2021年4月14日

大日本印刷と産経新聞社の「ライフラ合同会社」情報銀行の事業化に向けた実証事業を開始

生活者の豊かな人生を支援するスマートフォン向けアプリ「ライフラプラス」

大日本印刷株式会社
株式会社産業経済新聞社

大日本印刷株式会社(以下:DNP)と株式会社産業経済新聞社(以下:産経新聞)の合弁会社「ライフラ合同会社」は4月14日にスマートフォン向けアプリ「ライフラプラス」を開発し、情報銀行*1の事業化に向けた実証事業を約1年間の予定で開始します。ライフラプラスは生活者本人の同意に基づいてパーソナルデータを預かり、個々の属性や興味・関心に合わせた最適な製品・サービス・イベントなどの情報を提供するもので、生活者一人ひとりの生活の質の向上や自己実現を支援します。

「ライフラプラス」アプリイメージ(左) / 記事サイト「ライフラプラスONLINE」イメージ(右)

【サービス概要】

ライフラプラスは、「健康」「趣味」「生活関連」「知識・教養」などのテーマを中心に、生活者の興味・関心の高い情報を無料で提供します。

1.生活者の興味・関心にあった企業からの情報を提供

ライフラプラスは、生活者の同意に基づいて預かったパーソナルデータを安心・安全に管理し、生活者の許諾に応じて、本実証事業に参画する各サービス事業者に提供します。食品、金融、教育、エンタメなど幅広い業種より本実証事業に参画するサービス事業者を募り、生活者に対してパーソナルデータに基づいた最適な情報を提供します。

2.生活者のライフログに基づいた情報を提供

ライフラプラスは、生活者個々の生活に寄り添い、生活者の同意に基づいて収集した生活の記録(ライフログ)を活用したサービスを提供します。第一弾として、科学的根拠に基づいた質の高い脳活トレーナー「CogEvo®(コグエボ)」*2と連動し、楽しみながら認知機能のトレーニングをおこない、トレーニングデータを蓄積します。さらに、蓄積されたトレーニングデータにあわせて、さまざまな情報を提供していきます。

3.DNPと産経新聞の強みを生かしたサービス

DNPが構築した情報銀行の基盤と、産経新聞が持つニュースやイベントなどのコンテンツ力・情報発信力を活かして、生活者の興味・関心に応じた情報の提供を行います。

ライフラプラスに会員登録した生活者向けに、「健康」「趣味」「生活関連」「知識・教養」などのテーマを中心とした記事サイト「ライフラプラスONLINE」を開設するほか、産経新聞社が主催または共催する美術展・スポーツなどの各種イベントの優待情報を提供する予定です。

■ライフラプラスの概要

サービス名

ライフラプラス

利用価格

無料

推奨環境

iOS 14以上、Android 9.0以上。(iPodTouchなどの端末は対象外)

【今後の展開】

ライフラ合同会社は、実証期間中に本事業に向けたアプリ機能の拡充、サービス開発の強化を図っていくとともに、実証に参画いただけるサービス事業者を幅広く募り、生活者のライフステージに合わせたさまざまなサービスを展開していきます。


大日本印刷株式会社本社:東京都新宿区 社長:北島義斉 資本金:1,144億円
株式会社産業経済新聞社本社:東京都千代田区 社長:飯塚浩彦 資本金: 31億7,219万円
ライフラ合同会社本社:東京都新宿区 代表職務執行者:穂積修二、池誠二郎 資本金:9,000万円


*1 生活者の属性情報や日常生活で蓄積されるパーソナルデータを本人の同意に基づいて預かり、同意の範囲内で利活用していく情報流通の仕組み。
*2 CogEvo(コグエボ)のWebサイトはこちら → https://cog-evo.jp/
科学的根拠とは、既知の学会発表(https://tbcare.jp/wp/wp-content/uploads/A060.pdf)や、「教育現場・学習支援において長年使われてきたデジタルパズル」の実績、「高次機能障害の認知リハビリテーションツールとして使われてきた実績」をベースとしています。
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