STEAM型次世代リーダー育成プログラム
26年度参加企業募集 若手社員が5日で成長を実感した、越境学習型研修プログラム
社員が高校生の探究活動に伴走し、リーダーシップや課題解決力を実践的に養う研修「STEAM型次世代リーダー育成プログラム」の、2026年度参加企業を募集しています。
プログラム提供の背景
「越境学習」とは、所属組織の枠を越え、 新たな環境で学ぶ取り組みのことです。社会の急速な変化と複雑化によって、企業の持続的成長のためには、多様な価値観を持つ人材の協働が不可欠となっています。従来の社内学習だけでは新しい知識や視点を得ることが難しく、イノベーション創出や課題解決力の強化には、異業種・異世代との交流を通じた越境学習が重要となっています。
DNPの「STEAM型次世代リーダー育成プログラム」は企業に向けた研修として、社員が高校生の探究学習に伴走し、異世代の中でリーダーシップを発揮する実践体験を提供します。
このプログラムは5日間・18時間の短期集中型で、未来の働く仲間でもある若い世代の多様な価値観に触れ、異世代協働におけるファシリテーションを通じて社員の主体性・創造性の成長を後押しします。
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※高校生側へ提供する探究活動プログラムは、DNPが東京大学 生産技術研究所 次世代育成オフィス(東大生研ONG*1)の学術指導を受けて開発しています。
東大生研ONGとは:次世代育成オフィス(ONG:Office for the Next Generation )は、東京大学 生産技術研究所内に、産業界と連携しながら、次世代を担うイノベーティブな人材育成のための教育・アウトリーチ活動の新しいモデルの創出、及び推進を目的として設立されました。理工系人材のみならず、未来社会をデザインできる人材の育成に向けて、工学や最先端技術の魅力、及び、科学技術と社会とのつながりを伝える取組みとして、STEAM教育を取り入れた産学連携による次世代育成の新しいモデルを創り出すことをめざしています。
2026年度研修 参加企業募集のご案内
開催概要
- 実施時期
- 2026年7~9月頃(予定)
- 所用時間
- ①事前研修:半日程度(オンライン)
②越境型実践 :終日1回+半日2回=計18時間(リアル)
③事後研修:半日程度(オンライン) - 開催方法・場所
- ・オンライン会議による事前・事後研修
・3日間リアル開催によるワークショップ(東京都・現地のみ) - 推奨受講対象者
- 企業の若手従業員(特に次世代リーダー候補)/20代後半~30代前半/管理職候補者
- 募集企業数
- 異業種・複数社での合同研修を想定
プログラム詳細(予定)
- ①事前オリエンテーション
- 社会人にとっての学びの必要性、高校生の学習背景、協働スキルまで、複数企業から集まった次世代リーダー候補たちと事前研修を行います。
- ②リーダーシップ実践のワークショップ
- 関東近郊から集まった高校生による社会課題解決への挑戦に、伴走しながら支援することで、リーダーシップを養います。実践後には同じ立場で活動する複数企業の社員が集まり、振り返りや困りごとへのサポートがあります。
・高校生との探究型グループワーク(社会課題解決型プロジェクト)
・異世代、異業種との意見交換、ディスカッション
・振り返り、成果発表 - ③事後研修
- 成長を振り返りとピア評価で整理します。研修活動を通した自己成長に目を向け、気づきを職場に生かす方法を検討します。
・終了後の振り返り、共有の研修
・リーダーシップが身近になる講演
- ※2025年実績のため、今後の調整により変更となる可能性がありますのでご了承ください。
ご好評いただいた2025年度の「社会人向けSTEAM型次世代育成プログラム」実証レポートはこちら
若手社員育成における企業の悩み
- ①社会の課題・多様な視点に触れる機会の不足
「若手社員が、社会や多様な視点に触れる機会が少ないような気がする」
- ②イノベーション創出に繋がる協働スキルの不足
「社内だけの学びだと、いろんな価値観をまとめる体験ってなかなか作れない…」
- ③リーダーシップやマネジメントの実践経験不足
「リーダーシップとかマネジメント、実際にやってみる場がもっとあればいいのに…」
5日間の越境体験で成長を促す、本プログラムが提供できること
①社会課題を知り、多様な視点や発想力を養う
オリエンテーションを通じて社会の現状を知り、社会課題を自分ごととして考える機会を提供。社員が高校生の探究活動に伴走し、社会課題の現状や解決への挑戦を間近で体験します。
異世代との意見交換やディスカッションを通じて、普段の業務では得られない多様な視点や発想力を養うことができます。デジタルネイティブである高校生の価値観や将来の顧客像を理解することで、企業の人材基盤強化や事業発展にもつながります。
②協働による課題解決を実践的に学ぶ
複数企業の若手社員と高校生が合同で社会課題解決型プロジェクトに取り組みます。異業種・異世代のメンバーと意見交換やグループワークを行うことで、価値観の違いを理解し、協働による課題解決力を実践的に学びます。振り返りや成果発表を通じて、業界を超えた視野やノウハウの共有が促進され、組織全体のイノベーション力向上にも寄与します。
③グループワークをファシリテートする実践体験
社員が高校生のグループワークを支援し、ファシリテーターとしてリーダーシップを発揮する機会を提供。異世代のメンバーをまとめ、課題解決に導く過程で、実践的なマネジメント力や巻き込み力を身につけることができます。事後研修では、自己成長の振り返りやピア評価を通じて、学びを職場に還元する方法も検討され、次世代リーダーとしての資質を高めます。
本プログラムによる人的資本投資でめざすこと
①次世代リーダーの育成
実践を通じて若手社員の主体性やリーダーシップ、マネジメント能力を強化し、企業の人材基盤を強化します。
② 異業種交流による相乗効果
複数企業から参加することで、業界を超えた視野やノウハウ共有が促進され、組織全体のイノベーション力向上につながります。
③未来の顧客ニーズの把握
高校生との交流を通じて、新たな価値観や将来の顧客像を理解し、自社事業の発展に活かすことが期待できます。
④教育領域への関与を通じた社会貢献
今後求められる、探究的な学びに企業が関与することは社会貢献活動(CSR)として高い意義があります。社員1人がこのプログラムに参加することで、5人の高校生と1人の大学生に社会課題の解決を探究するワークショップを提供できます。
STEAM型次世代リーダー育成プログラムの開発背景・概要はこちら
26年度プログラムへの応募方法
募集人数や費用等、具体的な条件をお知りになりたい企業様は以下の専用フォームよりご連絡ください。
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