PETボトルを
未来のあたりまえ
として進化させたい

Profile

上田 佑理
製品・プロセス開発包装関連ライフ&ヘルスケア部門2023年入社

Ueda
Yuri

My Career

1年目~2年目秋 Lifeデザイン事業部 プロダクトセンター 成形品プロセス部配属。飲料向けプリフォーム(PETボトル用部材)の生産技術を担当。コストダウンを目的とした材料変更のテーマで社内表彰を獲得。
2年目秋~現在 Lifeデザイン事業部 第1ビジネスユニット 技術・開発本部製品開発部へ異動。射出成形を用いた製品の開発を担当。PETボトルをはじめとする飲料用容器の設計・開発に従事。

PETボトルの形状に魅せられて

学生時代からPETボトルに興味を持っていたのですね。

大学では材料工学を専攻し、金属材料の強度について研究していました。もともと「縁の下の力持ち」である素材や技術が好きで、就職活動では容器関連のBtoB企業を中心に考えていたんです。特にPETボトルは、1974年にアメリカで炭酸飲料向けに上市されて以来、清涼飲料容器の約8割を占めるほど身近な存在になりました。でも、画一的じゃない変な形のボトルや、光学的なデザインが組み込まれた面白い形状を見ると「これ、絶対に技術が詰まっている!」とワクワクしてしまうんです。

DNPを選んだ一番の理由は、さまざまな事業領域を持ち、コア技術を他分野に展開する応用力と、自分が携われる事業の幅広さでした。加えてPETボトル事業がある点も大きかったです。企業選びの基準は「入社したときを想像してわくわくするか」。なんでもまず動いて取り組みたくなる私にとって、活気があり明るい社風のDNPは、自分らしく働けそうだと感じました。会社説明会で出会った社員の皆さんが明るく、堅苦しくない雰囲気だったのも決め手になりました。

現在はどんな仕事を?

今は射出成形を用いた製品の開発を担当しています。PETボトル飲料をはじめとする新たな飲料用容器の設計・開発が主な仕事です。CADで3Dモデリングするところから、実機でのテストまで一貫して携わります。顧客企業から「新しい容器形状がほしい」と引き合いがあれば、デザインと強度・特性の両方を考慮しながら形にしていきます。

すでに上市しているコンプレックスボトル(外装の着色フィルムが剥がせるリサイクル性の高い製品)をはじめ、高付加価値な飲料用容器の開発に注力しています。固定観念にとらわれず、分野を問わず技術を吸収しながら、担当テーマを楽しむのが私のモットーですね。PETボトルは「未来のあたりまえ」としてさらに進化していくはずだと信じています。

難しい課題をこなせた時こそ楽しい!

入社1年目のコストダウンプロジェクトが印象に残っているとか。

はい、プロセス開発を担当していた時に、コストダウンを目的とした材料変更のプロジェクトに参加したんです。1年目で初めて1人で担当した案件で、変更対象の品目が10種以上にも及んだため、技術部門だけでなく、営業、購買、製造など多くの部門・拠点の社員と協力する必要がありました。

テストの立ち会いなど実際に手を動かす作業以外に、全体の進捗管理も任せてもらったのですが、関わる人が増えるほど自分の想定通りに進捗できないことを実感し、先取りでの管理やリマインドに徹底して取り組みました。その結果、無事に当初の目標通りのスケジュールで成果を出して、社内の通期の表彰も獲得できました。

どんな難しさや楽しさを感じましたか?

やはり各所との連携を取ることが一番大変でした。実機テストは個人で完結できますが、品目が多く、顧客企業や担当営業が異なるため、進捗管理が難航しました。でも、「プロジェクト管理は難しくて楽しかった!」と今も思います。私は、自分にとって難しいと感じる課題をうまくやるのが、やりがいにつながるタイプなんです。また、プロセス開発を経験したことで、現場の流れや製造のリアルを深く理解できました。これは現在の製品開発の仕事にも生きていて、設計する際に「量産までどうなるか」を想像しながら進められるという強みになっています。

挑戦したいことが山ほどある

PETボトルへの愛情は尽きませんか?

そうですね。私みたいに“PETボトルをやりたくて入社した”という人は聞いたことがありません(笑)。それでも、DNPでPETボトルの領域を継続して研究している人たちは、ニッチだからこその魅力に取り憑かれているかもしれません。「あの技術について聞くならあの人」という人がたくさん存在するのが面白く、心強いです。また、DNPは事業領域が広いため、さまざまな観点から柔軟に提案できるのが強みだとも感じます。

これからどんなことに挑戦したいですか?

ひとつめは、技術者としての「軸」をしっかりつくりたいと思っています。射出成形、3D CAD、PETのリサイクル材など、現時点でも可能性がたくさん広がっています。5〜6年くらいは今の場所で深く経験を積み、「あの人に聞けばこれがわかる」と言われる存在になりたいです。

ふたつめは人材育成です。大学時代に研究熱心な同期を見て、「熱中するタイプじゃない自分は、視野を広く持ち、周りを見て人を活かせる役割が向いているかも」と感じました。管理職として、個々のやりたいことを尊重し、みんながうまく活躍できる環境を整えていきたいです。

そして、“0から1”でつくったアイデアを世に出したいという目標もあります。DNPが開発したコンプレックスボトルを見て、「私も自分の手で新しいものをつくり上げたい!」と感じました。生活者の皆さんがより安全に、より楽しく使える容器を、技術や知見を蓄積しながら生み出していきたいですね。

※掲載内容はすべて取材当時の内容です

Schedule

仕事がある日の1日

  1. 出社
    まずはメールチェックや当日の仕事の流れを確認することから始めます。
  2. 容器設計・ラボテスト
    開発中の容器の形状を3D CADでモデリングしたり、ラボで試作・評価したりします。
  3. 社内会議
    開発部署内や営業と進捗を共有します。
  4. ランチ
    チームメンバーと社内食堂でランチをします。自作の丼ものを持参することもしばしば。
  1. 容器設計・ラボテスト
    午前中の続きや評価を進めます。
  2. 社外会議
    顧客企業や取引先と開発製品についての提案や進捗共有を行います。
  3. 退勤
    急いで仕上げなければならない仕事がない日は18時~18時半頃に退勤します。フレックスやテレワークも活用しながら、フレキシブルに働いています。

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