サステナビリティ・メッセージ

CSR・環境委員長 常務取締役 井上 覚

CSR・環境委員長 常務取締役 井上 覚

企業と社会との持続的な成長のために ―信頼される企業になる―

企業は人財や資源、エネルギーなどを社会に依存して事業活動を行っており、持続可能な社会があって、はじめて成り立ちます。企業と社会のどちらもが持続可能な成長をとげていくためには、企業と社会との良好な信頼関係を築くことが重要と言えます。DNPは、あらゆるステークホルダーから常に信頼される企業であり続けるため、「価値の創造」「誠実な行動」「高い透明性(説明責任)」という3つの責任を掲げ、それを果たしていくための企業活動を推進しています。そしてこの取り組みの効果を最大化していくため、コーポレート・ガバナンスの充実とマネジメントの強化を図っています。

マネジメントの強化による企業価値の拡大

持続可能性に係るマネジメントでは、推進すべき重点テーマを明確にしています。経営戦略や事業分野など、DNPとして重要かつ優先しているテーマと、国連グローバル・コンパクト(10原則)や持続可能な開発目標(SDGs)などを中心とした、国際社会が重要視し、優先しているテーマの両方の側面から検討を重ね、「SDGs達成に貢献するビジネス」「公正な事業慣行」「人権・労働」「環境」「責任ある調達」「製品の安全性・品質」「情報セキュリティ」「企業市民」の8項目を重点テーマとして設定しています。あわせて、各テーマに中長期ビジョンと評価指標を設けてPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルを回すとともに、その取り組みが社会の目指す方向性と不一致がないように、有識者や機関投資家を始めとしたステークホルダーとのダイアログを通じて定期的に確認をし、マネジメントの改善に役立てています。

企業活動を通じて社会課題の解決を目指す

今日の社会は、気候変動や格差の拡大などグローバルな規模で多くの課題を抱えており、人類や地球そのものの存続にも大きな影響を与えかねない状況にあります。こうした事態に対し、2015年には、国際的な合意としてSDGsやパリ協定が採択されています。

企業に対しては、これらの課題解決に向けて創造性とイノベーションを発揮することが望まれています。DNPは、“社会の発展に寄与する”という創業時から続く志をもとに、企業活動を推し進めていく過程で社会に及ぼす負の影響を軽減していくだけでなく、新たな価値を社会に提供することを通じて、社会課題の解決に貢献していきます。

DNPは、社会が抱える課題に対して積極的に向き合い、企業としての成長と社会課題の解決が両立する持続可能な社会の実現を目指していきます。

CSR・環境委員長
常務取締役
井上 覚