もう一度、この本を届けたい! 書店・出版社が共創する新しい復刊モデル

DNP復刊支援サービス

品切・重版未定となった作品の中には、今もなお読者に届ける価値を持つ作品が数多く存在しています。 DNP復刊支援サービスは、書店・出版社・読者をつなぎ、一度は書店から姿を消した作品との新たな出会いを生み出す仕組みです。書店が「売りたい」と考える作品を起点に出版社と連携して復刊し、販売実績を通じて需要を可視化することで、通常重版や全国流通につながる可能性を広げます。

なぜ今、復刊なのか

出版市場では、次のような課題が存在しています。

・品切・重版未定となった作品が市場に届きにくい
・新刊を中心とした流通構造の中で、過去作品の販売機会が限られる
・作品への潜在的な需要が見えにくく、重版判断が難しい

一方で、書店には「今こそ届けたい作品」があり、出版社には「再評価される可能性のある作品」があります。そして読者には、まだ出会えていない作品があります。DNPは、それぞれの思いと需要をつなぐ仕組みを提供します。

DNP復刊支援サービスとは

書店の「売りたい」起点で新たな流通をつくる

出版社から提供された品切・重版未定作品の情報をもとに、書店が復刊候補を選定します。DNPは出版社と条件を調整し、デジタル製造を活用して必要な部数を製造。復刊した書籍は、企画や作品に応じた形で書店等を通じて販売します。文庫の復刊ブランド「Re文庫」は、その活用例の一つです。販売実績は、需要検証や通常重版の判断材料につなげます。

サービスの特長

1 書店自らが選び“作る”商品
読者に近い書店員が、協力出版社の復刊候補の中から「売りたい本」を選定し、限定再生産します。

2 少部数から製造できる
DNPのデジタル製造を活用し、需要に応じた部数で復刊します。

3 需要を可視化できる
限定販売の実績や読者の反応を、通常重版を検討する際の材料として活用できます。

4 目利きした書店に成果を還元する
書店での仕掛け販売の結果、通常重版に至った場合、事前に合意した条件にもとづき、協力書店への報奨が発生します。

Re文庫について

Re文庫は、DNP復刊支援サービスを活用して復刊する文庫のブランドです。書店員が選んだ「もう一度読者に届けたい作品」として、この取り組みを広く定着させることをめざします。

Re文庫(Re:Bunko)のロゴマーク
※Re文庫は、DNP大日本印刷の登録商標です。

DNPが提供する価値

DNPは、復刊候補の整理や関係者間の調整に加え、出版製造、デジタル製造、流通、マーケティングを組み合わせ、作品の再流通を支援します。単に本を再生産するだけでなく、需要の発見から販売、次の重版判断までをつなぐ出版流通モデルを構築します。

よくある質問

Q. どのような作品が対象ですか?
A. 主に品切・重版未定となっている作品を対象とします。実施可否は権利状況や製造条件等を確認した上で決定します。
Q. 文庫以外の作品も対象ですか?
A. 文庫以外も対象になります。対象範囲は企画や作品条件によって異なります。詳細はお問合わせください。
Q. 少部数から製造できますか?
A. デジタル製造を活用し少部数から製造可能です。具体的な最低部数は企画ごとの条件に応じてご案内します。
Q. 権利処理はどのように行いますか?
A. 復刊に必要な権利状況は出版社に確認いただき、関係者間で条件を整理した上で進行します。
Q. 費用や販売条件はどのように決まりますか?
A. 作品、製造部数、販売方法等によって異なります。個別の企画内容に応じてご案内します。
Q. 通常重版は必ず実施されますか?
A. 通常重版は出版社の判断となります。本サービスでの販売実績は、その判断材料の一つとして活用されます。
Q. 書店への報奨はどのような場合に発生しますか?
A. 通常重版に至った場合、事前に合意した対象期間や報奨条件にもとづいて発生します。

未来のあたりまえをつくる。®