活版印刷による本づくりの工程が間近に見られる文化施設 「市谷の杜 本と活字館」を2/11より一般公開

活字の製造から、文字組み、印刷・製本まで、動態展示で紹介する“リアルファクトリー”

2021年2月10日

大日本印刷株式会社(DNP)は、東京都新宿区の事業拠点において、1926(大正15)年の竣工以来「時計台」の愛称で親しまれてきた旧営業所棟の建物を修復・復元し、活版印刷の技術と本づくりの魅力を伝える文化施設「市谷の杜 本と活字館」として、2021年2月11日(木・祝)より一般に公開します。

*「市谷の杜 本と活字館」WebサイトURL :https://ichigaya-letterpress.jp/

当館は、2020年11月19日にプレオープンし、出版社や報道関係の方などに限定的に公開しながら、一般公開に向けて準備を進めてきました。今回、新型コロナウイルスの感染防止対策として少人数での予約制をとるなどの体制を整えてグランドオープンします。

○所在地 : 東京都新宿区市谷加賀町1-1-1

○開館時間 : 平日 11:30~20:00、土日祝 10:00~18:00(休館:月曜・火曜、祝日の場合は開館)

○入場無料/完全予約制(予約の受付は、Webサイトで2月1日から受け付けています。)

*なお、緊急事態宣言の期間中は、説明員によるアテンドを控えさせていただきます。

*当館の詳細は、プレオープンのリリース(2020年11月25日発表)をご覧ください。https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158910_1587.html


●「印刷所」(1階)

作字/鋳造/文選/植字/印刷/製本の6つの工程に分けて、活字と本づくりについて詳しく紹介します。館内の印刷物のほとんどは、実際にここで印刷しています。昭和初期に動いていた活版印刷機も修理・復元して展示しており、活版印刷や製本の職人がここで作業しています。

●「喫茶」(1階)

来館者のノドを潤すカフェスタンドがあります。地階の記録室や2階のベンチで景色を楽しみながら、また機械の回る音を聞きながら、コーヒーなどをお楽しみいただけます。>

●「制作室」(2階)

卓上活版印刷機やリソグラフ、レーザーカッターなどを利用してオリジナル印刷物が作れるスペースです。さまざまな印刷や本づくりの作業を体験していただけます。(なお、緊急事態宣言中は、体験の実施を控えています。)

●「記録室」(地階)

当館に関連する映像のアーカイブやDNPの歴史を紹介するコンテンツをタブレット端末でご覧いただけます。また、大正時代から、地中で「時計台」を支えてきた松の杭(くい)を展示しています。休憩スペースとしてもご利用ください。

●「展示室」(2階)

活字と本づくりに関連する企画展を開催します。開館記念展「時計台の修復・復元」では、この建物の修復・復元の工程の資料や映像を公開しています。また、当館のロゴマークやサインの制作プロセスの資料などもご覧いただけます。展示内容は、4カ月ごとに更新する予定です。(「開館記念展」は5月30日まで。)

●「購買(ショップ)」(2階)

本づくりに関する知識を豊かにする印刷・製本・タイポグラフィ関連の書籍や、活版印刷・特殊加工などの技術でつくられた厳選の「紙関係」の商品、製本のための専門的な道具やキットなどを販売しています。