大日本印刷が参画するメディア芸術コンソーシアムJV事務局が 文化庁「令和2年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」を実施

2020年4月10日

大日本印刷株式会社(DNP)と、マンガ・アニメーション・ゲーム・メディアアート産学官民コンソーシアム、一般社団法人マンガ・アニメ展示促進機構の3者が共同運営するメディア芸術コンソーシアムJV事務局は、「令和2年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」を実施する団体として、文化庁に採択されました。3者は同事務局を通じて、令和3年3月31日まで本事業を推進していきます。

背景

DNPは、平成29年度からメディア芸術連携促進事業、平成30年度からメディア芸術所蔵情報等整備事業に携わり、メディア芸術*1領域の史資料についての所在調査、収集、整理手法の研究、所蔵施設や専門人材のネットワーク構築、データベース構築等に取り組んできました。さらに今後、メディア芸術作品の利活用と鑑賞機会の創出を図り、メディア芸術作品に関するアーキビストやキュレーターなどの人材育成を支援することで、日本のメディア芸術の振興に繋げていくことを目指しています。

「令和2年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」について

メディア芸術連携基盤等整備推進事業とは、国内の各研究機関等のメディア芸術作品のアーカイブ化を支援し、所蔵情報等の整備を進めるとともに、産・学・館(官)の連携・協力により、メディア芸術の分野・領域を横断した調査研究等を実施することで、文化資源の運用や展開を推進する事業です。また、新たな創造の促進と専門人材の育成により、メディア芸術作品のアーカイブ化を継続的・発展的に実行していく協力関係の構築を目指しています。

○「令和2年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」の主な活動は、以下の3事業です。

1.メディア芸術の連携基盤整備推進に関する事業

所蔵館連携によるマンガ雑誌・単行本の協同保管・活用など、史資料の収集・保存・活用、分野横断プロジェクト、それらに係る人材育成等を目的とした連携基盤強化事業と、関係機関・関係者間の連携基盤整備推進に資する調査研究、情報収集を行う。

2.メディア芸術の情報基盤整備推進に関する事業

メディア芸術作品の保存・活用に必要な基盤の整備を目的として、「メディア芸術データベース(以下、メディア芸術DB)」のサービスについて設計・開発・実装を行い、外部にデータを提供するための手法について調査研究を行う。

3.メディア芸術のアーカイブ推進支援に関する事業

文化庁の補助金事業である「メディア芸術アーカイブ推進支援事業」の事務局運営業務、本事業で整備されたメタデータのメディア芸術DBへの登録に関する調査研究を行う。

○今年度、メディア芸術コンソーシアムJV事務局は、過年度までに実施してきたメディア芸術分野の調査研究、情報収集、史資料の収集・保存・活用の成果や、分野横断プロジェクト及び人材育成等プロジェクトの成果を継承するとともに、一層の連携構築に向けて3事業を一体的に実施し、その成果を報告会にて共有・公開します。

○各事業の開催イベント情報等は、「メディア芸術カレントコンテンツ」のWebサイト(http://mediag.bunka.go.jp/)で提供します。

「令和2年度メディア芸術アーカイブ推進支援事業」の公募について

メディア芸術コンソーシアムJV事務局は、本事業の「3.メディア芸術のアーカイブ推進支援に関する事業」において、以下のメディア芸術作品や関連資料について、整理、保存、修復、デジタル化、メタデータ作成、調査研究等に係る事業とそれらの公開、及びメディア芸術DBを利活用し潜在的ニーズを具現化する団体・事業を、「令和2年度文化芸術振興費補助金 メディア芸術アーカイブ推進支援事業」の対象として公募します。

〇補助金の対象分野

①日本の優れたメディア芸術作品:マンガ単行本・雑誌、アニメーション・特撮フィルム・DVD、ゲームソフト、アーケードゲーム、メディアアート作品等

②関連資料:原稿、アニメーション原画・絵コンテ、アニメーション・ゲーム設定資料、参考文献、機材・設計図等の作品保全に必要なデータ等

○公募受付期間:令和2年4月9日(木)~5月22日(金)

※新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言を受け、公募受付期間が延長となりました。

○詳しい募集案内や提出書類等は、文化庁ホームページ「令和2年度文化芸術振興費補助金メディア芸術アーカイブ推進支援事業について」をご確認ください。

今後の展開

10月には中間報告会、令和3年2月には最終報告会を開催し、関係企業・団体に当事業の成果を公開します。各企業及び団体とのさらなる連携・協力関係の構築を図り、メディア芸術作品のアーカイブ化の促進を支援していきます。


*1メディア芸術 : デジタル技術を用いて作られたアート(インタラクティブアート、インスタレーション、映像等)、アニメーション・特撮、マンガ、ゲームを対象としています。
*記載された情報は掲載日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。