複雑化する企業のコンプライアンス対応業務の効率化とガバナンス強化を実現するサービス

コンプライアンス・マネジメント・プラットフォーム - eCAP

国際規格やガイドライン等への対応を行うコンプライアンス活動を支援するマネジメントツールです。 さまざまな規格についての要求事項や活動タスク、証跡を一元的にシステムで管理することができます。これにより、企業内のコンプライアンス活動の効率化とマネジメント強化を実現します。

eCAPサービスイメージ

コンプライアンス活動にマネジメントツールが求められる背景

企業活動において、品質向上やリスク管理の取組みは欠かせません。
そのため、企業では国際規格やガイドラインを基準にした社内ポリシーを策定し、これを遵守するコンプライアンス活動を継続しています。

しかし、重要インフラやサプライチェーンにおける情報セキュリティ対策の必要性が高まっており、国際規格や各国・地域でのガイドラインの新規策定・改定が増えています。

このような規格等の多様化から、企業内のコンプライアンス活動のマネジメント負荷が増大しています。

・規格やガイドラインの新規策定、更新状況の把握と内容分析
・活動にあてる人的リソースと業務時間の増加
・活動の属人化とノウハウ継承不備

したがって、企業のコンプライアンス活動を適切に行うためには、従来の自主的な活動だけでなく、デジタル運用できるシステムを活用してマネジメントすることが望ましいと言えます。

eCAPの仕組み

コンプライアンス活動に関するすべてのドキュメントをデジタル化して取り込み、システム内で一元管理する仕組みです。

eCAPの管理概念

①ISO規格やガイドラインなど外部の規格類をシステムに登録して要求事項に分解する構造化を行います。

②要求事項と企業内の規程類(ポリシー)をひもづけて管理を行います。

③ポリシーにもとづく社内の作業手順書をコントロールとしてタスク管理します。

④コントロールにもとづいて実行したタスクの証跡をインスタンスとして管理します。

⑤コンプライアンス活動に関連するすべてのドキュメント類やタスクをシステムで一元管理することで重複なく効率的なコンプライアンス活動を可能にします。

また活動状況をダッシュボードにより可視化することで、確実なマネジメントが効率よく行えます。


特長

❶複数の標準・基準対応に対する品質向上・省力化

ISO/IEC 27001等の国際規格だけでなく、業界特有のガイドラインや企業独自のレギュレーション(規則・規制等)にも対応できる汎用的なプラットフォームです。

海外も含めた複数の拠点で事業を展開する企業にとって、多様な規格等への迅速な対応を可能にします。

複数の規格や社内ルールを細分化して一元管理することで、重複作業をなくして管理の手間を大幅に削減できます。

規格やルールの更新・改定時にも、対応状況を素早く確認できます。

❷コンプライアンス活動の一元管理

タスク、ワークフロー、記録を一元的に管理、担当者の作業を効率化できます。

監査対応や問合わせ業務がスムーズになり、複数の基準や複数拠点にわたる進捗状況もダッシュボードで一目で確認できます。

eCAPダッシュボード画面

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