ファンマーケティングの成功事例
メリット・デメリットや効果的に行うポイントを紹介!
ファンマーケティングを取り入れることで、安定した売り上げと新しいユーザーの確保が可能になります。企業や商品のファンとの交流を密にすることで、新しいアイデアを得ることも可能であるため、企業が成長するためにも役立つ施策です。
この記事では、ファンマーケティングの概要や手法を解説するとともに、メリット・デメリットや成功事例について紹介します。新規顧客を獲得したい企業や、新たな視点でのアイデアを求めている企業は、ぜひ参考にしてください。
2022年9月公開
目次
ファンマーケティングとは
ファンマーケティングとは、企業が提供する商品を熱烈に愛してくれるファンを増やし、売り上げを拡大していくマーケティング戦略のことを意味します。従来では、TVや雑誌などのマスメディアを中心としたアプローチを行ってきました。しかし、現在ではインターネットで簡単に情報を得られるようになってきており、愛用者によるSNSや口コミでの拡散が効果的だと注目されています。
ファンを育成する効果
提供するサービスに対するファンを育てることで得られる効果はさまざまです。そもそもファンとは何を指すのかについて、似た言葉とともに紹介します。
■ファン:特定の人物や物、事象に対する熱烈な愛用者や支持者
■リピーター :繰り返し何度も来店・愛用してくれる顧客
■新規顧客 :初めて商品・サービスを購入する人
上記の他にも「優良顧客」という言葉もあり、商品やサービスの購入頻度が多く、これまでの購入金額も高額で、さらに、直近でも購入履歴のある客のことを指します。自社サービスや商品の愛用者を育てていくことで、売り上げを安定させることが可能です。ファンはSNSや口コミで自発的に情報を発信してくれるため、新しいユーザーを得ることにもつながります。
ファンマーケティングが注目される理由
ファンマーケティングを取り入れた戦略が注目を集めている背景として、SNSが現在の社会に浸透していることが挙げられます。
顧客は、インターネットやSNSを使って商品の情報を自ら発信できるとともに、情報収集も簡単に行えるようになりました。それゆえに、企業からの情報発信よりも、実際の使用感を生の声で発信する口コミの方が、消費者が影響を受けやすい傾向に。
特にファンのポジティブな口コミが俗にいう「バズる」可能性を秘めているため、ファンマーケティングは注目されています。 しかし口コミの中には、ポジティブな意見もあれば、ネガティブな意見も。ネガティブな意見はマイナスな感情になる一方で、それらをしっかりと精査して商品・サービスに反映することで、サービスをより良くできるためプラスに働かせることもできます。
ファンマーケティングの手法
|
ビジネス業界ではファンマーケティングを成功させるために、さまざまな手法が取り入れられています。いくつかある手法について簡単に紹介しますので、参考にしてください。
【ファンマーケティングの手法】
■ファンミーティング:愛用者と交流するために行うイベント
■ファンコミュニティ:SNSやネット上で行われる、愛用者同士や愛用者と企業が交流するための場所
■サブスクリプション運営:月額など、定期的な課金でサービスを提供する
■メルマガ配信:企業が愛用者に向けてメールを配信する
■SNSキャンペーン:期間を限定し、応募者にプレゼントや特典を付与することで販売促進を行う
■ライブ配信:愛用者と密なコミュニケーションをとり、視聴者の反応を確認しながら商品説明を行う
■クラウドファンディング※1:市場に出す前の商品を販売し、愛用者の意見収集を行う
■サンプリング体験:限られたファンにサンプリングを行い、SNS等で口コミの発信を行ってもらう
※1「群衆(Crowd)」と「資金調達(Funding)」という言葉を組みあわせた造語で、インターネットを通じて不特定多数の人に資金提供を呼びかけ、趣旨に賛同した人から資金を集める方法
上記の他にも会員制サービスを行うなど、さまざまな方法が生まれています。商品・サービスの種類にあわせて適した手法を取り入れていきましょう。
ファンマーケティングのメリット
|
ファンマーケティングを新たに取り入れることで、得られる利益は大きいです。特に注目されている利点をいくつか紹介します。
【ファンマーケティングのメリット】
■売り上げの向上
■口コミによる新規顧客の増加
■ユーザーの声を獲得しやすい
ここでは、上記3つの利点について詳しく紹介します。
売り上げの向上
ファンは、商品を熱烈に愛用してくれるヘビーユーザーです。ファンを大事にすることで売り上げが安定し、ニーズに合わせた商品を発売することで、売り上げアップにつながります。
また、経済分野に「パレートの法則」という統計に関する法則があり、「結果の8割は全体の2割が決定している」といわれています。現在のマーケティングだけでなく、以前の営業でも取り入れられている理論です。この理論を当てはめると「売り上げの8割は優良顧客の2割が生み出している」となります。そのため、優良顧客であるファンを増やすことで、売り上げがアップするのです。
口コミによる新規顧客の増加
現在、消費者が商品を購入・利用する前に、SNSやインターネット上で口コミを確認することが主流になってきています。実際に使用した人の口コミを参考にすることで、より目的に合った商品を購入できると考える人が多いことが背景にあるのです。
熱烈なファンがSNS等で魅力的な口コミを発信することで、これまで興味を持つことがなかった新しいユーザーの目に留まり、ユーザーの増加につながるという良い循環を生み出します。同じ消費者目線であるファンの言葉だからこそ、よりリアルな広告を行えることが大きな利点となるのです。
ユーザーの声を獲得しやすい
ファンは企業が想像もつかないような斬新な発想と、独自の視点を持っている可能性があります。定期的にファンから商品の意見や感想を得ることで、よかった部分とともに、改良が必要な部分も知ることができるのです。
実際に購入している消費者の声なので、取り入れることでさらに良い商品に生み出すことが可能となります。そのため、サンプル体験を行ってみたり、ファンミーティングを行ってみたりして、ファンの声をうまく獲得できる環境を取り入れると良いでしょう。
ファンマーケティングのデメリット
|
ファンマーケティングにはさまざまなメリットがある反面、デメリットもいくつか存在します。どのようなデメリットがあるのかを確認し、導入後にうまく活用できるかよく検討してみましょう。
【ファンマーケティングのデメリット】
■ファンの育成に時間がかかる
■企業の成長意欲を維持する必要がある
ここでは、それぞれのファンマーケティングのデメリットについて見ていきましょう。
ファンの育成に時間がかかる
売り上げにつながる成果を出すには、熱烈なファンを育てていく必要があります。そのためには、商品の魅力だけでなく、ブランドコンセプトや歴史なども伝えていくことが大切になるため、ユーザーに対して時間をかけて情報発信をしていかなくてはなりません。
一目惚れのようにファンになってくれる可能性もありますが、「熱烈なファン」へと育てて広報として活用するには、ある程度の時間がかかることは覚悟しておきましょう。
ファンとの交流で大切なことは、以下の3つです。
■共感
■愛着
■信頼
ファンへの対応には上記の3つを目的とし、交流を行っていくと良いでしょう。ファンの声を受け止めた上でしっかり反映しているという姿勢を見せていくことで、スムーズにファンの心をつかむことが可能になります。
企業の成長意欲を維持する必要がある
ファンマーケティングを導入することで、企業の成長意欲が低下してしまう場合があります。ファンを獲得すれば売り上げが安定するので、「獲得したファンをただつなぎとめる」というやり方へ進んでしまう可能性があるのです。
企業が成長するためには今いるファンだけでなく、新しいユーザーの獲得も行っていかなくてはなりません。すでに確保しているファンのことだけを重視してしまうと、企業の評価を下げたり、商品の評価を下げたりするおそれがあります。
■ファンとの交流の際に得た口コミをもとに商品の改良を行う
■より既存のファンに喜んでもらえるように新たな開発を行う
上記の2点を心がけることで、確保しているファンの心をつかむだけでなく、新しいユーザーの獲得にもつながるため一石二鳥です。
ファンマーケティングを成功させるポイント
|
ファンマーケティングを導入した後、うまく施策を成功させるためには以下のポイントを押さえておく必要があります。
【ファンマーケティングを成功させるポイント】
■ファンのニーズを把握する
■ファンと密にコミュニケーションをとる
■ファン同士が仲良くなれる場を提供する
それぞれのポイントについて詳しく紹介していきます。
ファンのニーズを把握する
ニーズを把握することは、ファンの心をつかむことにつながるほか、新規ユーザーの集客にもつながります。ニーズを把握する具体的な手法は、以下を参考にしてください。
■製品やサービスに関する満足度調査
■新製品のモニター募集
これらは、応援している企業に対して「協力している」というファンへの心理的な効果を狙えます。ファンのニーズを把握することで、既存の製品やサービスの改良につながるだけでなく、愛用者の声を反映した新製品の開発も可能です。
ファンと密にコミュニケーションをとる
密にコミュニケーションをとることも、ファンの心を惹きつけるために必要なことです。ファンと交流する場を設けることで、新しいアイデアや現商品への不満の声が届きやすくなります。ファンのことを大切にし尊重している姿勢も示せるため、信頼にもつながるでしょう。
また、企業内だけでは出てこない意見や、ファン独自の視点を共有することでさらなる発展も望めます。そのため、SNSでの交流やファンミーティングを積極的に取り入れていきましょう。
ファン同士が仲良くなれる場を提供する
ファン同士が仲良くなることで、商品に関する情報交換だけでなく、疑問が出たときにファン同士で解決してくれるケースもあります。また、ファンによっても愛用する商品が異なるため、今まで試したことがない商品のよさに気づくという利点もあるのです。
さらに、仲間意識が芽生えることで、今よりもさらに商品・企業への想いも深まる傾向にあるため、ファン同士が仲良くなれる場を提供することは企業価値の向上にもつながります。ファンコミュニティを作成し、ファンが運営を行ってくれるように促していくと良いでしょう。
ファンマーケティングの成功事例
|
ここでは、ファンマーケティングをうまく活用し、成功した事例を3つ紹介します。企業によってそれぞれ異なる手法で成功を手にしているので、どのような方法で活用していきたいかを考えながら、導入する際の参考にしてみてください。
チロルチョコ ✕ オンラインファンミーティング
チロルチョコを販売している「チロルチョコ株式会社」もファンマーケティングを取り入れ、成功した会社の1つです。バラエティ豊かな商品と確かな美味しさで、チロルチョコは長年愛され続けています。チロルチョコ株式会社が取り入れた施策は「オンラインファンミーティング」です。
オンラインファンマーケティングは、SNSを使ってミーティングへの参加を呼びかけ、発売前のフレーバーが楽しめるコーナーや、限定のグッズをかけたクイズ大会が開催されました。ファンと企業が一緒に楽しんで交流するという姿勢が、ファンの心をつかんだのではないでしょうか。
スターバックス ✕ アイデア投稿
おしゃれで美味しいコーヒーショップとして世界的に有名な「スターバックス」も、ファンマーケティングを取り入れています。具体的には、「My Starbucks Idea」という、スターバックスに関するアイデアを投稿できるWebサイトを立ち上げて、ファンの声を聞くという施策です。
そのサイトには、公開から2か月間で約41,000件ものアイデアが寄せられました。スターバックスが抱えている問題点や課題を真摯に受け入れ、改善を重ねた結果、業績不振から抜け出したという過去があるのです。日々お客様との対話を心がけ、意見を取り入れてきたからこそ、今の人気を勝ち取れたのでしょう。
株式会社MAPPA ✕ クラウドファンディング
アニメーション制作会社である「株式会社MAPPA」は、「この世界の片隅に」という劇場版アニメ化を目的に、プロデュース会社である「株式会社ジェンコ」と映画監督である「片渕監督」とともに、クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトページに作品に対する熱い想いや、制作過程を載せることで、ユーザーからの共感と作品への興味を得ることに成功したのです。資金を提供してくれたファンに対し「制作支援メンバーミーティングの参加権利」を用意するなど、一般のマスコミにも情報が出ていない作品の情報を伝え、作品に愛着を持ってもらえるように工夫を凝らしました。
なお、SNSなども活用し、最終的には映画公開のための資金を約3,900万円調達することができたそうです。ファンの気持ちを大切にする姿勢と、作品への想いが成功へと導いてくれたのでしょう。
まとめ
ファンマーケティングは、大きな成功をつかみ取れる施策です。ファンが与えてくれる情報を活用することで、新たな商品の開発につながったり、新規ファンの獲得につながったりします。
熱烈なファンを育てるまでには時間がかかるという面もありますが、今後企業が成長していくためにもファンの存在は重要になるため、ぜひファンマーケティングを導入してみてはいかがでしょうか。
DNPの関連サービス
ファンとは、企業活動におけるビジョンや価値観に共感する大切なお客様です。ときにファンは自ら発信者となり、さらなるファンを呼び込んでくれる可能性があります。 つまり、ファンが集い、ファンを広げ、ファンを育てる場所を持つことで、ファンがメディアとなり、ビジネスをより強くします。 DNP ファンメディアプラットフォーム®は、低コストで手軽に課金対応、会員制メディアを構築するサービスです。
DNP ファンメディアプラットフォーム® | ソリューション/製品・サービス | DNP 大日本印刷
関連サービスの概要資料
その他のコラム
-
SDGs100人カイギのその後 ~「行動」の時代の...
- 企業コミュニケーション
2030年までに本気で世界を「変える」ことを目標として、さまざまな活動に取り組む100人の話を聞く「SDGs100人カイ...
-
ウォーキングラリーイベントで持続的な健康支援とイン...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
2020年から始まった、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛。テレワークが増加し、運動不足や社内コミュニケーション...
-
【初心者向け】東南アジアでの主婦層・ママ層向けプロ...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
東南アジアにおいて、主婦層やママ層が使用する日用品や家庭での消耗品、子育てに便利な商品、衛生用品、食品やお菓子などの販売...
-
「わかる」だけがゴールじゃない! エンゲージメント...
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
メールや文書のやり取りではなかなか伝わらなかったのに、直接話したら一瞬で解決した。そんな経験、みなさんにもあるかと思いま...
-
【金融保険DX】 情報の森で迷子にならない! “見...
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
業界や企業規模を問わず、社会のあらゆる分野でDXによるビジネス・業務改革が進められています。デジタル化の必要性は感じなが...
-
ライブ配信でファンを増やす工夫とコツ リピーターを...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
ライブ配信は、企業やサービスのファンを作り、ユーザーとの親交を深めながらコミュニティを形成するのに役立ちます。しかし、ラ...
-
ソーシャルコマースの意味とは? 活用するメリットや...
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
ソーシャルコマースとは、SNS(ソーシャルメディア)とEC(イーコマース)を組み合わせて商品の販売・促進を行うことを意味...
-
コミュニティマーケティングの成功事例 メリット・デ...
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
顧客間のコミュニティを作り、そこから得た情報をマーケティングに活かすことを「コミュニティマーケティング」と呼びます。しか...
-
熱狂的なファンを生み出す ヤッホーブルーイングのフ...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
“ビールに味を!人生に幸せを!”をミッションに掲げるクラフトビールメーカー、ヤッホーブルーイング。オウンドメディアやSN...
-
重版未定の絵本・児童書12タイトルを復刻 オンデマ...
- 出版・電子出版・教育
DNPでは「もう一度読みたい、あの絵本、あの児童書」をテーマに、入手困難となった絵本や児童書を復刻する企画『復刻書店いに...
-
東南アジアでの主婦層・ママ層向けマーケティングの基...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
主婦層やママ層に使用していただける日用製品や家庭での消耗品、子育てに便利な商品から衛生用品や食品やお菓子などの販売を効率...
-
DNPが始めるファンビジネス支援。 安全安心な顧客...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
少子高齢化を迎える中、見込み客の満足度をあげ、自社の“ファン”にする「ファンビジネス」が注目されています。DNPでも、こ...
-
顧客情報のおすすめの管理方法と注意点 データの活用...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
膨大なデータが行き交う現代ビジネスにおいては、顧客情報を活用したマーケティングが主流となっています。一方で、情報漏洩など...
-
CRMシステムを活用したナーチャリング事例と成功さ...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
企業の経営手法の一つとして主流になりつつある「CRM」。また、CRMを活用したナーチャリングは、顧客定着に効果的なマーケ...
-
CRMとは?CRMを活用したマーケティング事例や導...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
マーケティングを行う上で、CRMの概要を知りたいという方も多いかもしれません。CRMをうまく活用できれば、自社における利...
-
ファン育成が企業におすすめの理由とは? 成功事例や...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
少子高齢化に伴う市場の縮小や顧客の価値観の多様化などによって、マーケティングは時代に即したやり方が求められています。その...
-
ブロックチェーンを活用したWeb3.0時代のファン...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
ファン活動と聞いて思い浮かべるのは、グッズの購入、イベントへの参加、SNSでのファン同士の交流などが多いかもしれません。...
-
業界別CXマネジメントのポイント【地方銀行編】
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
前回CXを向上させるためのPDCA実践編のコラムでは、CX(顧客体験価値)マネジメント(以下CXM)を実践するためのステ...
-
NFTでファン歴&熱量を可視化できる世界がやってく...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
近年、デジタル資産「NFT」が話題になっています。アートや音源、トレーディングカードをはじめとしたデジタル資産の売買が活...
-
「上野の森ブックフェスタ」に出展! 【絵本・児童書...
- 出版・電子出版・教育
DNPは、2022年5月3日~5日に開催された「上野の森ブックフェスタ」に『復刻書店 いにしえ』を出展いたしました。「も...
-
[AIコラム] なぜDNPがAIを? ー後半ー ~...
- 出版・電子出版・教育
- マーケティング・セールスプロモーション
DNPが進めるAI開発について、そのコンセプトや具体的な取組みについてお伝えする今回のシリーズ記事。コラム前半では、AI...
-
出版社の能力を活かすエコシステムを作り 「MDAM...
- 出版・電子出版・教育
雑誌の編集制作支援機能とアセットマネジメント機能を備えた総合誌面制作プラットフォーム「MDAM(エムダム)」。集英社が中...
-
データも進捗も、プラットフォームで一元管理。 「M...
- 出版・電子出版・教育
出版業界のDXが進みにくかった理由のひとつに、編集部や担当者レベルで独自の制作方法が用いられ、ワークフローの標準化が進ま...
-
「今までにないもの」を生み出すためには? デザイン...
- 出版・電子出版・教育
社会の変化するスピードが早く、先を見通しにくい今の時代。従来の考え方や方法論では課題解決が困難になるケースが増えています...
-
アセットマネジメントから脱して、新たな価値の探索を...
- 出版・電子出版・教育
多くの生活者にとって、Web、SNS、YouTubeなどスマートフォンを使った情報取得の割合が増える中、出版業界のビジネ...
-
一味違ったデジタルギフト、読み放題インセンティブの...
- 出版・電子出版・教育
主に商品の販促キャンペーンに利用されているデジタルインセンティブ。 低コストで素早く配布できるので、導入する企業が増えて...
-
雑誌のデジタルトランスフォーメーション 総おさらい
- 出版・電子出版・教育
雑誌のWebメディア化に向けて、ご紹介してきたコラムを一挙ご紹介します。 業界レポートや識者インタビュー、DNPの担当者...
-
出版市場にも広がるサブスクリプションサービス運営の...
- 出版・電子出版・教育
「出版市場にも広がるサブスクリプションサービス運営のポイント 前編」では、サブスク利用を始める前から始めた直後のポイント...
-
出版市場にも広がるサブスクリプションサービス運営の...
- 出版・電子出版・教育
今回は、過去に実施したセミナーでのアンケートで最も関心の高かったサブスクリプションビジネスについてご紹介いたします。サー...
-
Webメディア化を考える今、改めて問いたい3つの質...
- 出版・電子出版・教育
前回、印刷会社視点でみた雑誌ビジネスの“もったいない”についてご紹介しました。今回は、出版イノベーション事業部の会員ビジ...
-
雑誌ビジネスの“もったいない”って? コンテンツの...
- 出版・電子出版・教育
過去当コラムではwithnews奥山編集長に「紙に載った記事をそのままデジタル化してアウトプットするところの勘違い」や「...
-
出版社に聞いた『雑誌のデジタル化における課題』とは...
- 出版・電子出版・教育
出版業界の変革が問われる昨今、多くの出版社がDXを推進し、新たなデジタルサービスを構築しています。DNPも各出版様のDX...
-
withnews奥山編集長に聞く、Webメディア運...
- 出版・電子出版・教育
世の中のデジタル化が進み、大きな転換期を迎えているのは雑誌だけではありません。「紙からWEB・デジタルへ」という点におい...
-
【第6回】雑誌のWebメディア化における収益化
- 出版・電子出版・教育
過去5回にわたってご紹介してきた雑誌のWebメディア化についてのコラムも今回が最終回です。 市場分析、STPの選定、サー...
-
【第5回】雑誌のWebメディア化におけるSTP分析...
- 出版・電子出版・教育
第4回コラムでは、誰に向けてどのようなWebメディアとするか、を設計するためにSTP分析についてご紹介ました。今回は、M...
-
【第4回】雑誌のWebメディア化におけるSTP分析...
- 出版・電子出版・教育
ここまで順を追ってWebメディア化の意義を、そしてそのプロセスとして3C分析をご紹介してきました。分析結果はいかがでした...
-
【第3回】雑誌のWebメディア化に向けたプロセス~...
- 出版・電子出版・教育
第1回のコラムでは出版市場の振り返り・展望、第2回のコラムでは市場概況を踏まえ雑誌がWebメディア化することの意義につい...
-
【第2回】なぜ雑誌メディアをWebメディア化するの...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
前回のコラムでは「数字で見る!出版市場・生活者トレンド レポート」と題し、デジタルトランスフォーメーションを推進していく...
-
【第1回】数字で見る!出版市場・生活者トレンド レ...
- 出版・電子出版・教育
DNPは運用型モデルのサービスを提供し、出版市場の推移、生活者のメディア接触時間の推移から出版社がこれから取り組むべき、...
-
雑誌ブランドを活かしたWebメディア展開と事業構築...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
DNPは「出版社のウェブメディアの運用型広告の支援」「マッチング広告・タイアップ広告の推進」「読者起点の会員制デジタルサ...
-
出版社がこれから取り組むべき、デジタルトランスフォ...
- 企業コミュニケーション
DNPは出版市場の推移、生活者のメディア接触時間の推移から出版社がこれから取り組むべき、デジタルトランスフォーメーション...
-
メディア業界の2021年上半期を振り返る 【前編】
- 企業コミュニケーション
日々、目まぐるしく状況が変化するメディア業界。今回は、メディア企業の新規事業開発をサポートする株式会社メディアインキュベ...
-
現場レポート あのアイテムをデジタル化せよ!vol...
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
第三回目の対象物は、「大判設計図」です。サイズの大きい設計図は、どうしても保管時にかさばってしまいます。また、古いものは...
-
資料の電子化 予備知識(4) 〜データベース(検索...
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第8回】スキャン、画像処理を経て、画像データを保存すればデジタル化は完了ですが、DNPのデジ...
-
資料の電子化 予備知識(3)〜解像度編
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第7回】 スキャンをして画像補正を済ませたら、納品用データを作る工程に進みます。その際、重要...
-
現場レポート あのアイテムをデジタル化せよ!vol...
- BPO・業務効率化
- 出版・電子出版・教育
第二回目の対象物は、「ネガ・ポジフィルム」です。ネガ・ポジフィルムとは、銀塩カメラに使われるフィルムのことです。業務資料...
-
デジタルアーカイブの活用事例をみてみよう
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第4回】 「デジタルアーカイブ」は、公文書や文化財をデジタル化して保存することから始まりまし...
-
デジタルアーカイブ時代の幕開け!? 『e-文書法』...
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第3回】 会社法や税法などで保存義務が定められている一部の文書について、デジタルデータでの保...
-
デジタルアーカイブってこんなにも便利
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第2回】紙とデジタルデータ、どちらのほうが長持ちするかといえば、圧倒的に紙のほうが長期間の保...
-
今さら聞けない”デジタルアーカイブってなんだろう”
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第1回】デジタル化というと、ただスキャンしてデジタルデータにすれば良いと思われるかもしれませ...
-
資料の電子化 予備知識(1)〜スキャナ編
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第5回】ご要望に合わせて最適な機器や作業を組み合わせ、専門の担当者がワンストップでスキャン〜...
-
現場レポート あのアイテムをデジタル化せよ!vol...
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
帳票類から希少な保管物まで、さまざまな対象物を高品質なデジタルデータに変換する、DNPのデジタルアーカイブサービス。 限...
-
出版ビジネスは紙ビジネスからブランドビジネスへ。 ...
- 企業コミュニケーション
地域の人気パン屋さんのDXを推進し、パン屋さんと全国の消費者を独自の冷凍技術とITでつなぐフードテックのスタートアップ「...
-
出版社のDXはボトムアップから?新会社「KODAN...
- 企業コミュニケーション
DNPは独自の「P&I(印刷と情報)」の強みと、出版社の編集力・コンテンツ・ブランド・読者等の強みを掛け合わせ、新たな価...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る2020-2021...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る2020-2021...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る2020-2021...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る2020-202...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る 2020-20...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
分析・企画・実施・検証までワンストップ! 「BLM...
- 出版・電子出版・教育
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、出版市場の環境も大きく変化しています。 これまでの経験だけでは適確な判断を行うこと...