2015年3月9日
スマートフォン向け口座開設サービスを短期間・低コストで実現するアプリを開発
基本機能を共通化し、画面の色・ロゴ・規約などをカスタム仕様で提供
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、スマートフォンによる銀行口座開設に必要な基本機能を共通化することで、サービス導入に関わる期間を短縮し、コストを低減する「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」を3月31日から提供します。
【開発の背景】
スマートフォンをよく利用する若年層の銀行口座開設を促進するため、多くの銀行がスマートフォンでの口座開設サービスの導入に取り組んでいます。DNPは2014年2月より、口座開設の申込データと運転免許証等の本人確認用の画像データをスマートフォンから送信できる口座開設アプリを提供しており、メガバンクや地方銀行などに導入してきました。今回、これらの実績で培ってきたノウハウを活かし、基本機能を共通化することで開発の期間やコストを低減できる「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」を開発しました。アプリ画面の色を各銀行のコーポレートカラーに合わせるなどのカスタマイズを行った上で提供します。
【DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリの概要】
DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリは、スマートフォンのカメラで撮影した運転免許証等の本人確認用の画像データと、氏名・住所等の申込データをサーバーに送信するだけで、口座開設の申込ができるアプリです。申込から口座開設までの期間が短縮されることで生活者の利便性が向上し、銀行にとっても新規口座の拡大につながります。DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリの特長は以下の通りです。
- 基本機能を共通化することによって、従来よりも短期間・低コストでサービスの導入を実現します。さらに、スマートフォンOSのバージョンアップ時に必要なアプリの動作検証のコストも低減できます。
- 東芝ソリューション株式会社の「クラウド版免許証OCR(Optical CharacterReader:光学文字認識)」機能を使用しています。スマートフォンのカメラで撮影した運転免許証をOCRで読み取り、氏名・生年月日・住所を自動的に文字データ化することによって、入力の手間や記入ミスを軽減します。
- セキュリティが高いSSL通信でデータを送信することにより、安全性を高めています。
- 銀行のコーポレートカラーに合わせて画面の色を設定できるほか、会社やサービスのロゴ、同意事項や注意書き、支店検索メニューなどを銀行独自にカスタマイズ設定できます。
【今後の展開】
DNPは、DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリに関連した事業を拡大し、2017年度までの3年間累計で4億円の売上を目指します。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
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