レンズを使用しない顕微観察装置を開発するIDDKへ出資

バイオ・ヘルスケア分野でのシステム開発・事業展開からスタート

大日本印刷株式会社(DNP)は、2020年3月31日に、光学系の対物レンズや接眼レンズを使用しない顕微観察装置(マイクロイメージングデバイス:MID)を開発・販売する株式会社IDDKに出資しました。出資額は15百万円で、今回の出資によるDNPの持ち分比率は4%となります。

【IDDKのMIDについて】

IDDKが開発しているMIDは、半導体デバイスを使用しメッシュ状に並んだ微細なイメージセンサーで直接画像をデータとして取り込む方式のため、光学レンズを使用した従来の顕微鏡よりも装置が小型で、シャーレなどをMID に組み込んで内容物を観察するなどの使い方が可能です。また、光学レンズを使用しないため、広い視野での高解像度観察が可能になるほか、ピント合わせの操作を行う必要がなく、従来は使用できなかった水中や宇宙空間での観察が可能になります。

*IDDKのMIDについてはこちらをご覧ください。https://iddk.co.jp/app-def/S-102/iddk_wp/?page_id=140

接眼レンズを使用しないIDDKの顕微観察装置(MID)(右)と、画像を観察するためのパソコン(左)

【DNPの今後の取り組み】

DNPグループは、「食とヘルスケア」を事業の成長領域の一つとしており、「P&I」(印刷と情報)の独自の強みを活かして、安全で質の高い生活を支え、生涯にわたる健康維持をサポートする価値の創出に取り組んでいます。DNPはまた、デジタル化・ネットワーク化が進むなか、印刷で培ってきた文字や画像の情報処理とAI(人工知能)技術を活用した事業開発を進めています。

今後DNPは、今回の出資によって、IDDKが保有する顕微観察技術とDNPの画像解析技術などの強みを掛け合わせて、細胞の観察や細菌の測定など、バイオ関連やヘルスケア分野でのシステム開発や事業展開を進めていきます。


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