オンプレミス生成AI基盤に「ドキュメント構造化AI」機能を搭載 構造化AIと生成AI基盤を組み合わせたソリューション

機密情報や個人情報を取り扱う業務が多く、クラウド環境の生成AIサービスを導入できない

社内文書を非構造化データのまま生成AIに読み込ませても、AIの回答精度が上がらず、誤回答やハルシネーション（AIが事実とは異なる回答を生成する）が起こりやすく、業務活用レベルにならない

自社専用のAI環境をオンプレミスで構築したいが、サーバー選定からAIモデル開発、運用まで、何から手をつければいいか分からない

DNP独自開発の「ドキュメント構造化AI」により、非定型フォーマットを含む社内文書をAIが理解しやすい「構造化データ」に高精度で変換します。本独自技術が生成AIの高精度な回答を実現し、誤回答やハルシネーションを抑制します。

エフサステクノロジーズの「Private AI Platform on PRIMERGY」で、オンプレミス生成AI基盤の環境を短期間で構築します。

AIエンジニアや構造化スペシャリストが導入・運用、及び構造化をご支援。目的にあわせてサーバー選定から設計・構築・運用までをワンストップで支援し、AI活用の軌道化まで手厚くサポートします。

本サービスは、クラウドに置けない機密データを取り扱う企業様にも安心してご利用いただけます。
下記のような業界と特有の課題に対応できます。

■社内データを学習させるとAIは「嘘」をつく？
生成AI（LLM）は、社内固有の文書や資料など、レイアウトが複雑な非定型な資料（紙文書・Officeドキュメント、PDF等）の情報を正確に読み取ることが難しい場合があります。そのため、回答精度が低かったり、事実に基づかない回答（ハルシネーション）の一因となります。

■DNPの「ドキュメント構造化AI」が解決します
DNPは、長年の印刷・出版で培ったレイアウト解析・構造化・編集のノウハウを活かし、非構造化データを生成AIが理解・活用しやすい“AI-Ready”なデータ（構造化データ）に変換する独自のAIソリューションを開発しました（関連特許取得済み）。
本技術は、単に文字を読み取る（OCR）だけでなく、文書のレイアウトを解析し、見出し、本文、図表、項目間の関連性までをAIが理解できる「構造化データ」に高精度で変換します。
生成AIが「構造化データ」を使うことで、社内に蓄積されたナレッジを正確に活用し、生成AIの高精度な回答を引き出すことが可能になります。

AIエンジニアや構造化スペシャリストが、お客様のAI利用目的に即した環境要件の設計から、サーバー等の機器調達・設置、AIモデルの構築、PoC（トライアル）支援、既存システムとの連携、セキュリティ設計、運用マニュアル作成、トレーニング、保守・運用まで、一貫してサポートします。

Q. ハードウェア構成のカスタマイズは可能ですか？
A. ハードウェアに搭載可能なオプション製品を追加することは可能です。

Q. 導入後、LLMを最新化することは可能ですか？
A. 可能です。 最新の言語モデルへのアップデートには、AI基盤運用支援サービスをご契約いただく必要があります。アップデート作業はお客様となりますが、有償での作業代行も可能です。

Q.お試しできる環境はありますか？
A. あります。2週間無償でご利用いただける検証環境を準備しています。検証用データを社外に持ち出せない、環境を占有して性能測定を行いたい等のご要望については、機器の貸し出しサービスを提供しております。