基盤技術

DNPは、当時の最先端技術であった活版印刷事業で創業して以来、印刷技術を応用・発展させることでさまざまな分野にビジネス領域を拡げてきました。現在の幅広い印刷事業を支えている、さまざまな基盤技術を本の印刷プロセスを例に紹介します。

印刷プロセスから見る
DNPの基盤技術

印刷プロセス

この印刷プロセスで
使われている技術

  1. 1

    企画する
    何を印刷するのかアウトプットを検討する。

    企画・設計技術

  2. 2

    情報を処理する
    印刷のための原稿を整える。

    情報処理技術

  3. 3

    製版・刷版をつくる
    印刷のためのハンコをつくる。

    微細加工技術

    デジタル化の進展にともない、原稿の直接出力印刷もひとつの方法となってきましたが、大量部数を印刷するにあたっては、印刷機にセットする刷版を作成します。この刷版は、印刷方式ごとに異なります。刷版の作成でもワークステーションから直接出力する方法もあたりまえになってきました。一般的には刷版をつくるために一旦フィルム状の原稿を作成しますが、これを製版と言います。


    腐蝕によるグラビア製版

    この印刷プロセスで使われている技術

    微細加工技術

    印刷プロセスにおける刷版を作る技術から派生した技術で、金属、ガラス、樹脂などの基材に微細な加工をする技術。

  4. 4

    印刷する
    印刷機にかけ、刷る。

    精密塗工技術

  5. 5

    製本・加工を行う
    綴じる・断裁するなどして形を整える。

    後加工技術

印刷プロセスを支える技術