2015年2月2日

印刷物の一部がモニターになった販促ツールを発売

開くとその場で動画が視聴できるダイレクトメールやパンフレットで訴求力を大幅UP!

大日本印刷株式会社
株式会社グリーンハウス

大日本印刷株式会社(以下:DNP)と、コンピュータ周辺機器などを製造・販売する株式会社グリーンハウス(以下、グリーンハウス)は、ダイレクトメール(DM)やパンフレットなどの印刷物に小型モニターを組み込んだ販促ツール「DNP小型モニター付きパンフレット」を2月2日に発売します。開くとその場で音声付き動画を表示することで、商品への興味・理解を促進する新しい販促ツールです。

【開発の背景】

近年、店頭では、ポスターやPOP(店頭販促物)に加えて、デジタルサイネージ(電子看板)や電子POPを活用して、商品の使い方や詳細情報を音声付き動画などで提供する販促手法が一般的になっています。郵送で生活者に直接情報を届けるDMでも、動画を組み合わせて効果を高めたいというニーズがありますが、従来は、ウェブサイトへ誘導して動画を視聴してもらう方法が一般的で、動画へのアクセス率の低さが課題となっていました。そこでDNPとグリーンハウスは、印刷物に組み込まれた小型モニターで音声付き動画を表示する販促ツール「DNP小型モニター付きパンフレット」を開発しました。印刷による商品説明に音声付き動画を加えることで、商品の訴求力向上や理解促進が期待できます。また、動画が閲覧できることを封筒などに表示しておくことで、生活者の興味を喚起し、開封率の向上が期待できます。

【新製品の概要】

印刷物に組み込まれた小型モニターで音声付き動画を表示する販促ツールです。生活者は、印刷物を開くだけで動画にアクセスできるため、動画の閲覧機会の向上が期待できます。ファンクションボタンでは、標準仕様で、動画の再生・停止・送り・戻し、音声のボリューム調整ができます。オプションで、動画コンテンツの選択や音声録音の機能をファンクションボタンに設定することも可能です。

リチウムイオン電池を使用した小型モニターの場合、折り曲げなどの加圧による事故のリスクがあります。また、リチウムイオン電池は、資源有効利用促進法に従って回収・再利用する枠組みの構築が必要なため、大量に配布する販促ツールとしての活用は困難です。新製品は乾電池で駆動するため、取り扱いが容易で、手軽にDM以外にも、パンフレットやノベルティグッズなどに活用できます。

DNPは、仕掛け絵本のようなインパクトのある外装加工などの印刷技術のほか、印刷と動画の相乗効果で訴求力を高めるコンテンツを提案し、企業のDMを支援します。

電源

単4乾電池×2本

ディスプレーサイズ

2.8インチ *オプションで3.5インチ、4.3インチ

解像度

320×240ピクセル

再生時間

約120分(アルカリ乾電池使用時)

ファンクションボタン

再生、停止、送り、戻し、ボリューム調整

* オプションでコンテンツ選択、音声録音の設定が可能

* 乾電池を入れ替えれば繰り返し利用できます。

* DMの場合、仕様ごとに発送テストが必要となります。

【価格と今後の取り組み】

価格は、ロット、印刷仕様などにより個別見積もりとなります。例えば、表裏4色の印刷物に2.8インチモニターを組み込んだ場合、10,000部ロットの単価は4,200円(税抜き)です。

DNPとグリーンハウスは、自動車販売店のカタログ、食品メーカーや化粧品メーカーの店頭説明用の商品案内、出版社の動画付き絵本、グリーティングカードなど、2015年度に100,000部の受注を目指します。

 

大日本印刷株式会社      本社 : 東京  代表取締役: 北島義俊  資本金 : 1,144億円
株式会社グリーンハウス  本社 : 東京  代表取締役 : 小沢武史  資本金: 9,600万円
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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