基盤技術

DNPは、当時の最先端技術であった活版印刷事業で創業して以来、印刷技術を応用・発展させることでさまざまな分野にビジネス領域を拡げてきました。現在の幅広い印刷事業を支えている、さまざまな基盤技術を本の印刷プロセスを例に紹介します。

印刷プロセスから見る
DNPの基盤技術

印刷プロセス

この印刷プロセスで
使われている技術

  1. 1

    企画する
    何を印刷するのかアウトプットを検討する。

    企画・設計技術

  2. 2

    情報を処理する
    印刷のための原稿を整える。

    情報処理技術

  3. 3

    製版・刷版をつくる
    印刷のためのハンコをつくる。

    微細加工技術

  4. 4

    印刷する
    印刷機にかけ、刷る。

    精密塗工技術

  5. 5

    製本・加工を行う
    綴じる・断裁するなどして形を整える。

    後加工技術

    複数のページが印刷された大きなシートをページ順になるように折り、重ねて綴じます。その後、余分な部分を断裁して、形を整えます。趣向を凝らした表紙をつける上製本などの場合は、本文の断裁の後でくるむこともあります。用途にあわせ、機能を持たせた形に加工します。

    印刷した紙を重ね綴じて、本の形にする

    • 折り・丁合
      印刷された紙を折り、
      ページ順にまとめる。

    • 綴じ
      丁合したものを綴じ、
      表紙をつける。
      中綴じ
      無線綴じ
    • 断裁
      仕上がり寸法にあわせて
      三方を正確に断裁する。

    この印刷プロセスで使われている技術

    後加工技術

    印刷後の製本など、各種加工を行う工程から派生。製品の使用目的や用途に合わせ、使い勝手のよいカタチに整える技術。製本、型抜き・組み立てなど、立体加工にはじまり、無菌充填など、システム開発にもつながっています。

印刷プロセスを支える技術