宮城県山元町立山元中学校 様

外国出身の生徒とのコミュニケーションに「DNP対話支援システム」を活用

2025年9月より、宮城県の山元町立山元中学校に「DNP対話支援システム」が採用されました。 本システムは、山元中学校に在学するバングラデシュ出身の生徒と教員や他の生徒との円滑な会話を支援するために活用されています。

導入した「DNP対話支援システム」(透明ディスプレイ無し)の使用の様子

導入した「DNP対話支援システム」(透明ディスプレイ無し)の使用の様子

導入の背景

本年4月、山元中学校にはバングラデシュ出身の生徒が入学しました。生徒は英語を話しますが、日本語にはまだ不慣れです。一方で、教員や他の生徒は英語での細かな意思疎通が難しく、円滑なコミュニケーションに課題がありました。
対応が求められる中、「DNP対話支援システム」を試験導入した結果、意思疎通がスムーズに行えることが確認され、本採用に至りました。窓口では無く教室内での活用のため、透明ディスプレイは使用せず、タブレットのみで導入されました。

ご担当者様のコメント

山元中学校 教頭 佐藤拓也様

日本語が全くわからない外国人生徒が入学するということで、対応に悩んでいたとき、この対話システムを紹介していただきました。実際にこのシステムを使って、級友と円滑にコミュニケーションを図り、学級に慣れていく生徒の明るい姿を見て、大変素晴らしいシステムだと思いました。日本語への変換スピードが速く、かつ正確に変換されるので、コミュニケーションだけではなく、授業においても活用させていただいております。

DNP対話支援システムについて

DNP対話支援システムの写真

窓口業務等の対話の音声をリアルタイムで文字に変換し、目立たせたい単語をフォントで強調して透明ディスプレイに表示するシステムです。
聴覚障がい者や高齢者など音声を聞き取ることが困難な人や、在留・訪日外国人との円滑なコミュニケーションを支援します。


  • ※音声認識、文字化、翻訳は株式会社アイシンの技術を使用しています。
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    ※本ページに記載された情報は2025年12月現在のものです。

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