2015年11月25日
食堂等でのおすすめメニュー表示用「DNPデジタルメニューボード」を発売
タブレット端末で料理を撮影し簡単操作でデジタルサイネージにメニューを表示
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、社員食堂や飲食店の入口などに設置して、その日のおすすめ料理やメニューを写真とともに表示するデジタルサイネージ(電子看板)システム「DNPデジタルメニューボード」を、11月25日に発売します。
本システムは、タブレット端末での料理写真の撮影と簡単な文字情報の入力で、デジタルサイネージに表示するメニューを更新できます。
【発売の背景】
社員食堂や飲食店では、入り口付近に本日のおすすめ料理やメニューの実物サンプルを置いたり、写真をコルクボードに貼り付けたりして紹介しています。しかし、利用者が集中する時間帯では、サンプルや写真が見づらくなるほか、食品をサンプルに使用する場合のロス、その日の料理写真をプリントして陳列する作業負荷なども高く、大画面のデジタルサイネージを導入して、写真入りメニューを表示したいというニーズがあります。しかしこの場合、デジタルカメラで撮影した画像をパソコンに取り込み、パソコンでコンテンツを作成し、ネットワークや記録メディアを介してデジタルサイネージ機器にコンテンツを登録する作業が必要で、開店前の忙しい時間帯にこの作業を行うことが、店舗スタッフの負担となっていました。これらの課題に対して、今回開発したDNPデジタルメニューボードは、パソコンを利用することなく、タブレット端末で料理を撮影し、簡単な入力操作で、デジタルサイネージ上のメニューが更新できるため、業務の効率化を実現します。
【DNPデジタルメニューボードの概要】
43インチの大画面でおすすめ料理やメニューなどを表示するデジタルサイネージシステムです。長身のスタンドを用いてデジタルサイネージを高い位置に取り付けることにより、メニューの見やすさが向上します。
タブレット端末で料理を撮影したあと、専用のアプリを使って料理名、カロリー、塩分量などを入力するだけでデジタルサイネージにコンテンツを登録できます。料理の撮影からデジタルサイネージ表示までの手順を簡素化することで、店舗スタッフの作業負荷を軽減します。
タブレット端末用のアプリには、メニュー表示用のデザインテンプレートが備わっており、導入後すぐに利用できます。デジタルサイネージに表示する料理の数や、表示項目(料理名、価格、カロリー、塩分など)は、食堂事業者の要望に合わせて、個別に設定してから納入します。
<システム構成>
1. デジタルサイネージ
外寸(スタンド含む) | 高さ2045×幅1000×奥行き875(mm) 4段階の高さ調整可 |
重量 | 約46kg |
ディスプレーサイズ | 43インチ |
その他 | Wi-Fi対応メディアプレーヤー、キャスター付きスタンドを標準装備 |
*オプションで、モバイル回線に対応したメディアプレーヤー付きデジタルサイネージの提供も可能です。本オプションにより、遠隔地からタブレット端末でメニュー更新が行えるようになります。
2. タブレット端末
外寸 | 高さ11.9×幅294.8×奥行き192.4(mm) 本体のみ |
重量 | 約800g |
ディスプレーサイズ | 11.6インチ |
OS | Windows 8 |
【価格】
1式 700,000円
* 税抜き単価です。送料、設置費、オプション費は含みません。
【売上目標】
DNPは、社員食堂や飲食店を運営している企業や学校、病院、サービスエリア、公共施設などに本システムを提供し、2017年度までの3年間累計で、2億円の売上を見込みます。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
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