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メディカル・ヘルスケア

iPS細胞由来の実験用ミニチュア臓器「ミニ腸」を出展

医薬品・食品分野、先端医療分野の開発

大阪・関西万博で開催される「HEALTH DESIGN 輝き、生きる。Live Brighter」展示・イベント(6月21日〜29日)。DNPと国立研究開発法人国立成育医療研究センターが共同開発するミニ腸が、厚生労働省の展示物のひとつとして展示されます。ミニ腸とはヒトiPS細胞からつくられた、1.5mmほどのミニチュア臓器です。小さな風船のような構造ながら、吸収や蠕動(ぜんどう)など、人の腸と似たような機能を備えています。ミニ腸は、薬や食品が人の腸でどのように吸収されるかを調べる実験に活用されており、特に新型コロナウイルス(オミクロン株など)の腸内での増殖を調べる研究でも注目を集めました。このミニ腸の開発には、DNPの高度な微細加工技術が活かされています。現在は、品質向上や流通体制の整備など、実際の医療や研究現場でのさらなる活用に向けた取り組みを進めています。
DNPの携わった最先端の技術が、私たちの健康と命を支える一歩を切り拓いています。

微細加工技術についてはこちら

微細加工:成り立ちと発展

ミニ腸が展示されるイベント

実験で蛍光を発する物質を取り込んだミニ腸
実験で蛍光を発する物質を取り込んだミニ腸

※1 透明なミニ腸に明暗のコントラストを付けた画像

※2 蛍光物質を捉えた画像

※3 位相画像と蛍光像を重ね合わせた画像