておくことで、機械に顔を近づけるだけで入退室の管理が可能になります。
認証した時間はサーバーに保存されるので、勤怠管理にも活用可能です。

体温測定が可能

顔認証と検温を同時に行っているイメージ画像です

顔認証と同時に検温することもできます。測定時間は約1秒のため、人が滞留する心配はありません。検温結果は個人と紐付いてサーバーに保存されるので、感染症拡大防止策や従業員の健康管理にも活用いただけます。

このような利用目的に最適!

  • 顔認証を利用して入場管理を行いたい
  • 入り口にて検温スクリーニングを行いたい
  • 履歴管理をしつつ、検温も行いたい
  • 自動ドアやゲートなどと連携が行いたい

※本製品に関するお問合わせは、「DNP顔写真収集サービスのお問合わせ」ボタンをクリックし、必要フォームを入力の上ご連絡ください。

製品・サービスの販売元

※Ki-Re-iは、DNP大日本印刷の登録商標です。

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